2011年10月2日日曜日

Turning Tables アデル(Adele)

アデル(Adele)のTurning Tablesです。彼女の曲を取り上げるのはこれで3回目ですが、最初のSomeone Like Youといい、Rolling In The Deepといい、あまり恋愛運には恵まれてなさそうな主人公ばかり。これが彼女Adeleの実体験から来ているとしたらかなり男運は悪そうです。
Turning Tables from Adele's album 21.  I have already translated two more songs in the album, Someone Like You and Rolling In The Deep here.  The heroine in these songs as well as in this does not seem to be very lucky in love.  If she is a reflection of Adele herself, the singer also doesn't seem to be very lucky with men either.
Turning Tables  (Adele)
Close enough to start a war
All that I have is on the floor
God only knows what we're fighting for
All that I say, you always say more

I can't keep up with your turning tables
Under your thumb, I can't breathe

So I won't let you close enough to hurt me
No, I won't ask you, you to just desert me
I can't give you what you think you gave me
It's time to say goodbye to turning tables, to turning tables

Under haunted skies I see
Where love is lost, your ghost is found
I've braved a hundred storms to leave you
As hard as you try, no, I will never be knocked down

I can't keep up with your turning tables
Under your thumb, I can't breathe

So I won't let you close enough to hurt me, no
I won't ask you, you to just desert me
I can't give you what you think you gave me
It's time to say goodbye to turning tables, turning tables

Next time I'll be braver, I'll be my own savior
When the thunder calls for me
Next time I'll be braver, I'll be my own savior
Standing on my own two feet

I won't let you close enough to hurt me, no
No, I won't ask you, you to just desert me
I can't give you what you think you gave me
It's time to say goodbye to turning tables, to turning tables
Turning tables, yeah, turning

あと少しで殴り合いになる
床にぶちまけられたこっちの持ち物
ケンカの理由はもう覚えてないけど
言えば言うだけ言い返される

すぐ逆ギレするヤツに
いつも怯えてる もうやってけない
だからもう近づかないで 傷つきたくない
でも捨てられるのもイヤ
そっちは当たり前と言うけどこっちはできない
だから先にサヨナラを言うよ

今まで束縛されてきたけど
始まりはそっちの気持ちが冷めた頃
だからすごく辛いけど別れることにした
もう何をしてもこの気持ちは変わらないよ

何かと言うとすぐに暴力を振るう男に
いつも怯えてる もう耐えられない

だからもう近づかないで 傷つきたくない
でも捨てられるなんて我慢できない
そっちは当たり前と思ってもこっちは違う
だから先にサヨナラを言うよ

この次はこうはならない
強くなってもう頼らない
自分の足で立って
一人で克服してみせる

だからもう近づかないで 傷つきたくない
でも捨てられるなんて我慢できない
そっちが当たり前と思ってもこっちはそうじゃない
だから先にサヨナラを言うよ

もう耐えられないから



追記:豊かな人称代名詞は日本語の特徴の一つですが,それだけに使い方を誤ると逆効果です。この訳文も最初は「あなた」と「私」を使っていたのですが,どうしても翻訳調になってしまうので,思い切って,人称代名詞を使わずに訳し直してみました。自分としては,こちらのほうがこの状況(別れ話の修羅場)に合っていると思っています。

6 件のコメント:

  1. いきなりすいません、
    はじめまして。
    私はAdeleさんの ''i'll be waiting''の
    和訳がほしいのですが、中々無くて…
    もし、リクエストに答えてくれたらな、
    と思い、コメントしました(汗)

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    1. 大変申し訳ないのですが,このページ右上でお知らせしているように,匿名の方にはお返事を差し上げられなくなりました。どのようなものでも結構ですので是非お名前をお知らせください。また,同様にページ右上でお知らせしているように,リクエストも現在お受けしておりません。

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  2. 本当に、すいませんでした(汗)
    私は、高校3年生のリカと申します。
    和訳を色々検索したのですが、
    中々見つからなくて、、
    こちらのサイトにたどり着きました。
    それで、ついリクエストをしてしまいました(汗)
    気分を害させてしまい、申し訳ありませんでした。

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    1. リカ様,コメントありがとうございます。高校3年生でいらっしゃるとするとそろそろ受験本番なのでしょうか。仮にそうであれば幸運をお祈りいたします。
      リクエストの件ですが,以前はなるべくお受けしていたのですが,リクエストなさる方があまりに多くなったため現在では全てお断りしております。ご期待に沿えず大変申し訳ありません。
      さて,別館(twitter)でも余談を展開しております。まだおいでになっていなければ,お時間があればそちらへも。お待ちしております。

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  3. ありがとうございました。
    非常に参考になります。
    アデルの音楽は世界観が広いのに歌詞は私的ですね。

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    1. コメントありがとうございます。お役に立ててなによりです。Adeleは,個人的な体験を普遍的なそれにいともたやすく(実際にはそうではないのかもしれませんが)変換できるという点で他のアーティストを圧倒しているように思われます。

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