2014年3月4日火曜日

Watch Over You (When I'm Gone) アルター・ブリッジ (Alter Bridge)

もっと「予習」をして行くべきでした。先日東京で行われたAlter Bridgeのギグに友人と行きました。勿論ライヴも素晴らしく楽しめたのですが,一番驚いたのは観客の「熱さ(注「暑さ」ではありません)」。観客が歌わない曲がほとんどなかったからです。観客の大半が歌詞をすべて暗記しているような状況で,2曲しか知らない自分が「浮いている」と感じました。
I should have prepared before.  The other day I went their gig in Tokyo with my friend.  They're awesome and I really enjoyed the show but actually what impressed me most was the audience.  Their enthusiasm.  There's no song that they didn't sing along.  Most of the audience seemed to have learned every lyric of their songs.  Knowing only two of their songs,  I felt I didn't belong.
Watch Over You  (When I'm Gone)  (Alter Bridge)
Leaves are on the ground
Fall has come
Blue skies turning grey
Like my love

I tried to carry you
And make you whole
But it was never enough
I must go

[Chorus:]
Who is gonna save you
When I'm gone?
And who'll watch over you
When I'm gone?

You say you care for me
But hide it well
How can you love someone
And not yourself?

[Chorus]

And when I'm gone
Who will break your fall?
Who will you blame?

I can't go on
And let you lose it all
It's more than I can take
Who'll ease your pain?
Ease your pain

[Chorus:]
Who is gonna save you when I'm gone?
Who'll watch over you?
Who will give you strength when you're not strong.
Who'll watch over you when I've gone away?

Snow is on the ground
Winters come
You long to hear my voice
But I'm long gone

地面に枯葉が散らばってる
もう秋なんだ
青く晴れてたあの空も
今はもう
灰色の曇り空
まるで自分の気持みたいだ

支えてやりたくて
精一杯頑張った
幸せにしてやりたかったのに
結局はダメだった
だからもうここまでだ

[Chorus:]
誰も助けてくれないぞ
俺がいなくなったら
見守ってくれるヤツなんか
もう他には見つからない
俺がいなくなったら

俺を大事にしてるって
口ではそう言ってるけど
本当の気持は隠してる
だって他人のことを大切に
できるヤツなんていやしない
自分を大事にできなかったら

[Chorus]
俺がいなかったら
誰もお前を守ってくれない
たとえ何かが起こっても
人のせいにはできないんだ

このままこうやって
お前がすべてを失くすのを
見ているのは辛すぎる
これ以上もう耐えられない
だからこれからは
どんなに辛くても
慰めてくれるヤツはもういない

[Chorus:]
誰も助けてくれないぞ
俺がいなくなったら
見守ってくれるヤツなんか
もう他には見つからない
俺がいなくなったら
挫けそうになった時
励ましてくれるヤツはいない
俺がいなくなってしまったら
見守ってくれるヤツもいない

地面に雪が積もってる
もう冬になったんだ
また声を聞きたいと思っても
もう俺はとっくにいない

(余談)

記憶違いかもしれませんが,この曲を演奏する前に一瞬会場が静まり返ったのを見て,ヴォーカルのMyles Kennedyが「You're fucking polite.」とかなんとか言っていたような気がします。イントロのギターが美しかったので印象に残ったこの曲ですが,なにしろライヴ会場の歓声の中で,かろうじて聞き取れたのはwhen I'm goneという箇所くらい。帰宅後ネットで検索をかけてこの曲を見つけました。

聞き取れたコーラス部分のwhen I'm goneから,別れの曲だとは思っていましたが,なるほどこういう内容だったわけですね。この歌詞,一見すると恋人や配偶者やに別れを告げる曲のようにも思えるのですが,実際には,Alter Bridge自身が,薬物依存になった友人について書いたと認めているようです。したがって,歌詞の内容からすると,以前こちらに投稿したJames MorrisonのOne Last Chance http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2012/02/one-last-chance-james-morrison.htmlと同じ系列ですが,あちらは同じ世界を薬物依存の当事者から,こちらは当事者以外の人間から見ていると言えそうです。

とはいうものの,別の角度から眺めてみれば,職場に愛想を尽かして辞める,あるいは新興宗教に入信してしまった友人を絶縁するという場合も十分考えられ,そういう意味で大変「汎用性の高い」曲と言えるような気がします。

0 件のコメント:

コメントを投稿