2013年12月8日日曜日

Never Gonna Give You Up リック・アストリー (Rick Astley)

この曲は知ってました!歌うことはできなくても,メロディーを鼻歌で追うことはできました。ただ誰が歌っているかわかったのはほんの2年ほど前です。それまではずっとGerard Butler (彼は歌手ではありませんが)のような大柄で筋肉質な男性がこの曲を歌っているのだと思っていたので,実際には10代といってもいいようなRick Astleyが歌っていたと知って大変驚きました。
ところで,歌詞の中で主人公は相手のことを「諦めたりしないから」と語っています。当時は深い意味などなく,相手の彼女への愛の強さを歌っただけだったのでしょうが,今となってはこのセリフ,ストーカーのように聞こえます。
I knew the tune!  I can't sing along but I can "hum along."  It was less than 2 years ago that I knew who sang this.  I thought some big and sturdy guy like, say Gerard Butler (he's not a singer, though) singing the song for a pretty long time.  I was much surprised to find Rick Astley who looked a teenager actually sang it.
The protagonist says he's never gonna give up the second person.  I those days, it sounded innocent and just meant he loved her so much but these days it sounds much like a stalker.  
Never Gonna Give You Up  (Rick Astley)
Oooh

We're no strangers to love
You know the rules and so do I
A full commitment's what I'm thinking of
You wouldn't get this from any other guy

I just wanna tell you how I'm feeling
Gotta make you understand

Never gonna give you up
Never gonna let you down
Never gonna run around and desert you
Never gonna make you cry
Never gonna say goodbye
Never gonna tell a lie and hurt you

We've known each other for so long
Your heart's been aching, but
You're too shy to say it
Inside, we both know what's been going on
We know the game and we're gonna play it

And if you ask me how I'm feeling
Don't tell me you're too blind to see

Never gonna give you up
Never gonna let you down
Never gonna run around and desert you
Never gonna make you cry
Never gonna say goodbye
Never gonna tell a lie and hurt you

Never gonna give you up
Never gonna let you down
Never gonna run around and desert you
Never gonna make you cry
Never gonna say goodbye
Never gonna tell a lie and hurt you

(Ooh, give you up)
(Ooh, give you up)
Never gonna give, never gonna give
(Give you up)
Never gonna give, never gonna give
(Give you up)

We've known each other for so long
Your heart's been aching, but
You're too shy to say it
Inside, we both know what's been going on
We know the game and we're gonna play it

I just wanna tell you how I'm feeling
Gotta make you understand

Never gonna give you up
Never gonna let you down
Never gonna run around and desert you
Never gonna make you cry
Never gonna say goodbye
Never gonna tell a lie and hurt you

Never gonna give you up
Never gonna let you down
Never gonna run around and desert you
Never gonna make you cry
Never gonna say goodbye
Never gonna tell a lie and hurt you

Never gonna give you up
Never gonna let you down
Never gonna run around and desert you
Never gonna make you cry
Never gonna say goodbye
Never gonna tell a lie and hurt you

誰かを好きになるなんて
お互い初めてってわけじゃない
だからどうすればいいのかなんて
そんなことは知ってるだろうし
それはこっちもわかってる
遊び半分なんかじゃなくて
真剣に相手のことを考えなきゃ
だけどこう言い切れるヤツなんて
そうそう他にはみつからないよ

ただ自分の気持ちを正直に
伝えたいだけなんだ
だからこれだけはわかってもらいたい

諦めたりしないから
期待を裏切るようなこともしないし
他の子と遊び回って
お前を放りだすようなこともしない
絶対泣かせたりしない
別れるつもりも全然ない
ウソついて
お前を傷つけたりもしないから

お互い昔からの友達だから
お前も意識はしてたけど
恥ずかしくて本当の気持ちが言えないんだろ?
だけどお互い心のなかでは
これがどういうことなのか
それはちゃんとわかってる
ゲームのやり方はわかってる
だから早速始めよう

今の気持ちを知りたいのなら
わからないなんて言わないでくれ
だってわかっているはずだろ?

諦めたりしないから
期待を裏切るようなこともしないし
他の子と遊び回って
お前を放りだすようなこともしない
絶対泣かせたりしない
別れるつもりも全然ない
ウソついて
お前を傷つけたりもしないから(2回繰り返し)

お互い昔からの友達だから
お前も意識はしてたけど
恥ずかしくて本当の気持ちが言えないんだろ?
だけどお互い心のなかでは
これがどういうことなのか
それはちゃんとわかってる
ゲームのやり方はわかってる
だから早速始めよう

ただ自分の気持ちを正直に
伝えたいだけなんだ
だからこれだけはわかってもらいたい

諦めたりしないから
期待を裏切るようなこともしないし
他の子と遊び回って
お前を放りだすようなこともしない
絶対泣かせたりしない
別れるつもりも全然ない
ウソついて
お前を傷つけたりもしないから(3回繰り返し)

(余談)

あちらも私に言われたくはないでしょうが,このRick Astley,青春映画に出てきても,決して主役にはなれず,陰でヒロインを助ける幼馴染の役どころを与えられそうな感じのルックスです。にもかかわらず,声は堂々の主役級(ヒーロー)なのが面白い。

ところで,FOBとコラボしたSave Rock 'N Rollで,Sir Elton John御大の声と同様に,このRick Astleyもかなり低めの声ですが,最近こういう低めの声のアーティストが減っているような気がします。

無論私が音楽に全く詳しくないので,これも単なる誤った思い込みである可能性は低くないのですが,それでもヒットチャートに入っている曲を聴いていると,どれもかなりキーが高い。ミダス王しかり,師匠しかり,Usherしかり。オーディション番組でもどれくらい音域があるか,またどれくらい音程がブレないか(pitch perfect)が大変重要視されているような気もします。

しかし,前述のFOBの曲が良かったのは,FOBの高めの声と御大の低めの声が合わさって絶妙のバランスが生まれたからだと思います。そう考えれば,そろそろこういう低めの声をしたアーティストにまた注目が集まってもいい頃なのではないでしょうか?


10 件のコメント:

  1. Rick Astleyや!懐かしい~と思わず声に出してしまいました笑(といっても高校時代の事なので3-4年前のことですが)
    確かに最近は高音域が多い気がします、実際僕が最近聞いている低めの声のアーティストは...Michael BubleやMichael Boltonぐらいかもしれないです。

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    1. コメントありがとうございます。この曲がヒットしたことを考えれば,低めの声のアーティストがもっと脚光を浴びてもいいと思うのですが,何故か最近はそれとは逆の流れになっているようで個人的に残念です。

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  2. Rick Astley 大好きでした!
    私も当時は彼のルックスと声のギャップ゚(顔カワイイ⇔声渋い)に驚いたのを思い出しました。
    でも、先月もこちらで今回とは逆のギャップ(顔渋い⇔声カワイイ)に驚かされました。

    はい、Passenger です。

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    1. コメントありがとうございます。かなり昔の曲なので,この曲にコメントをくださる方が多いのに驚いています。確かにPassengerはそうかもしれません。
      ところで声に興味をお持ちなら,こちらで何度か取り上げているColdplay (Chris Martin) とMat Kearneyの声を聞き比べてご覧になることをお勧めします。先日友人(Coldplayは知っていた)に教えたところ,Sooner or Laterの出だしの声を聞いた瞬間に爆笑しました。ご存じでなければ是非。検索には右下のラベルをお使いください。

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  3. 聞いてみました!
    Coldplayはちょっと聞いたことがあり、Mat Kearneyはめて聴いたのですが、???でした。。。
    「声が似てる」という文を読んで、え?そうなの?と気付いた次第です。
    お恥ずかしい限りです。。。
    私も爆笑したかったです。

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  4. わあ~ 懐かしい~^^ 高校時代は イケてるアイドルだと思ってたけど、今見ると、声は渋くて男らしく、服も渋め(というかおじさん系?)なのに、顔だけが若くて、、、ギャップがありますね。言われておられるように、低めの声は、パッと聞いたときにキャッチーでなく、センセーショナルではないからでしょうかね?でも、そろそろ時代も高い声に飽きてきてるんじゃないんでしょうか?普段高めの曲を歌っている方の、低めの曲を聞くと、抑えて歌いながらも、うまく表現するあたりに、ぞくっとします^^

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    1. コメントありがとうございます。かなり前の曲なのですが,意外なほどコメントなさる方が多く,Rick Astleyの実力に今更ながら驚いております。
      それにしても,あの時代のファッション(特に髪型)を見ると,流行というものの力を見せ付けられたような気がして,必ず半笑いになってしまいます。

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    2. リックアストリーのファンで、日本公演も行きました。前の外人のお姉さんがノリノリで踊ってて、最初気後れしましたが、生歌が聴けて感激でした。懐かしい思い出です。

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  5. CASIOのキーボードのサンプル曲に使われてました
    すっごい懐かしい

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  6. 実はこの曲、10年ほど前にネット上のイタズラに使われて再び話題になったみたいです。興味を示すような動画(例:新作映画の予告編が公開された)のリンクと題して、クリックするとこの曲のPVに飛ぶというイタズラです。「Rickroll」と呼ばれています。

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