昔は自分でも信じられないくらい豊かな人間だった。金があったというだけじゃなく,友人や家族にも恵まれていたけど,それもクスリをやりはじめてるまでのことだ。だからAnthonyがここで歌っていることがはっきりわかる。自分がクスリやそのクスリを打つ場所を探して夜通し車で彷徨うようにならない限り,この曲の本当の意味なんてわからない。そういう状態になるともう他のことは何も考えられなくなる。トイレとか公園とか橋の下とかに身を隠して,ソフトドリンクのカップから氷を取り出してその水滴でボトルキャップにいれたクスリを溶かし,暗闇の中で静脈を何度も探す。針が入るまで何度もやる。そうなったらもう他のことはどうでもよくなる。針が入ったら,いきなり失敗した箇所から血が流れ出てくる。ハイになって他のことを考える余裕が出てくると,自己嫌悪に苛まれるんだ。自分でドブに捨ててしまった人生の喜び,友人も家族もなくした。必死に努力して周りからも評価されてたのにそれもなくなった。電話する相手もいなけりゃ行く当てもない。心配してくれる人もいない。ただの中毒患者だ。そういう人生を送って,鼻の奥からヘンな匂いがして来るようにならない限り,血のこびりついた指で自分の肩を抱いて丸くなり,泣きながら眠るようにならない限り,この曲の意味なんて本当にはわからないけど,この曲を楽しむことはできる。・・・やってみるつもりはありませんけどね。
Not being a bilingual or a native English speaker, comments posted on SongMeanings.net are definitely something I cannot do without. I'm not saying all comments there are worth reading. I'd say it's rather otherwise but some of them are. Especially, this one;
"Being a guy who was once wealthy beyond his wildest dreams, not only with money but friends and family until the needle found it's way into my life I know precisley what Anthony is singing about. NO one can actually know until they have been reduced to driving around all night either looking for dope or a place to shoot it. At that point you can't think of anyhting else. Hiding in a bathroom stall or in a park or yes even under a bridge. Squeezing ice cubes from a soft drink to drip water into a bottle cap to cook your dope then going on a vein hunt in the dark. Sticking sticking sticking yourself until FINALLY you register. At that point nothign else matters. Then suddenly after you fix, blood still running down your arm from several missed attempts....your high. Then when your mind can think of something else rather than getting off do you start to hate yourself. You think about all the good you have thrown away in your life. Friends...gone, Family...gone. The respect you had spent a lifetime earnig from others....gone. NO one to call, No where to go. No one cares. Your just another F*&#@ junkie. Until youve lived it. Until youve had that stench in your nostrils. UNtil youve curled up some where with blood crusted fingers and cryed yourself to sleep you can never really know. But you can enjoy the song. Peace"Well, I don't think I should try.
Under The Bridge (Red Hot Chili Peppers)
Like I don't have a partner
Sometimes I feel
Like my only friend
Is the city I live in
The city of angels
Lonely as I am
Together we cry
I drive on her streets
'Cause she's my companion
I walk through her hills
'Cause she knows who I am
She sees my good deeds
And she kisses me windy
I never worry
Now that is a lie
I don't ever want to feel
Like I did that day
Take me to the place I love
Take me all the way
It's hard to believe
That there's nobody out there
It's hard to believe
That I'm all alone
At least I have her love
The city she loves me
Lonely as I am
Together we cry
I don't ever want to feel
Like I did that day
Take me to the place I love
Take me all that way
Under the bridge downtown
Is where I drew some blood
Under the bridge downtown
I could not get enough
Under the bridge downtown
Forgot about my love
Under the bridge downtown
I gave my life away
時々感じるんだよ
自分にはパートナーがいないって
こう感じる時もある
自分のたった一人の友達は
今住んでるこの街
ロサンゼルスなんじゃないかって
こういう孤独なヤツばかりが
集まって涙を流してる
そんな場所だ
自分にはパートナーがいないって
こう感じる時もある
自分のたった一人の友達は
今住んでるこの街
ロサンゼルスなんじゃないかって
こういう孤独なヤツばかりが
集まって涙を流してる
そんな場所だ
ロサンゼルスで車を走らせる
だってこの街が自分の友達だから
町を見下ろす丘を抜ける
ロサンゼルスって場所は
この自分がどういうヤツなのか
ちゃんとわかってくれてる
だからいいことをした時は
それをちゃんと見ていてくれる
そういう時は風を吹かせて
キスをプレゼントしてくれる
もう不安なんかない
だけどこうなったらそれもウソだな
もう2度となりたくないよ
あの日のあの気持ちには
幸せだったあの場所に
どうにかして戻りたい
どうしても信じられない
外には誰もいないなんて
きっと誰かがいる気がする
どうしてもそう思えない
一人ぼっちなんて
だけど少なくともこの街だけは
自分を大事にしてくれる
愛してくれるんだよ
同じように孤独だから
(この気持ちをわかってくれて)
一緒に涙を流してくれる
そんな街だ
もう2度となりたくないよ
あの日のあの気持ちには
幸せだったあの場所に
どうにかして戻りたい
ダウンタウンの橋の下が
腕から血を流しながらクスリをやった場所
ダウンタウンの橋の下では
ちっとも満たされなかった
ダウンタウンの橋の下
大切にしてたものさえわからなくなって
ダウンタウンの橋の下で
人生をドブに捨てたんだ
(余談)
すごい曲でした。クスリはおろかタバコすら吸わない私には想像もつかないような世界ですが,歌詞の世界にはこのように薬物を扱ったものが意外なほど多数存在します。
ただその大半が薬物を人間に置き換えてYOUとしているものが多いので,さほど関心を払わずに聞いているとただの恋愛関係を歌った曲にも聞こえる上,それで問題なく意味が通る場合がほとんどです。
これはすなわち,何かに夢中になる状態(あるいは依存する状態)というのは,それが恋愛であれ薬物依存であれ,宗教であれ,根本的には違わないということを表しているのかもしれません。
すごい曲でした。クスリはおろかタバコすら吸わない私には想像もつかないような世界ですが,歌詞の世界にはこのように薬物を扱ったものが意外なほど多数存在します。
ただその大半が薬物を人間に置き換えてYOUとしているものが多いので,さほど関心を払わずに聞いているとただの恋愛関係を歌った曲にも聞こえる上,それで問題なく意味が通る場合がほとんどです。
これはすなわち,何かに夢中になる状態(あるいは依存する状態)というのは,それが恋愛であれ薬物依存であれ,宗教であれ,根本的には違わないということを表しているのかもしれません。
同感です。>すごい曲でした。
返信削除私もクスリなどには全く無縁の人間ですが、この曲を聞くと共感とはいかないまでも、底知れない寂しさを感じます。
レッチリの曲は歌詞にメタファーが多く難解なものが多いように思いますが、この曲は分かりやすい上に、ギターの音色が何とも情緒的なのでここまで伝わりやすいのかもしれませんね(冒頭のコメントのとおり”本当に”理解できないかもしれませんが)。
リクエストは取られないとのことですが、今後もレッチリの曲がアップされることを密かに楽しみにしています。
コメントありがとうございます。ここ本館を始めて最初の1年ほどはリクエストをお受けしていたのですが,次第に数が増えて対応しきれなくなってしまったため,昨年の秋くらいから受付を中止することになりました。
削除Red Hot Chili Peppersの曲は難解なものが多いということなので,頻繁に取り上げることはできないかもしれませんが,個人的に気に入った曲はワインよろしく「寝かし」てでも取り上げる方針なので,全く可能性がないわけでもないような気がいたします。