2015年3月2日月曜日

Detroit Rock City キッス (Kiss)

日曜にたまたま現在Kissが来日中で3月3日(ひなまつり)に東京ドームで公演するということを知り,来日を記念して取り上げてみました。多少の出遅れ感は否めませんしもっと早く取り上げるべきだったとは思いますが,現在のところこれが精一杯です。
それはともかく,音楽に関して言えば,デトロイト(Detroit)という単語に続いてシティ(City)の前に来る言葉と言えば,ロック(Rock)であり,またそうであるべきなのですが,私の場合は「メタル」です。
It was last Sunday when I happened to know that Kiss was now in Japan and going to have a show at Tokyo Dome on March 3rd (the Doll Festival).  So I decided to pick up one of their songs to honor their visit.  I know I was a bit late and should have done it earlier but this is all I can do right now.
Anyway, when it comes to music, the word which follows 'Detroit' and precedes 'City' would be and should be 'Rock'.  To me, however, it would be 'Metal'.  
Detroit Rock City  (Kiss)
[Verse 1]
I feel uptight on a Saturday night
Nine o' clock, the radio's the only light
I hear my song and it pulls me through
Comes on strong, tells me what I got to do
I got to

[Chorus]
Get up
Everybody's going move their feet
Get down
Everybody's going leave their seat
You gotta lose your mind in Detroit Rock City

[Chorus]
Get up  *
Everybody's going to move their feet
Get down
Everybody's going to leave their seat

[Verse 2]
Getting late
I just can't wait
Ten o'clock and I know I gotta hit the road
First I drink, then I smoke
Start up the car, and I try to make the midnight show

[Chorus]

[Verse 3]
Moving fast, down 95
I hit top speed but I'm still moving much too slow
I feel so good, I'm so alive
I hear my song playing on the radio
It goes

[Chorus]

[Verse 4]
Twelve o'clock, I got to rock
There's a truck ahead, lights staring at my eyes
Oh my God, no time to turn
I got to laugh because I know I'm going to die
Why

[Chorus]

[Verse 1]
ある土曜の夜のこと
どうにもこうにも落ち着かない
時間は夜9時で
目に入る灯りと言えば
ラジオから漏れる光だけ
大好きな曲が聞こえてくると
それでなんとか乗り切れる
派手に音が響いてくると
何をやらなきゃいけないか
そいつがちゃんとわかるんだ
何をすればいいのかが

[Chorus]
さあ立てよ
みんなが足を動かして
さあ座れ
みんなが席からいなくなる
Detroit Rock Cityでは
みんなマトモじゃいられない

[Chorus]
さあ立てよ *
みんなが足を動かして
さあ座れ
みんなが席からいなくなる

[Verse 2]
このまんまじゃ遅れるぞ
とにかくもう待ちきれない
10時にゃ車で出てないと
まず一杯引っかけて
その後で一服する
車のエンジンをかけ
真夜中から始まるショウに
間に合うようにしなくちゃな

[Chorus]

[Verse 3]
車に乗って95号を
南に向かって飛ばしてく
ギリギリのところまで
スピードを出してるはずなのに
それでもこれじゃ遅すぎる
気分はもう最高で
生きる力に溢れてる
車のラジオから
大好きな曲が流れてきて
こんな風に聞こえてくる

[Chorus]

[Verse 4]
12時がやってきた
ロックする時間だぜ
なのにこの目の前に
トラックが現れた
そのライトが眩しくて
何も見えなくなってくる
ヤバい,これじゃ避けられない
もう笑うしかないぜ
だってこのまま死ぬんだぞ
だけど一体なんでだよ?

[Chorus]

(補足)

* このEverybody's going to move their feetとEverybody's going to leave their seatですが,一体どういう意味なのかはっきりわかりません。ただその意味を調べる過程で,move your feet lose your seatという表現があるということがわかりました。これは「いったん席を離れたらもうその席を他人に取られても文句は言えない」という昔の習慣らしく,ひょっとするとこの箇所はそれを踏まえたものかもしれません。

(余談)

ファンの間では有名な話のようですが,この曲はKissのコンサートに向かう途中で事故に遭い亡くなった男性をモデルにして作られているそうです。この曲を書いたKissのPaul Stanleyは「この前のツアーで誰かが車にはねられアリーナの外で亡くなった。その時に確かこう思った。すごく楽しいことをして,生きていることに感謝するつもりだった人間が,そうする過程で亡くなるなんて運命の皮肉だなって。そしてそれが歌詞の元になった」と語っています。

亡くなったファンを題材にした曲と言えば,他にもJimmy Eat WorldのHear You Meがあります。
http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2012/10/hear-you-me-jimmy-eat-world.html

ただこちらの曲の場合には,①会場からの帰路で事故に遭っていること,②向かったライヴがJimmy Eat Worldのライヴではなく,Weezerのものであったこと,③Jimmy Eat Worldがこのファンと知り合いで以前からよくしてもらっていたことなどの点で事情が異なるため,この曲のように運命の皮肉をテーマにするのではなく,むしろそのファンとの思い出に焦点を当て,彼らに感謝を捧げる内容になっています。

それはともかく,デトロイト(  )シティと来たら,( )に入るのは「メタル」ですよね,クラウザーさん。

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