2014年8月29日金曜日

Pack Up イライザ・ドゥーリトル (Eliza Doolittle)

ギャップがあることが必ずしも悪いとは限りません。この曲,メロディはThe Andrews Sistersに代表されるような戦前(第二次世界大戦前)のスウィングやドゥーワップを連想させるのですが,主人公が語っている内容は,2006年という比較的最近に登場したTwitterであり,両者のギャップがあるため,他の似たような曲とは一線を画す形になっています。歌詞の内容はほとんどがその通りなので,TwitterなどのSNSを利用する時は,まずこの曲を覚えておいた方がいいのかもしれません。
Discrepancy isn't always a bad thing, especially in this song.  Although it sounds like prewar swing or boggie-woggie, represented by The Andrews Sisters, what the protagonist is actually talking about is Twitter which emerged pretty recently in 2006.  The discrepancy between them makes the song stand out from other similar songs. Almost everything said in the lyrics is true.  I think we should learn this song before we start joining a SNS like Twitter.
Pack Up  (Eliza Doolittle)
I get tired
And upset
And i’m trying to care a little less
When I google I only get depressed
I wast taught to dodge those issues I was told
Don’t worry
There’s no doubt
There’s always something to cry about
When you’re stuck in an angry crowd
They don’t think what they say before they open their mouths

[chorus]
Pack up your troubles in you old kit bag
And bury them beneath the sea
I don’t care what the people may say
What the people may say about me
Pack up your troubles get your old grin back
Don’t worry ’bout the cavalry
I don’t care what the whisperers say
Cos’ they whisper too loud for me.

Hot topic
Maybe I should drop it
It’s a touchy subject
And I like to tiptoe round the tiff (though it's "shit" in her official video) goin’ down
You got penny, but no pound
Your business is running out
‘not my business to talk about
They don’t think what they say before they open their mouths.

[chorus]
Pack up your troubles in you old kit bag
And bury them beneath the sea
I don’t care what the people may say
What the people may say about me
Pack up your troubles get your old grin back
Don’t worry ’bout the cavalry
I don’t care what the whisperers say
Cos’ they whisper too loud for me.

"It's just to test your ability
let's count from one to infinity
don't rock the boat, got to let it be, got to let it go, oh oh oh"

Tweet tweet
Tweet tweet tweet tweet tweet
Tweet

[chorus]
Pack up your troubles in you old kit bag
And bury them beneath the sea
I don’t care what the people may say
What the people may say about me
Pack up your troubles get your old grin back
Don’t worry ’bout the cavalry
I don’t care what the whisperers say
Cos’ they whisper too loud for me.

Yeahh yeah yeah
Yeah yeah
Yeah
(dibadabadodooo)

いい加減うんざりで
腹も立ってきた
だからもうこれからは
あんまり気にしないんだ
ネットをググっても
ただ落ち込むだけだから
ああいうことに関わっちゃダメ
そんな風に言われてた
だけど心配しないで
間違いないの
いつだって
悩みは尽きないものなんだ
不満を抱えてて
八つ当たりしたいだけの
そんなヤツらに捕まっちゃったら
そいつらは
ホントにただの軽い気持ちで
ひどい言葉を投げつけて
こっちを攻撃してくるの

[chorus]
だからたとえ悩みがあっても
そんなのみんなひとまとめにして
くたびれた旅行カバンに詰め込んで
海の底へ沈めりゃいいの
周りに何て言われたって
そんなのちっとも気にしない
悩みがあったらひとつにまとめて
また笑顔を取り戻すの
あれこれうるさく言ってくる
「騎兵隊」なんて気にしちゃダメ
あることないこと言いふらす
そんなヤツも相手にしないの
だってうるさすぎるから

話題にはなってるけど
この話は止めとこう
ちょっと難しい問題だから
揉めてる話題には
首を突っ込みたくないよ
貧乏ってわけじゃないけど
お金持ちってわけでもないよね
だからその人のやってることが
あんまり上手くいってなくても
こっちに全然関係ないし
余計なお世話なんだけど
それでもそいつらは
ホントにただの軽い気持ちで
ひどい言葉を投げつけて
人を攻撃してくるの

[chorus]
だからたとえ悩みがあっても
そんなのみんなひとまとめにして
くたびれた旅行カバンに詰め込んで
海の底へ沈めりゃいいの
周りに何て言われたって
そんなのちっとも気にしない
悩みがあったらひとつにまとめて
また笑顔を取り戻すの
あれこれうるさく言ってくる
「騎兵隊」なんて気にしちゃダメ
あることないこと言いふらす
そんなヤツも相手にしないの
だってうるさすぎるから

「器量を試されてるだけよ
だから落ち着くまで
1から順に数を数えて
事を大きくしちゃダメよ
放っておきなさい
相手になんかしちゃダメよ」

ツイート,ツイート・・・

[chorus]
だからたとえ悩みがあっても
そんなのみんなひとまとめにして
くたびれた旅行カバンに詰め込んで
海の底へ沈めりゃいいの
周りに何て言われたって
そんなのちっとも気にしない
悩みがあったらひとつにまとめて
また笑顔を取り戻すの
「騎兵隊」なんて気にしちゃダメ
あることないこと言いふらす
そんなヤツも相手にしないの
だってうるさすぎるから

(余談)

この歌詞を読んで「そうそう」と言いたくなるのは私だけではありますまい。

それはともかく,この曲のコーラス(サビ)に登場する「Pack up your troubles in your old kit bag」という部分は,第二次世界大戦以前に George Henry PowellとFelix Powellというウェールズ出身の兄弟が作った行進曲,Pack Up Your Troubles in Your Old Kit-Bag, and Smile, Smile, Smileから取っているとか。とはいうものの,原曲を聴いてみた限りでは,これがオリジナルというわけではなさそうです。

2 件のコメント:

  1. 初めまして。いつも楽しく読ませていただいています。先日映画 My Fair Lady を観たのですが主人公の名が Eliza Doolittle でした。原作の Pygmalion の初演が1910年代ということを考えると、どうやらこのアーティスト(かプロデューサー)はこの辺の時代に強い obsession があるのかもしれませんね。歌詞関係なくてすみません。

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    1. コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。Eliza Doolittleと聞いた時にその名前に覚えがあるとは思ったのですが,なるほど伺ってみれば確かに。この曲も映画もいわば「言葉」がテーマだとすれば,その辺りで両者は繋がっているのかもしれません。

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