http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2012/04/read-all-about-it-professor-green-ft.html?q=read+all+about+it
それはともかく,彼の曲のいいところは,文脈という点でも文法という点でも,大変整合性が取れている点でしょう。そのため,かなり長い曲であるにもかかわらず,彼が言わんとしているところはさほど苦労せずに理解できます。
You should take a look at my post of Read All About It for better understanding of this song because it seems to be closely associated with this song. http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2012/04/read-all-about-it-professor-green-ft.html?q=read+all+about+it
Anyway, what I love the most of the artist, his lyrics are pretty coherent, contextual and grammatically. Despite the length, it's not very hard to understand what he's trying to deliver through them.
Lullaby (Professor Green ft. Tori Kelly)
All the times I have laid in your light
When your love kept me safe through the night
All the time, I was sure you were mine
And before time demands our goodbye
Can you sing me a last lullaby?
[Verse 1: Professor Green]
It's been a while since I last dreamt
Barely remember what it's like to dream
Finding it hard to get to sleep, too stressed
And there ain't anyone to sing a lullaby to me
Pretend shit doesn't get to me
And I suffer in silence when I'm hurting
A man's problems are his own
And it's my burden
Tossing and turning, trying to get to sleep
But I find it hard to switch off when my mind's working
I ponder on things I shouldn't bother with
Off the rails, my train of thought's wandering
Sick of pretending to be so happy
All the while my anxiety eats away at me
My skin crawls, I look up to the sky
And it falls, the walls close in and it's
As if all the good in my life disappears
In an instant, happiness is so distant
So seeing the ones who I love, the ones who love me
But I don't wanna tell em how I feel in case they judge me
It's just me, wish I could let somebody in
But I ain't ever been too trusting
[Hook: Tori Kelly]
[Verse 2: Professor Green]
I've barely had any sleep when I get up
Sick of all these nightmares and these night terrors
Like it's only when I'm leathered that I sleep better
Might sleep better when I get up, I'm weak
It just makes my day harder, I wonder if
It would've been any different if I had a father that I knew
Could it have helped shape the way that I grew?
But the point of things I never have went from
Being a reason for the things that I do
To just being an excuse that I'd use
I've gotta take responsibility for the things I do
Find something other than negativity for my fuel
But I feed off it, even when I don't seem bothered
I hide everything that's going on inside
Guess it's been a while since I've been honest, I need help
But I deny it and even lie to myself like I'm fine
[Hook: Tori Kelly]
[Bridge: Professor Green]
I just wish someone would tell me it would be OK
But pessimism leads me to believe that it won't
To see even a glimmer of hope in the darkness
Is hard and depression is a slippery slope
I don't wanna do what my dad did with a rope, though
So I carry on even though it's hard to
The only thing that's definite is death and things always change
As long as you give em a chance to
[Hook: Tori Kelly]
(Can you sing me a last lullaby?)
[Hook: Tori Kelly]
[Hook: Tori Kelly]
どんな時だって
包み込まれてる気がしてた
どんなに辛い時だって
優しくされると元気になれた
自分だけのものだって
いつもそう信じてた
だからお互いお別れを
言わなきゃならなくなる前に
最後にもう一度だけ
子守歌を歌って欲しい
[Verse 1: Professor Green]
そういや随分長いこと
夢ってヤツを見てなくて
夢を見るのがどういうことか
それさえほとんど思い出せない
気付いたら
眠ることさえなかなかできない
ストレスが多すぎて
しかも俺が眠れるように
子守唄を歌ってくれる
そんなヤツも周りにいない
だけどそんなことくらい
何でもないってフリしてる
傷ついてるその時も
何も言わずに黙ってる
そいつの悩みは
他のヤツにはわからないけど
それが俺の重荷になってる
何度も寝返りを打ちながら
眠ろうと頑張っても
あれこれ色々考えてると
なかなかすぐに眠れない
気にしなきゃいいことまで
しつこくあれこれ考えて
それでちょっとおかしくなって
思考が脱線し始める
大丈夫なフリするなんて
もうウンザリしてんだよ
ずっと不安が消えなくて
そのせいで
自分がどうにかなりそうになる
自分の体の表面を
這い上がってくるような
そんなイヤな感じがして
空を見上げると
空がこっちに落ちてきて
周りの壁が迫ってくる
まるで自分の人生から
あっという間にいいことが
すっかり消えてしまったみたいで
「幸せ」なんていうものは
自分の手の届かない
えらく遠いとこにあるって
そんな風に思えてくる
だから誰かと会った時
その相手が自分にとって
大切な人だったり
逆に相手が自分のことを
大事にしてくれたりすると
自分の気持ちを出せなくなる
ひょっとして
責められるんじゃないかって
それが怖いから
頼りになるのは自分だけ
他人に心を開けたらって
そう思ったりもするけれど
今まですっかり心を許したことは
ただの一度もないんだよ
[Hook: Tori Kelly]
[Verse 2: Professor Green]
目が覚めても
ほとんど寝た気がしない
ああいう悪夢とか
恐怖とかにはウンザリなんだ
皮のひもで打たれるような
そんな目に遭わない限り
よく眠れない気がするぜ
目が覚めた後の方が
まだ多少は眠れるかも
ヘトヘトに疲れてて
その日一日辛くなる
それでふと考える
自分にあの親父がいたら
少しは違ってたのかって
ひょっとして
今ここにいる自分とは
違う自分がいたんだろうか?
だけどこの人生に
ないことばかりを数え上げ
それで自分はこうなったって
そんな風に考えてたら
気付くとだんだんそのことが
ただの言い訳になってきた
自分でやったことの始末は
やっぱり自分でつけなきゃな
怒りとか悲しみとか
負の感情をバネにして
今までそれでやってきたけど
いい加減他のもんを見つけなきゃ
だけど全然気にしてない
そんな風に見える時でも
本当はそういうもんが気にかかる
心の中の葛藤も
みんな飲み込んで隠したまま
もう随分長いこと
本当の気持ちを見せてない
そろそろこれじゃヤバいだろ?
なのにそれでもそうじゃない
大丈夫なんだって
ウソを自分に言い聞かせてる
[Hook: Tori Kelly]
[Bridge: Professor Green]
誰かから
大丈夫だって言ってもらって
それで安心したいのに
なんでもかんでも物事を
悪い方に考えるから
どうしてもそう思えない
暗闇に沈んでいると
ほんの微かな希望の光も
なかなかすぐに見えてこない
絶望っていうヤツは
ツルツルと滑りやすい坂道みたいに
とにかく危ない代物で
すぐに足を取られてしまう
だけど親父がしでかした *
ああいう真似はご免だぜ
だからどんなに苦しくても
俺は絶対負けたりしない
人はいつか必ず死ぬ
変わらないのはそれだけだ
だから他のことだったら
そうするつもりで本気を出せば
いつだって変えられるんだ
[Hook: Tori Kelly]
(守歌を歌ってよ)
[Hook: Tori Kelly]
* Professor Greenの父親は縊死で,警察でその遺体を当時18歳の彼が確認したそうです。
(余談)
Eminemが主演した8 Milesのなかで,ライヴァルのラッパーに対して,Eminem演じるRabbitが舞台でこうラップします。
「俺のことでゴチャゴチャ抜かしてんじゃねえ。俺がどんな目に遭ったか,そんなのお前にわかるかよ!けど俺は知ってるぜ。お前の秘密ってやつを。Cranbrookとかっていう,オサレな私立の出身だろ?どうしたんだよ,え?恥ずかしいのかよ?コイツがギャングスタだって?笑わせんじゃねえよ。ヤツの本名はClarenceだぜ。このClarenceちゃんはな,今だって親と一緒に住んでんだ。親も夫婦円満だ。」
持論の「アーティスト不幸説」をここで展開するつもりはありませんが,これを聞く限り,クラシックやジャズの世界ならばいざしらず,いわゆるロックやポップの音楽業界,とりわけヒップホップの世界では「恵まれた生育環境」というのは偏にマイナス要因であるようです。
そして仮にそれが正しく,ラッパーとして大成するためには「不幸な生い立ち」が不可欠だとすれば,母親が16歳で妊娠。父親とは縁が薄く,1歳から祖母に育てられ,自身が18歳の時に父親が自殺,クラブで襲われ首に負傷などの経験のあるProfessor Greenには,間違いなく「大物」になる資格がありそうです。
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