2022年4月30日土曜日

Tonight's The Night (Gonna Be Alright) ロッド・スチュワート (Rod Stewart)

主人公は相手がヴァージンだと思っているのでしょうか?「お前はわかっていないんだからそのまま何も言わないで」を見る限りそう思っている可能性は高そうですが,私には「どんでん返し」があるような気がしてなりません。
Does the narrator believe the second person virgin?  Taking a line "Don't say a word my virgin child" as it is, it's very likely that he does.  I see a plot twist there for some reason.
Tonight's The Night (Gonna Be Alright)  (Rod Stewart)


[Verse 1]
Stay away from my window
Stay away from my back door too
Disconnect the telephone line
Relax baby and draw that blind

[Verse 2]
Kick off your shoes and sit right down
Loosen off that pretty French gown
Let me pour you a good long drink
Ooh, baby, don't you hesitate 'cause

[Chorus]
Tonight's the night
It's gonna be alright
'Cause I love you girl
Ain't nobody gonna stop us now

[Verse 3]
C'mon, angel, my hearts on fire
Don't deny your man's desire
You'd be a fool to stop this tide
Spread your wings and let me come inside 'cause

[Chorus]
Tonight's the night
It's gonna be alright
'Cause I love you girl
Ain't nobody gonna stop us now

[Verse 4]
Don't say a word my virgin child
Just let your inhibitions run wild
The secret is about to unfold
Upstairs before the night's too old

[Chorus]
Tonight's the night
It's gonna be alright
'Cause I love you woman
Ain't nobody gonna stop us now

[Verse 1]
窓からも
裏口からも離れたら
電話の線もさっさと切って
なあベイビイリラックスして,ブラインドも下ろしちゃえ

[Verse 2]
靴も脱いで床に座って
あのきれいなフランス製のロングドレスの紐緩めたら
たっぷり酒を注いでやるから
ほらベイビイ遠慮するなよ

[Chorus]
今夜がまさにその時だから
大丈夫上手くいくって
だってお前が好きなんだから
もう誰にも邪魔はさせない

[Verse 3]
エンジェルいいだろ?燃えてんだ
俺の気分に水を差すなよ
この流れ止めるとかそんなバカなことしてないで
翼を広げてこの俺をその中に迎えてくれよ

[Chorus]
今夜がまさにその時だから
大丈夫上手くいくって
だってお前が好きなんだから
もう誰にも邪魔はさせない

[Verse 4]
お前はわかっていないんだからそのまま何も言わないで
思いっ切り自分のタガを外してみろよ
お前の知らないことだって
上に行ったら見えてくる,真夜中まで待たなくたって

[Chorus]
今夜がまさにその時だから
大丈夫上手くいくって
だってお前が好きなんだから
もう誰にも邪魔はさせない

(補足)
* gown ・・・ 床までの長さのロングドレス

(余談)

大体「あのきれいなフランス製のロングドレス」を着て来ることからも,私にはむしろ相当な手練れにしか思えませんがこの主人公はそうは思っていないようです。

それはともかく,今から見ると各方面から即ツッコミが入りそうな歌詞ですが,当時は実際にこの曲がビルボードのチャートのトップに何週間もあったわけですからこういった世界観が一般的に許容されていたと考えるべきでしょう。感覚的には「応仁の乱」くらい遠い気がしますが実際にはまだ45年ほどなのが驚きです。

4 件のコメント:

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    1. コメントありがとうございます。このブログをデータベース的なものに近づけたいと考えているのでいわゆる「昭和な曲」も取り上げるようにしているのですが,令和の今から見るとつっこみどころが多すぎて色んな意味で圧倒されることも少なくありません。

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  2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  3. この曲はSpread your wings and let me come inside 'causeの部分がエロ過ぎてBBCで放送禁止になってしまいUKチャートては5位までしか上がってませんが、アメリカビルボードでは1976年末にかけ8週連続No.1を記録しています。また、70年代10年間チャートでもアメリカンTop40では6位、ビルボード誌の集計では2位という大ヒットです。(ちなみに両方ともNo.1はデビー.プーンの恋するデビーでした)

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