2012年3月14日水曜日

Save Me ゴーティエ(Gotye)

Gotyeは自分を支えてくれた恋人にこの曲を捧げたとか。さぞや彼女は嬉しかったでしょうね。
この曲については,ネット上に2種類の歌詞存在します。両者の違いがみられるのは,2番目の連「In the morning You were leaving」から始まる箇所です。ひとつはその後が「Traveling the South again」となっており,もうひとつは「Traveling inside the gate」となっています。
前者が正しいとするのが大方の見方で,私自身もそうですが,後者もなかなかに興味深い。なぜならその場合,歌詞に出てくるYOUが亡くなっていると思われるからです。そこで,和訳の最後にもう一つ和訳を付け加えました。恋愛モノとしてはこちらの方がより感動的ですね。
I heard Gotye dedicated this song to his girlfriend for supporting him.  I'm sure she was elated at that time.
As for this song, I found two versions of the lyrics on the web.  They differ in the second verse starting with "In the morning You were leaving."  One of them goes "Traveling the South again" and the other "Traveling inside the gate."
Most people think the former is correct and so do I.  However, I find the latter is interesting for  the second person seems to have passed away in that case.  So I put another translation at the bottom of this post as well.  As a romantic story, this one seems more touching.  
Save Me  (Gotye)
In the mornings,
I was anxious
Was better just to stay in bed
Didn't wanna fail myself again

Running through all the options
And the endings
Were rolling out in front of me
But I couldn't choose a thread to begin

And I could not, love
Cos I could not love myself
Never good enough no
That was all I'd tell myself
And I was not well
But I could not help myself
I was giving up on living

In the morning
You were leaving
Travelling the South again/inside the gate
And you said you were not unprepared
And all the dead ends
Disappointments
Fading from your memory
Ready for that lonely life to end

And you gave me love
When I could not love myself
And you made me turn
From the way I saw myself
And your patient love
And you helped me help myself
And you save me (3)

毎朝目覚めては
不安だった
このままずっと寝てれば
自分がイヤにならずに済むかもと思ってた
こうしたらああなる,ああしたらこうなると
色々考えすぎて
一体どうすればいいのか
全然わからなかった

誰かを好きにもなれなかった
だってそもそも自分が嫌いだったから
何をしてもダメな人間なんだ
それしか自分にはわからなかった
無気力になって落ち込んでたけど
自分ではどうにもできなくて
生きていくのもイヤになってたよ

その朝
君は旅立とうとしてた
また南に向かって
そして,これは前から決めてたことで,今がその時だと言ったんだ
行き詰ったことも
失望を味わったことも,君の記憶からはもう消えていて
それまでの孤独な人生から歩み出そうとしてた

本当に大切にしてくれたから
自分を信じられるようになった
励まされて
考え方も変わったよ
諦めず,辛抱強く支えてくれて
辛いことにも負けなくなった

あの時支えてくれたから
今の自分がここにいる
側にいてくれたからこそできたんだ

(Traveling inside the gate version)
毎朝目覚めては
不安だった
このままずっと寝てれば
自分がイヤにならずに済むかもと思ってた
こうしたらああなる,ああしたらこうなると
色々考えすぎて
一体どうすればいいのか
全然わからなかった
誰かを好きにもなれなかった
だってそもそも自分が嫌いだったから
何をしてもダメな人間なんだ
それしか自分にはわからなかった
無気力になって落ち込んでたけど
自分ではどうにもできなくて
生きていくのもイヤになってたよ
その朝
別れの時が近づいてた
目的地は天国の門
なのに,さして慌てるふうでもなく,前からわかってたよとつぶやいた
行き詰ったことも
失望を味わったことも,全て水に流して
それまでの孤独な人生に幕を引こうとしていた
本当に大切にしてくれたから
自分を信じられるようになった
励まされて
考え方も変わったよ
諦めず,辛抱強く支えてくれて
辛いことにも負けなくなくなった 
あの時支えてくれたから
今の自分がここにいる
側にいてくれたからこそできたんだ
(補足)

今さらですが,オフィシャル・ヴィデオに正式な歌詞が出ていました。やはりsouthと歌っています。


In the mornings
I was anxious
It was better just to stay in bed
Didn't want to fail myself again

Running through all the options
And the endings
Were rolling out in front of me
But I couldn't choose a thread to begin

And I could not love
'Cause I could not love myself
Never good enough, no
That was all I'd tell myself
And I was not well
But I could not help myself
I was giving up on living

In the morning
You were leaving
Traveling south again
And you said you were not unprepared

And all the dead ends
And disappointments
Were fading from your memory
Ready for that lonely life to end

And you gave me love
When I could not love myself
And you made me turn
From the way I saw myself
And you're patient, love
And you help me help myself
And you save me,
You save me,
You save me


(余談)

その恋人(と思しき女性)が出ているヴィデオがあります。ああ見えて(いや皆様にどう見えてるのかは存じませんが)Gotye「剛の者」です。理由は1分辺りのところをご覧になればわかります。文化の違いを痛感する瞬間。あれはできん・・・・。


2 件のコメント:

  1. 今晩は。
    するどいですね。オーストラリア在住ではないですが、海外在住です。
    ところで、余談のコーナーのヴィデオの女性、彼女がTashです。可愛らしい方ですよね。一緒に住んでもう長いそうです。ファンの間ではとても有名。
    幸運なことにWallyとお話をする機会があったのですが、とても気さくで、知的で優しい紳士でした。いつもニコニコしていて、人にも、動物にも、環境にさえも良い人でありたいとか。素敵な心がけですよね。なかなかできません。
    Twitterは違う名前でやっているので、私ではないですね。
    それでは、また。

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    1. コメントありがとうございます。さて,先日ご紹介くださった曲,早速2曲とも聴いてみました。個人的にはI Take The Blameの方が好きですが,どちらも素晴らしい曲でした。なんとなくJason MrazとつきあっていたTristan Prettymanを彷彿とさせる歌声の方ですね。
      それにしてもあのGotye本人と話をなさったとはなんと幸運な!海外在住でいらっしゃるだけでも湧き上がる羨望を抑えきれない私にとって,伺うだけでめまいがしそうなほどの華麗なエピソードです。

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