http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2014/03/this-is-how-we-roll-florida-georgia-line.html
それがあったので,今回も「YOLO (You Live Only Once) 人生は一度きりやりたいことやったもん勝ち」的な曲だと思っていたのですが,実際は人生を歌った正統派のカントリー・ソングでした。
Wow, that's not what I expected. Their This Is How We Roll which I posted before sounded like a country and hiphop blend. http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2014/03/this-is-how-we-roll-florida-georgia-line.html
Knowing its lyrics, this time I had expected something like YOLO kind of things. What I actually heard, however, was a classic country song about life.
Dirt (Florida Georgia Line)
You get your hands in it
Plant your roots in it
Dusty head lights dance with your boots in it (dirt)
You write your name on it
Spin your tires on it
Build your corn field, whiskey
Bonfires on it (dirt)
You bet your life on it (yeah)
[Chorus]
It's that elm shade red rust clay
You grew up on
That plowed up ground
That your dad
Damned his luck on
That post game party field
You circle up on
And when it rains
You get stuck on
Drift a cloud back
Behind county roads
That you run up
The mud on her jeans
That she peeled off
And hung up
Her blue eyed
Summer time smile
Looks so good that it hurts
Makes you wanna build
A 10 percent down *
White picket fence house on this dirt
(Rosie and I had five children. One died at birth. They were tough times, tough years, but we did okay.)
You've mixed some sweat with it
Taken a shovel to it
You've stuck some crosses and some painted **
Goal posts through it
You know you came from it
And some day you'll return to
[Chorus]
This elm shade red rust clay
You grew up on
That plowed up ground
That your dad
Damned his luck on
That post game party field
You circle up on
And when it rains
You get stuck on
Drift a cloud back
Behind county roads
That you run up
The mud on her jeans
That she peeled off
And hung up
Her blue eyed
Summer time smile
Looks so good that it hurts
Makes you wanna build
A 10 percent down
White picket fence house on this dirt
(I asked Rosie one time if she wanted to travel and see the world. "No", she said, "the world comes right to my window, every day, even if it is broken.")
(dirt, dirt, dirt)
You know you came from it (dirt)
And some day you'll return to
This elm shade red rust clay
You grew up on
That plowed up ground
That your dad
Damned his luck on
That post game party field
You circle up on
And when it rains
You get stuck on
Drift a cloud back
Behind county roads
That you run up
The mud on her jeans
That she peeled off
And hung up
Her blue eyed
Summer time smile
Looks so good that it hurts
Makes you wanna build
A 10 percent down
White picket fence house on this dirt
Makes you wanna build
A 10 percent down
White picket fence house on this dirt
(See, Rosie was right about two things. You don't have to see the world to be worldly. Just raise good children, bake good enough pies, and the world'll come right to your window. She was right about something else, too. I built that baseball diamond way too close to the kitchen.)
You know you came from it
And some day you'll return to it
(いいことを教えてやるよ。1968年は別に特別な年じゃなかった。畑は耕さなきゃいけなかったし,雨も少なかった。ただその年からあいつ[Rosie]が毎日畑に昼飯を届けてくれるようになったんだ。)
自分から
望んでそこに住みついた
ブーツを履いて地面に立つと
ヘッドライトの光のなかで
細かな埃が舞っていた
地面に自分の名前を書いて
そこを車で駆け抜けた
畑にトウモロコシを植え
ウィスキーを醸造し
その上でたき火した
お前の人生が
間違いなくそこにある
[Chorus]
楡の木が日陰を作る
赤茶けた土の上
それがお前のふるさとだ
あの耕した畑の上で
お前は成長していった
お前の親父は
そこで自分の運の悪さを嘆いてた
試合の打ち上げパーティも
そこでやってたし
仲間と集まる時もそこだった
雨が降るとぬかるんで
そこから抜けられなくなった
駆け上がると
雲のように土埃が
田舎道に舞い上がる
泥のついたジーンズを
あの子は脱いで
そばに掛けてた
あの夏の日
笑顔の奥の青い目が
あまりにかわいくて
見てるだけで切なくなって
思わず少し値段の下った *
白い垣根に囲まれた
家を買いたくなったんだ
今こうしてるこの場所に
(5人の子どもに恵まれたよ。1人は死産だったけどな。あの頃は本当に大変だったけどそれでもどうにかやってきた。)
そこでは色々苦労もしたし
必死にあれこれやってきた
何度か葬式にも出たし **
ペンキを塗ったゴールポストもそこに作った
わかってるだろ?
そこが自分の故郷で
いつかはそこに戻るんだって
[Chorus]
楡の木が日陰を作る
赤茶けた土の上
それがお前のふるさとだ
あの耕した畑の上で
お前は成長していった
お前の親父は
そこで自分の運の悪さを嘆いてた
試合の打ち上げパーティも
そこでやってたし
仲間と集まる時もそこだった
雨が降るとぬかるんで
そこから抜けられなくなった
駆け上がると
雲のように土埃が
田舎道に舞い上がる
泥のついたジーンズを
あの子は脱いで
そばに掛けてた
あの夏の日
笑顔の奥の青い目が
あまりにかわいくて
見てるだけで切なくなって
思わず少し値段の下った
白い垣根に囲まれた
家を買いたくなったんだ
今こうしてるこの場所に
(前に聞いたことがあるんだ。世界中を旅して色々な経験をしたかったんじゃないかって。そしたらこう言ったよ。「いいの,色々な経験ならここで十分できたから。いいことばかりじゃなかったけど」って。)
わかってるだろ?
そこが自分の故郷で
いつかはそこに戻るんだって
楡の木が日陰を作る
赤茶けた土の上
それがお前のふるさとだ
あの耕した畑の上で
お前は成長していった
お前の親父は
そこで自分の運の悪さを嘆いてた
試合の打ち上げパーティも
そこでやってたし
仲間と集まる時もそこだった
雨が降るとぬかるんで
そこから抜けられなくなった
駆け上がると
雲のように土埃が
田舎道に舞い上がる
泥のついたジーンズを
あの子は脱いで
そばに掛けてた
あの夏の日
笑顔の奥の青い目が
あまりにかわいくて
見てるだけで切なくなって
思わず少し値段の下った
白い垣根に囲まれた
家を買いたくなったんだ
今こうしてるこの場所に
思わず少し値段の下った
白い垣根に囲まれた
家を買いたくなったんだ
今こうしてるこの場所に
(母さんが言ってたことで間違ってなかったことが2つある。別に世界中を旅しなくても,世の中のことならわかる。子どもをちゃんと育てて,まともなパイが作れたら,わざわざ他所まで行かなくても世の中のことくらいはわかる。もう一つあったな。間違ってなかったことが。確かにホームベースがちょっと台所に近すぎたな。」
わかってるだろ?
そこが自分の故郷で
いつかはそこに戻るんだって
(補足)
* A 10 percent down ・・・ 正直なところ本当にこれが正しいのかは不明ですが,一応「少し値段の下った」と訳しておきました。要するに「結婚する」ということだと思われます。
** You've stuck some crosses and some painted, Goal posts through it ・・・ 直訳すると「何本かの十字架とペンキを塗ったゴールポストをその中(=dirt 地面)に突き立てた」となります。
()で囲んだ部分はミュージック・ヴィデオに登場する初老の男性が語るセリフです。
(余談)
和訳しながら「ああrapgenius(ラップやヒップホップの歌詞を解説してくれるサイト)のカントリー版,いわばcountrygeniusがあったなら・・・」と何度思ったかしれません。
カントリー・ソングというのは,アメリカの地方文化(農業文化)と密接に結びついているため,それに関するある程度の知識がなければ,なかなか深い所までは理解できないと思われるためです。いわゆる「昭和な価値観」をある踏まえていなければ,日本の演歌が理解できないのと同じかもしれません。
思えば日本の「ガラケー」は,ガラパゴス島のイグアナのように,日本といういわば孤立した環境に非常に上手く適応し,逆に適応しすぎてしまったために,絶滅の危機に瀕してしまっているわけですが,そういう意味で言えば,カントリー・ミュージックも,アメリカの地方文化にあまりに適応しているがために,アメリカ国内以外ではなかなか広がっていきにくいようです。
したがって,カントリーをアメリカ国外に広めようとすれば,世界的に既に受け入れられているEDMやヒップホップの力を借りるのが正しい道であるように思われますし,実際にカントリーとEDMを組み合わせたAviciiのWake Me Upは世界的にヒットしています。
仮にそれが正しいとすると,以前取り上げた彼らの This Is How We Rollは,カントリーとヒップホップを組み合わせたという点で方向性は間違っていないのかもしれません。
http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2014/03/this-is-how-we-roll-florida-georgia-line.html
当方10代なのでカントリーソングなるものにはほとんど縁がありませんでしたが、この曲は耳慣れたリズムで作られているのでとてもすんなりと聞くことができました。
返信削除小学生の頃はよく外で遊んだものですが最近はめっきり自然と触れ合うことが減りました。
PVのようにじかに触れ合い遊んでいたころが懐かしいです。
余談ですが、カントリー・ヒップホップ・ロック・メタルなど音楽はいろんなジャンルがありますが私にはいまいち何がなんだかわからないのです。
いつか、ジャンルをまとめて説明してくださるとありがたいです。
コメントありがとうございます。お尋ねのジャンルの件ですが,残念ながら私も音楽には詳しくないのでそれぞれの定義というものが全くわかっておりません。ラベルは一応Wikipedia等を参考にしてつけてはいるものの,詳しい方がおいでになれば,むしろ私がお話を伺いたいくらいです。
削除カントリーミュージックってメタル並みにサブジャンルだったり他のジャンルとの合体が多いんですよね…メッセージは保守的と思いきやモトリー・クルー並みにアウトローだったり滅茶苦茶すぎるジャンルの代表格だとも思います。激しい曲調もあり優しい曲調だったり滅茶苦茶なジャンル。
返信削除コメントありがとうございます。まさしくOperator様のおっしゃる通りですが,逆に言えばその「滅茶苦茶」なところこそがカントリー・ミュージックの魅力なのかもしれません。
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