2014年1月19日日曜日

With Arms Wide Open クリード (Creed)

かの有名なNew Zealandのナショナル・ラグビー・チームのthe All Blacksは,国際試合のたびに「ハカ」と呼ばれる伝統的なマオリのダンスを踊ってチームの士気を高めていますが,この曲を聴きそれが頭に浮かびました。おそらく主人公には妻(あるいは恋人)がいて,彼女から子どもが産まれると聞いたのでしょう。父親になるというのは容易なことではありませんが,それでも主人公にはその覚悟があるようで,それがこの曲の言わんとしているところだと思われます。
The famous New Zealand men's national rugby union team, known as the All Blacks, perform a 'haka' which is a traditional Maori dance before every international match to boost their morale.  Listening to the song, that's what came to me.  The protagonist is probably a guy who heard a news from his wife/girlfriend that she's pregnant.  Being a father wasn't an easy thing but he meant to be.  I think that's the song's talking about.
With Arms Wide Open  (Creed)
Well I just heard the news today
It seems my life is going to change
I close my eyes, begin to pray
Then tears of joy stream down my face

With arms wide open
Under the sunlight
Welcome to this place
I'll show you everything
With arms wide open
With arms wide open

Well I don't know if I'm ready
To be the man I have to be
I'll take a breath, I'll take her by my side
We stand in awe, we've created life

With arms wide open
Under the sunlight
Welcome to this place
I'll show you everything
With arms wide open
Now everything has changed
I'll show you love
I'll show you everything

With arms wide open
With arms wide open
I'll show you everything, oh yeah
With arms wide open, wide open

If I had just one wish
Only one demand
I hope he's not like me
I hope he understands
That he can take this life
And hold it by the hand
And he can greet the world
With arms wide open

With arms wide open
Under the sunlight
Welcome to this place
I'll show you everything
With arms wide open
Now everything has changed
I'll show you love
I'll show you everything
With arms wide open
With arms wide open

I'll show you everything, oh yeah
With arms wide open, wide open

なあ今日あの話を聞いたんだよ
これから俺の人生は変わるんだな
それで目を閉じて
神様に祈ってたら
嬉し涙がこぼれてきて
この頬を伝ったよ

両腕を大きく広げて
光溢れる空の下
お前を迎えるよ
よくきてくれたな
なんだってしてやりたいよ
本当にとにかく
心の底から

本当は自信がないんだ
ちゃんとした立派なオヤジになれるのか
だからこれから覚悟を決めて
お母さんを助けていくよ
本当にすごいことなんだって思ってる
2人で一緒にお前という
命を生み出したんだから

両腕を大きく広げて
光溢れる空の下
お前を迎えるよ
よくきてくれたな
なんだってしてやりたいよ
本当にとにかく
心の底から
なにもかも変わったんだ
お前を大切にして
なんだってしてやりたいよ

本当にとにかく
心の底から
なんだってしてやりたい
この両腕を広げて

願い事があるとしたら
これだけを頼みたい
あいつは俺に似ていませんように
あいつにはわかって欲しい
その気にさえなれば
人生は思い通りに生きていける
世の中の出会いに感謝して
広い心で生きて行ける
そういうことに気付いて欲しい

両腕を大きく広げて
光溢れる空の下
お前を迎えるよ
よくきてくれたな
なんだってしてやりたいよ
本当にとにかく
心の底から
なにもかも変わったんだ
お前を大切にして
なんだってしてやりたいよ
本当にとにかく
心の底から

なんだってしてやりたいよ
本当にとにかく
心の底から

(余談)

特に選んでそうしているわけではないのですが,主人公の男性が父親になることの期待や不安を歌った曲というのは,この曲の他にもWretch 32のHush Little BabyやOneRepublicのStop and Stareなどいくつか取り上げているのですが,女性の主人公が母親になる曲というのはまだ訳したことがないような気がします。

ただ仮にそういう曲があったとしても,おそらくその内容は母になる「期待や不安」ではなくむしろ「期待と決意」を歌ったものであるように思われます。

そもそも生物としての人間を考えた場合,母親の側には自分が子どもの母であることについていささかの疑いもないのですが,父親の側はそうはいきません。無論,相手を疑うということはないにしても,100%の確かかといわれれば,相手を24時間監禁・監視していない限りそれはありえず,その辺りの事情が前述のような温度差を生み出しているのかもしれません。

そう思うと,処女懐胎でイエス・キリストを出産した婚約者マリアをアプリオリに受け入れたヨゼフは大物です。

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