2011年9月8日木曜日

Fireflies アウル・シティ(Owl City)

アウル・シティ(Owl City)のFirefliesです。このバンドは基本的にアダム・ヤング(Adam Young)一人のワンマンバンドです。私見ですがこの曲の特徴はパワフルかつ豊かなホタルのイメージにあると思います。曲を聴きながら自分も本当に夜中にホタルの群れに囲まれているような気になりました。
先日この曲に関して面白い解釈を見つけました。曰く,この曲は我々がとうに失ってしまった子ども時代を表現したものであり,ヴィデオの中に玩具が登場するのはそのためであるそうです。(大人になってしまった)我々が子どもでいられるのは夢の中だけ。ホタルは純粋な(子どもの)心のメタファーなので,眠っている間しかホタルは現れないとか。説得力があります。
Fireflies by Owl City.  Owl City is basically one-man band of Adam Young.  In my opinion, what characterizes this song is its powerful and rich images of fireflies.  Listening to it, I myself felt as if I had been covered with thousands of them in the middle of night.
By the way, I read an interesting interpretation of the song.  It says the song represents our long lost childhood and that's why a lot of toys appear in the music video.  The only place where we adults can live as a child is in our dreams.  Since fireflies are an metaphor of  innocence, we can see them only when we are asleep.  Sounds compelling.     
Fireflies  (Owl City)
そして上記の本家は勿論のことながら、このカヴァーが素晴らしい。その美しさに圧倒されます。
You would not believe your eyes
If ten million fireflies
Lit up the world as I fell asleep
Cause they'd fill the open air
And leave tear drops everywhere
You'd think me rude but I would just stand and
Stare

I'd like to make myself believe
That planet Earth turns, slowly
It's hard to say that I'd rather stay awake when I'm asleep
Cause everything is never as it seems

Cause I'd get a thousand hugs
From ten thousand lightning bugs
As they tried to teach my how to dance
A foxtrot above my head
A sock-hop beneath my bed
The disco ball is just hanging by a thread
(Thread, thread...)

I'd like to make myself believe
That planet Earth turns, slowly
It's hard to say that I'd rather stay awake when I'm asleep
Cause everything is never as it seems
(When I fall asleep)

Leave my door open just a crack
(Please take me away from here)
Cause I feel like such an insomniac
(Please take me away from here)
Why do I tire of counting sheep?
(Please take me away from here)
When I'm far too tired to fall asleep
(Ha-ha)

To ten million fireflies
I'm weird cause I hate goodbyes
I got misty eyes as they said farewell
(Said farewell)
But I'll know where several are
If my dreams get real bizarre
Cause I saved a few and I keep them in a jar
(Jar, jar, jar...)

I'd like to make myself believe
That planet Earth turns, slowly
It's hard to say that I'd rather stay awake when I'm asleep
Cause everything is never as it seems
(When I fall asleep)
[x2]

I'd like to make myself believe
That planet Earth turns, slowly
It's hard to say that I'd rather stay awake when I'm asleep
Because my dreams are bursting at the seams


きっと信じられないよ
無数のホタルが
外の世界を明るく照らしてる
ちょうどボクが眠る頃
ホタルが家の外に溢れて
涙をそこら中に落としてく
バカみたいだけど
ボクはただそこに突っ立って
それをじっと見てるんだ

信じたいよ
地球がゆっくり動いてるってことを
できれば眠ってる時こそ目覚めてたいよ
起きてる時とは違った世界がそこにあるから

目覚めていれば、無数のホタルが
ボクをそっと包んでくれるだろう
ホタルは頭の上ではフォーマルなフォックス・トロットを
ベッドの下ではカジュアルなソックホップダンスを踊りながら、
ボクにダンスを教えてくれるんだ
ちょうどミラーボールもぶら下がってる

信じたいんだ
地球がゆっくり動いてるってことを
できれば眠ってる時こそ目覚めてたいよ
起きてる時とは違った世界がそこにあるから
(眠ってる時はね)

ドアをほんの少しだけ開けておいて
(ボクをここから連れ出して)
だってなかなか眠れないような気がするから
(遠くに連れてって)
理由は分からないけど、羊を数えるのはもうイヤなんだ
(ここからどこか遠くへ)
疲れすぎて眠れない時に

無数のホタルたち
ボクは変なヤツでお別れをいうのがキライなんだ
ホタルにさよなら元気でと言われて
涙が出てきたよ
(お別れだ)
でも次にすごくヘンな夢を見たら、きっとまた会える
だってホタルを何匹か捕まえて、ビンの中に入れたんだ
(ビンの中にね)

信じたいんだ
地球がゆっくり動いてるって
できれば眠ってる時こそ目覚めてたいよ
起きてる時とは違う世界がそこにあるから
(眠ってる時はね)

信じたいんだ
地球がゆっくり動いてるってことを
できれば眠ってる時こそ目覚めてたいよ
起きてる時とは違った世界がそこにあるから
(眠ってる時はね)

信じたいんだ
地球がゆっくり動いてるってことを
できれば眠ってる時こそ目覚めてたいよ
めくるめくような夢がそこから始まるから








3 件のコメント:

  1. こんにちは。

    OWL CITYの訳を探していたらここに辿り着きました。
    (今更ですが)
    「この曲は我々がとうに失ってしまった子ども時代を表現したもの」の解釈は目からウロコものでした。

    「信じたいんだ地球がゆっくり動いてるってことを」ってなんのことだろうとずっと分からなかったんですがこの解釈に当てはめるときっと「ゆっくり歳をかさねていたい」ってするとすごくすんなりきますし、PVの玩具もそういうことか!とすごく自分の中ではスッキリしました。

    いつも訳も素晴らしいですがこういった情報があると嬉しいですね。これからも続けて欲しいです。

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    1. コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。私も最初一体この曲は何について歌ったものなのかが理解できなかったため,その解釈を知った時は感動いたしました。この解釈のおかげでこの曲の美しさを一層理解できるようになった気がいたします。

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  2. こんにちは。はじめまして。匿名で失礼します。
    ある動画でこの曲を知り、和訳を探していたらこちらに記載されていたので、読みつつ再度この曲を聴いてみました。

    曲だけを純粋に聴いてみたら、ふともうここにはいない(亡くなった)人が残していった人(家族や友人など)へのメッセージのようにも聞こえてきて不思議でした。蛍が集まって自分を囲っているというところがそうさせたのかもしれません。その解釈で聴くと暖かい曲調のはずなのに、涙が止まらなくなりました。

    こんな解釈ができたのも、きれいな和訳が書いてあったからこそでした。これからもがんばってください。ありがとうございました。

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