あるライター曰く「不幸なことに彼ら(Fine Young Cannibals)は「犠牲者」だ。つまらないロマンティック・コメディが短期間に集中してこの曲を使ったために飽きられた。悪いのは彼らじゃない。」
そうかもしれません。このバンドのことは知らなかった私も聞いた瞬間にこの曲を思い出しました。確かにどこかで以前耳にしました。クリシェイ(決まり文句)になるということは,裏を返せば強力なミームであることの証ですが,だからといってそれが必ずしもいいこととは限りません。強力過ぎる武器というものは,敵に対しては勿論のこと自分自身に対しても危険なものであるからです。
Someone wrote, "Unfortunately, they (Fine Young Cannibals) were victims of “too much, too soon” and the public got real sick of how often FYC was used to promote one terrible quirky romantic comedy after the other. This was not their fault."
I guess the writer was right. I haven't heard of the band but my mind instantly recognized the song when I heard it. Yes, I know I heard it somewhere before. Being a cliche means it has a strong meme but that's not always good thing. An exceedingly powerful weapon could be dangerous and harmful to yourself as well as to your enemy.
She Drives Me Crazy (Fine Young Cannibals)
Things you do don't seem real.
Tell me what you've got in mind,
'cause we're running out of time.
Won't you ever set me free?
This waiting 'round's killing me.
She drives me crazy like no one else.
She drive me crazy, and I can't help myself.
I can't get any rest,
People say I'm obsessed.
Everything you say is lies,
But to me that's no surprise.
What I had for you was true.
Things go wrong, they always do.
She drives me crazy like no one else.
She drive me crazy, and I can't help myself.
Tell me what you've got in mind,
'cause we're running out of time.
Won't you ever set me free?
This waiting 'round's killing me.
She drives me crazy like no one else.
She drive me crazy, and I can't help myself.
I won't make it on my own.
No one likes to be a lone.
She drives me crazy like no one else.
She drive me crazy, and I can't help myself.
She drives me crazy like no one else.
どうしても
こう思えて仕方ない
お前がやっていることに
マトモなことはひとつもない
教えてくれよ
一体なにを企んでんだ?
もう時間がないんだから
頼むからもう勘弁してくれよ
こうやってお預けばかりじゃ辛すぎる
他のヤツならそうでもないのに
あいつにかかったら
どうにかなっちゃいそうになる
マトモじゃなくなりそうなのに
自分ではどうしようもない
とにかく気が休まらない
周りからはこう言われるよ
憑りつかれてるみたいだって
口にするのはウソばかり
それくらいちゃんとわかってる
こっちの気持ちは本当なのに
物事が思うように運ばない
いつも裏目に出てばかり
他のヤツならそうでもないのに
あいつにかかったら
どうにかなっちゃいそうになる
マトモじゃなくなりそうなのに
自分ではどうしようもない
どうしても
こう思えて仕方ない
お前がやっていることに
マトモなことはひとつもない
教えてくれよ
一体なにを企んでんだ?
もう時間がないんだから
頼むからもう勘弁してくれよ
こうやってお預けばかりじゃ辛すぎる
他のヤツならそうでもないのに
あいつにかかったら
どうにかなっちゃいそうになる
マトモじゃなくなりそうなのに
自分ではどうしようもない
もう1人じゃやってけない
ひとりぼっちになりたいなんて
ヤツはこの世にいないんだから
他のヤツならそうでもないのに
あいつにかかったら
どうにかなっちゃいそうになる
マトモじゃなくなりそうなのに
自分ではどうしようもない
こんな気持ちにさせるのは
世界でただ1人だけ
(余談)
「こうやってお預けばかりじゃ辛すぎる」と主人公は嘆いていますが,一体何を「お預け」されているのかは不明です。心の中の「天使」は「デートとか手を繋ぐとかそういう機会を「お預け」されている」と教えてくれるのですが,もう1人の自分が「笑わせんなよ。お預けっつったらアレしかないだろ」とすかさずツッコミを入れてくるので,心の中がいわば「内戦状態」になっております。
しかしこの「お預け」されている状態にイヤイヤながらも耐えているとすれば,「肉食系」のバンド名Fine Young Cannibalsとは対照的に,この主人公,かなりの「草食系」と言わねばなりません。
いや~、もう、懐かしいです。しかも、改めて聴いてみると、今でもかなりカッコいいではないですか。こんなに名曲だったとは。再発見です。確か、当時、ジョディ・フォスターが出ていた、ホンダ、シビックのCMで流れていたはず。M.J.フォックス×ヒューイ・ルイス(パワー・オブ・ラブ)×インテグラと双璧で。今でもしっかり記憶に残っています。バブルの頃でしたね・・・。しかし、英語力不足か彼の裏声のせいか、今日に至るまで、She trusts me crazyと歌っているとばかり、思っていました。内容、真逆でびっくりでした。(返信は結構ですよ)
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