そこでWikipediaを読んだのですが,読み終わった後で,クリスティン(クリスティーヌ)に対して多少腹立たしさを覚えました。彼女が自分を助けてくれて,彼女のために殺人まで犯した怪人をソデにしてラウルを選んだからです。無論それが正しい選択であろうとは思います。彼女が今後の人生を共に送るのはラウルであるべきなのでしょうが,それでも何故か割り切れない気がして仕方ありません。
Probably this is one of the most well-known songs from The Phantom of The Opera. Honestly, I'm not a big fan of musical and don't know much about the play. So I have to learn about it before translating the lyrics because they're closely connected with its story.
After reading Wikipedia on this article, I felt a bit indignant with Christine who's chosen Raoul over Phantom who helped her and even committed murders for her. Of course, I know it should be Raoul who she's supposed to spend rest of her life with. Still I can't help feeling that's not fair but I don't know why.
Think Of Me (The Phantom Of The Opera)
Think of me, think of me fondly,
when we've said goodbye.
Remember me once in a while -
please promise me you'll try.
When you find that, once again, you long
to take your heart back and be free -
if you ever find a moment,
spare a thought for me
We never said our love was evergreen,
or as unchanging as the sea -
but if you can still remember
stop and think of me . . .
Think of all the things
we've shared and seen -
don't think about the way things
might have been . . .
Think of me, think of me waking,
silent and resigned.
Imagine me, trying too hard
to put you from my mind.
Recall those days
look back on all those times,
think of the things we'll never do -
there will never be a day,
when I won't think of you . . .
RAOUL:
Can it be? Can it be Christine?
Bravo!
Long ago, it seems so long ago
How young and innocent we were...
She may not remember me,
but I remember her...
CHRISTINE
Flowers fade,
The fruits of summer fade,
They have their seasons, so do we
but please promise me, that sometimes
you will think of me!
CHRISTINE:
私のことを思い出して
懐かしいと思ってほしい
そうさよならをしたあの時のこと
懐かしいと思ってほしい
そうさよならをしたあの時のこと
時々思い出してね
ね?そうするって約束して
またあの頃みたいに
心を取り戻して自由になりたい
そんな風に思ってて
そんな風に思ってて
それで時間ができた時は
ほんの少しでいいから思い出して
ほんの少しでいいから思い出して
秋が来ても色あせたり落ちたりしない
緑の木々の葉のように
お互いにいつまでも想い続けるとか
海みたいにこの気持ちは変わらないとか
そんな約束はしなかったけど
それでもまだ覚えていてくれるのなら
ふとした時に私のことを思い出して
なにもかもひとつ残らず
一緒に過ごしたあの頃のことは
覚えてて欲しいけど
だからって「もしあの時・・・」なんて考えて
悔やんだりはしないでね
わかってほしい
朝はひっそり目を覚まして
想いを封じ込めてるの
必死の思いであなたのことを
考えないように頑張ってる
その辛さをわかってほしい
あの頃をもう一度思い出して
振り返って考えてほしい
今はもうかなわない2人の夢
なのにこれから先だって
きっとあなたのことは忘れられない
(ラウル)
まさか・・・クリスティン?
ブラヴォ!
ずっと昔,もうずいぶん前だった気がする
あの頃はまだ2人とも子どもで
人を疑ったことなんて一度もなかった・・・
もう忘れちゃってるかもしれないけど
でもこっちはまだ覚えてる・・・
(クリスティン)
花もしおれて枯れてきて
あの夏の思い出も消えかかってる
そんな風に何にでも
それに相応しい時があるの
2人だってそれは変わらない
だけどお願い これだけは約束して
いつもじゃなくていいから時々は
私のことも思い出して!
(余談)
リード文でも述べましたが,個人的には「なんでラウルなんだよっ!」という気持ちです。
いや確かに「前科持ち(厳密には刑事裁判にかけられていないので前科ではありませんが)」の怪人と,貴族のラウルでは最初から勝負にならないことは目に見えていますが・・・・それでもお前,怪人にさんざん世話になったじゃないかと彼女に説教したい。
まあ冷静かつ客観的に考えれば,怪人は(彼女のためとはいえ)殺人まで犯しているのですから,クリスティン(クリスティーヌ)が怖くなるのは当然と言えば当然ですが,それでもなんだか割り切れない。もうちょっとどうにかならなかったのか。
それにしても,この怪人,ストーリ上で確認できるだけでも,2件の殺人,誘拐,放火,殺人未遂,脅迫等の罪状があります。しかもこれほどの犯罪を犯しているにもかかわらず,司直の手を逃れクリスティン(クリスティーヌ)の墓前に花を捧げ続けています。神出鬼没という言葉は彼のためにあるのでしょう。
また,音楽のみならず様々な方面に豊かな才能を持っているように思われる・・・・はっ!これは,ひょっとすると・・・怪人は「あの人」なのではないか・・・・・。
こうなったら結論はひとつしかありません。オペラ座の怪人の正体,それは・・・・・
この人です。
あなたにかかるとあの怪人の正体がガチャピン!!ですか。。。
返信削除昼から笑わせていただきました。まいどありがとうございます。
コメントありがとうございます。「様々な方面に豊かな才能を持っているように思われる」といえば,私の中では真っ先に彼が浮かんで参ります。ジェット・スキーやエアリアル・スキーは言うに及ばず,極真空手初段,体操,フィギュア・スケート,ロック・クライミング,果てはヒマラヤ登山までこなせる彼が「怪人」でなくて一体他に誰が考えられましょう。
削除ミュージカルは専門ではないですが、この作品は思い出深いです。
返信削除右のtwitterボタンは即フォローにつながるのですね。
やってしまいました。。
この投稿ではっきりしました。私を御存知かと思います。
お会いしてお話しできる機会はありませんか。
勿論、ご迷惑をお掛けするつもりはありません。
この文章で投稿することをとても迷いました。
表示するかのご判断はお任せします。
お読みになって内容が適当でなければ、どうぞすっきり削除してください。
勝手を言ってごめんなさい。
コメントありがとうございます。ただ大変申し訳ないのですが,私には全く見当がつきません。この投稿に特別な意味はありませんし,どなたか他の方とお間違えではないでしょうか?
削除そうでしたか。勘違いをしてしまって、お恥ずかしいです。お騒がせしてすみませんでした。
削除まさかの不意打ちでした
返信削除なるほど、ガチャピンか・・・
ならばラウルという人はムックかもしれませんね・・・
画像もですがオペラの曲というのも珍しいですね
オペラやミュージカルって生では見たことないので見てみたいものですね
コメントありがとうございます。ラウル=ムック説は私も考えないではなかったのですが,ガチャピンと違い,ムックの喋り方はかなり・・・そのう・・・有体に言ってしまえば「オヤジくさい」ので,仮にラウルがムックだとすると,クリスティン(クリスティーヌ)はその幼馴染ですから,当然ムックと同年齢ということになります。要するに,怪人よりもクリスティンとラウルの方がはるかに年上ということになってしまう訳です
削除確かにこう考えれば,クリスティンの死後も怪人が墓前にバラの花を届けても不思議はないのですが,ここで思い出していただきたいのは,この怪人がクリスティンを妻とするつもりだったいうことです。
仮にそうだとすると,そこから導き出される結論はただ一つ。怪人かなりの熟女好きと考えねばなりますまい。
こんにちは。
返信削除まさに私もクリスティーヌに腹が立った一人です。ただ歌のうまかっただけの彼女をオペラ歌手に仕立て上げた彼を捨てるなんて。
クリスティーヌ役のエミー・ロッサムはいまいちですね。ミュージカルでは通用しそうですがオペラ歌手の役には歌唱力が全然足りないと思いました。
コメント並びにご賛同いただきありがとうございます。ただこうして本館を運営している私ですが音楽的素養はゼロなので,歌の巧拙については甚だ閾値が低く,自分よりかなり上手い人(したがって全員です)になると,それ以上はもう区別がつきませんが,クリスティーヌ役の彼女,確かにオペラ歌手の役には「体重」が全然足りないような気がします。
削除去年の秋にこのミュージカルを鑑賞しましたので、思い出しながら和訳を読んでいます。
返信削除がっ
まさかのガチャピン説に危うくコーラをPCに吹き付けるところでしたっ
そして
まさかの怪人熟女好き説には深夜にもかかわらず大笑いして家族に怒鳴られてしまいましたっ
なんてことをしてくれたんだヨダン!そしてvestige様っ!!
コメントありがとうございます。PCにコーラがかからなかったのが不幸中の幸いでございますが,ご家族のお怒りごもっともです。この度のヨダンの不始末を私からもお詫びするとともに,後程本人にもきつく言い聞かせておきますので,どうかご家族にはその旨お伝えくださるようお願い申し上げます。
削除はじめまして。Gleeで使われているナンバーの和訳を探した時が切っ掛けで届き覗かせていただいております。
返信削除まさかのオペラ座の怪人、しまお劇中歌「シンクオブミー」ということで、お目汚しになるかもしれませんがコメントさせていただきます。この作品、元々作曲のALWが当時惚れこんでいた妻であるサラ・ブライトマンのために書きあげた作品なので、深く突っ込むとボロがボロボロ出てきます。あはは。
クリスはビッチですよ。間違いなく。
舞台版より映画版の方が怪人の生い立ちを遡って描かれていまして、彼は幼少のころエレファントマンのような日々を送っていたのです。そこをまだ幼かったマダムジリーに助けられオペラ座の地下にかくまわれ住処にしたのです。
因みに続編(「ラヴネヴァーダイ」)というのもありまして、クリスの娘に懲りもせず怪人が手を出すという話(爆)
なにを隠そう本物の怪人はALWなのかしれませんね。
余談ですが、和訳するのならこちらよりも「Jesus Christ Superstar」のほうが面白いかもしれません。
コメント並びに詳細な情報をありがとうございます。お話しの続編ですが,なんとなく源氏物語の「若紫」を彷彿とさせる内容のような気がいたします,
削除さて,別館(twitter)でも余談を展開しております。まだおいでになっていなければ,お時間があればそちらへも。お待ちしております。
こんにちは、think of me の歌詞を探して立ち寄った、通りすがりの者です。
返信削除原作小説のクライマックスで怪人が、「私は日曜の午後、愛する人と手をつないで公園を歩く、そんな普通の日常がほしかっただけだった」というシーンがあります。(記憶を元に書いているので細かい言い回しは違っています)
クリスティーヌのために色々してあげたのに…という理由ではなく、この一文にグッときてしまい、怪人には幸せになってほしいと思いました。(クリスティーヌがかなり精神的に追い詰められる描写もあるので怪人を選ぶとは思えませんが…)
映画や舞台では怪人の変人ぶりばかり際立って端折られがちなので、残念に思っている部分です。
主題と関係ないコメントですみません、訳、楽しませていただきました!
クリスティーヌは、確かに歌をレッスンしてもらいましたし、そのおかげで舞台で脚光を浴びることはできましたが、だからなんだというのでしょう。
返信削除怪人の愛情は偏った、一方的で独りよがりなものです。クリスティーヌのために殺人をしたというのも、クリスティーヌは全く望んでいないことですし、そもそも殺された二人(ブケーとピアンジ)は殺されるほど悪いことをしていたわけではありません。むしろ被害者です。
もちろん怪人だけが悪いわけではありません。クリスティーヌはラウルと怪人の間でふらふらするし、ラウルは自分への自信がいささか過剰なように思えます。カルロッタ、支配人達の非は言わずもがな。
ですが怪人に対し過剰に「かわいそう」扱いをするのはずれています。彼はクリスティーヌを愛しましたが、それ以前に狂った、傲慢な、卑屈な人間なのです。クリスティーヌの意思を無視して自分のものにしようとするし。
怪人が大好きなので、ついついコメントまで読みふけってしまいました。みなさんいろんな考えがおありなのですね。私も歌詞を探していたこちらにたどり着いた口ですが、ぜひとも、このミュージカルの素晴らしさを知っていただきたいと思い、つたない口を挟んだ次第です。
返信削除クリスティーヌにとって、怪人は師であり父であり友人であり、幼いころからの音楽の天使なのです。当然愛情を持つに決まっていますが、それは恋人としてではない。恋人はあくまでもラウルなのです。その愛情の深さでいえば怪人に軍配があがりそうなものですが、怪人はクリスティーヌを陶酔させ、栄光の高みに押し上げたものの、彼女の愛し方を知らなかった。
怪人も、それが愛だと知っていても、愛し方を知らないものだから、犯罪を犯し力づくでねじ伏せようとし、クリスティーヌから拒絶されてしまうのです。
最後のシーン、心からの同情とかすかに残った愛情ゆえのキスで、たった二度のキスだけで、己が築いたもの、心から欲したものすべてを諦めてしまう怪人のなんと切ないあり方か…と思います。
良ければ、25周年の特別講演の映像があるかと思いますので、ぜひともご覧いただきたいと思っています。
ラブ・ネヴァー・ダイについては、楽曲は最高ですがストーリーは…(笑)って感じです…
私に何が一番説得力が有ったかといえば、
返信削除オペラ歌手体重説でした。管理人さん、最高です。
黒豆
返信削除このミュージカルの始まりが、ファントムの遺品の猿のオルゴールをラウルがゲットし、彼女(クリスティーヌ)が話していた通りだ、彼女が死んで私達が死んでも、音を奏でるのか…と呟く場面です。
返信削除クリスティーヌのラウルとの結婚生活は、ファントムへの思いを引きずったものだった、ラウルもそれを認めてクリスティーヌに寄り添ったのだと思います。
ファントムがクリスティーヌに俺と結婚するかラウルを墓場へ送るかと迫り、クリスティーヌがキスをする場面の表情や歌詞、クリスティーヌが指輪を返しに戻ってきた場面の表情や歌の歌詞から、クリスティーヌはファントムに愛を告白していると思います。そしてファントムもその愛を受け取りました。怪人人生で初めての愛を。
その上で若いラウルに彼女を譲り、ラウルもそれをわかって、愛の歌(all ask of you)の途中から引き取って彼女を連れて去って行った。そういうストーリーだと思います。
クリスティーヌとファントムが違う場面でおなじ「シンク・オブ・ミー」を歌います。そな音楽的特徴や音楽を形どっている要素に注目して考察して欲しいです
返信削除クリスティーヌとファントムが違う場面でおなじ「シンク・オブ・ミー」を歌います。そな音楽的特徴や音楽を形どっている要素に注目して考察して欲しいです
返信削除クリスティーヌが10代後半、幼馴染のラウル子爵が20代前半、ファントムは50代ぐらいで、
返信削除クリスティーヌはバイオリニストの父を亡くしてから孤独。ファントムには父を求めていたのかも。