2014年4月18日金曜日

Instant Crush ダフト・パンク (Daft Punk ft. Julian Casablancas)

一体何について歌っている曲なのかわからず苦労しましたが,SongMeaningにあったコメント(解釈)のお蔭でかなり助かりました。そこでまず最初に参考にしたその解釈の背景についてお知らせしておきます。この曲の歌詞に登場する主要人物は,男性主人公,彼の友人(男性),彼の別の友人(彼の友人の彼女/相手)です。要するに,この曲は彼女に片思いした主人公が,彼女ともっと親しくなった方がいいのか,このまま友達でいた方がいいのか,それともいっそなにもかも投げ出してしまおうかと自問自答するという内容です。
It's a bit hard for me to understand what's the song's talking about.  It's a comment on my favorite SongMeaning.com that helped me a lot.  Before going any further, let me tell you about the background of the interpretation that I followed : It has three main characters, a guy (the protagonist), his friend (he) and his another friend who is his friend's girlfriend (the second person).  In a nutshell, it's a song in which the protagonist talks to himself whether he should get closer to (or intimate with) the second person or should stay as a friend or just quit everything altogether.
Instant Crush  (Daft Punk ft. Julian Casablancas)
I didn't want to be the one to forget
I thought of everything I'd never regret
A little time with you is all that I get
That's all we need because it's all we can take

One thing I never see the same when your 'round
I don't believe in him - his lips on the ground
I wanna take you to that place in the "Roche"
But no one gives us any time anymore

He asks me once if I'd look in on his dog
You made an offer for it then you ran off
I got this picture of us kids in my head
And all I hear is the last thing that you said

'I listened to your problems
Now listen to mine'
I didn't want to anymore

And we will never be alone again
'Cause it doesn't happen every day
Kinda counted on you being a friend
Can I give it up or give it away

Now I thought about what I wanna say
But I never really know where to go
So I chained myself to a friend
Cause I know it unlocks like a door

It didn't matter what they wanted to see
He thought he saw someone that looked just like me
The summer memory that just never dies
We worked too long and hard to give it no time

He sees right through me it's so easy with lies
Cracks in the road that I would try and disguise
He runs his scissor at the seam in the wall
He cannot break it down or else he would fall

1000 lonely stars, hiding in the cold
Take it, I don't want to sing anymore

'I listened to your problems
Now listen to mine'
I didn't want to anymore

And we will never be alone again
'Cause it doesn't happen every day
Kinda counted on you being a friend
Can I give it up or give it away

Now I thought about what I wanna say
But I never really know where to go
So I chained myself to a friend
'Cause I know it unlocks like a door...

I don't understand, don't get upset, I'm not with you...
We're swimming around, it's all I do,
when I'm with you

あの時のことを忘れるような
そんなヤツにはなりたくなかった
ああしよう,こうしようって
楽しい思い出になるような
ことも色々考えた
だけどもう今は
ほんのわずかな時間しか
お前には会えないけど
それでもそれがあればいい
だって今のところは
それくらいしかできないんだから

お前がそばにいる時は
いつもと何かが違ってる
あいつは油断できないぞ
いちいちわざとらしいんだよ
Rocheにあるあの場所へ
お前を連れて行きたいけど
だけどもう2人には
そうする時間はないんだな 

あいつに頼まれたことがある
犬を見て来てくれないかって
お前は行くって言ったのに
すぐに止めたって言い出した
子どもだった2人のことは
今もハッキリと覚えてる
だけど今聞こえて来るのは
お前が最後に言ったことだけ

「そっちの話は聞いたから
今度はこっちの話も聞いてよ」
だけどそれはイヤだったんだ

もう2人っきりにはなれないんだ
だってそんなこと
滅多にあることじゃないんだから
今までは友達みたいに振る舞って
お前に期待してたけど
そんなことはもう止めて
諦めた方がいいのかな
それとも逆に覚悟を決めて
勝負に出た方がいいんだろうか?

色々考えた
今まで言いたかったこと
だけどそんなことしても
どうすればいいのかなんて
本当のところはわからない
だから自分から
「友達」のままでいることにした
だってそうすれば
いつかチャンスがあるかもしれない
そんな風に思ってるから

関係ないよ
他人がどう思うかなんて
わかったつもりになってるけど
あいつにはこの俺の
本当の姿が見えてない
あの夏の思い出は
いつまででも残ってる
そのことを考えないように
今まで色々頑張ったけど
いい加減限界だよ

あいつにはお見通しなんだよ
ウソをついてもすぐわかる
まるで道にできたひび割れみたいに
目だたないように直そうと
頑張ってみてもダメなんだ
壁に出来た縫い目のところに
あいつはハサミをもっていくけど
そこを断ち切って
壁を壊すことはできない
そうしたら自分も倒れてしまうから

冷たい空気に包まれて
無数の星が
夜空で孤独に輝いてる
わかったよ
もうこの話は終わりにしよう

「そっちの話は聞いたから
今度はこっちの話も聞いてよ」
だけどそれはイヤだったんだ

もう2人っきりにはなれないんだ
だってそんなこと
滅多にあることじゃないんだから
今までは友達みたいに振る舞って
お前に期待してたけど
そんなことはもう止めて
諦めた方がいいのかな
それとも逆に覚悟を決めて
勝負に出た方がいいんだろうか?

色々考えた
今まで言いたかったこと
だけどそんなことしても
どうすればいいのかなんて
本当のところはわからない
だから自分から
「友達」のままでいることにした
だってそうすれば
いつかチャンスがあるかもしれない
そんな風に思ってるから

わからないよ
そんなに怒らないでよ
別につきあってるわけじゃない
ただ何をするでもなく
泳ぎまわっているだけだ
それくらいしかやらないよ
2人で一緒にいる時は

(余談)

この歌詞,フレーズ,フレーズはわからなくもないのですが,全体として読むと一体何のことだかいまひとつわからないという不思議な歌詞です。曲調は80年代っぽく,ミュージック・ヴィデオはBen Stiller主演の「ナイト・ミュージアム」を思わせる作りになっていますが,それが歌詞の理解にいささかでも役立つかというと,まったくそんなことはないのが残念です。

5 件のコメント:

  1. この曲大好きです
    和訳すばらしいです
    ありがとうございます

    返信削除
  2. 大変わかりやすい和訳ですね!
    ありがとうございます!!

    返信削除
  3. 人形の動画いいよね

    返信削除
  4. daftpunk休止?解散?したので、好きだけど意味がわからなかったこの曲の歌詞を探してここに来て、ああ以前も見てもわからなかったんだ、ということを思い出しました。そういうところも含めて80年代ぽいですね。カルチャークラブのTime、デュランデュランのReflexらへんのわかりにくさを想起します。いつも的確な訳、ありがとうございます!

    返信削除
    返信
    1. コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。お話しの曲は存じませんでしたがそう伺うと俄然興味が沸いて参りました。いずれにせよ拙訳がヒロ様のお役に立てたとすればなによりです。

      削除