2016年4月25日月曜日

Again ドリス・デイ (Doris Day)

昔のホーム・ヴィデオを扱った番組でこの曲を聞きました。ヴィデオに登場するのはどこにでもいる普通の人で,ヴィデオの中で,走り回ったり,歌ったり,笑顔を見せたり。理由はわかりませんが,それを見ているうちに胸が詰まってきました。
I heard this song in a TV show about old home movies.  Those who appeared in these movies were ordinary people just like us.  They were running, singing and smiling in them.  I don't know why but I got a bit emotional watching them.
Again  (Doris Day)
Again, this couldn't happen again
This is that once in a lifetime
This is the thrill divine

What's more, this never happened before
Though I have prayed for a lifetime
That such as you would suddenly be mine

Mine to hold as I'm holding you now and yet never so near
Mine to have when the now and the here disappear
What matters, dear, for

When this doesn't happen again
We'll have this moment forever
But never, never again (never, never)
We'll have this moment for ever
But never, never again (never, never)

こんなことまた起こるはずないの
人生で一度だけ
あるかないかのことだから
ドキドキするこの感じ
言葉じゃ説明できないの

次はどうなるの?
こんなこと今まで一度もなかったの
こんな風にステキな彼が
突然できますようにって
神様に今まで願ってきたけれど

こんな風に本当にそばで
抱きしめていられる人で
今この時や今この場所が
たとえ消えてしまっても
残ってるようなそんな人
本当に大事なそんな人
だって

こんなこと
もう二度と起こらなくても
この瞬間はお互いずっと忘れない
ただもう二度と起こらない
この瞬間はお互いずっと忘れないけど
ただもう二度と起こらない

(余談)

この曲,元々は「Road House」いう映画に使われたものですが,この映画自体はいわゆるフィルム・ノワールのカテゴリに属するもののようで,新しく雇った歌手に惚れ込んだナイトクラブのオーナーが,彼女と付き合い始めた自分の親友(自分のクラブの支配人)に嫉妬し,相手に使い込みの罪をきせるというストーリーです。

したがって,文脈から言えばリード文で述べた番組のそれとは全く違うのですが,それでも仮にこの曲を聞きながら自宅にある古いヴィデオを見たら,そこに映っている祖父母の姿を見て,どうしようもなく切ない気持ちになると思います。

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