しかし実際は違います。先日投稿したEvery Breath You Take同様,ストーカーの曲であるようです。
リード・ヴォーカルのDeborah Harryは,これは70年台に付き合っていたストーカーチックな元彼について書いた曲だと語っています。当時まだ「ストーカー」という言葉はなかったと思いますが,そういう人間は間違いなく存在したわけですね。
The song was featured in a Hollywood film "Coyote Ugly." Anyway, what's this song exactly about in the first place? I've never wondered about it before and had a feeling that the song is about a crush. The protagonist falls for the second person and is desperate to be together with the person.
Well, actually it's not. It's a stalker song as well as Every Breath You Take I posted last month.
Deborah Harry, the lead vocal told she wrote this for her ex. boyfriend back in 1970s who was pretty much a stalke. There's no word like "staler" for such a person at that time but he did exist.
One Way Or Another (Blondie)
(One Direction Cover)
One way or another I'm gonna find ya
I'm gonna getcha getcha getcha getchaOne way or another I'm gonna win ya
I'm gonna getcha getcha getcha getcha
One way or another I'm gonna see ya
I'm gonna meetcha meetcha meetcha meetcha
One day, maybe next week
I'm gonna meetcha, I'm gonna meetcha, I'll meetcha
I will drive past your house
And if the lights are all down
I'll see who's around
One way or another I'm gonna find ya
I'm gonna getcha getcha getcha getcha
One way or another I'm gonna win ya
I'll getcha, I'll getcha
One way or another I'm gonna see ya
I'm gonna meetcha meetcha meetcha meetcha
One day, maybe next week
I'm gonna meetcha, I'll meetcha
And if the lights are all out
I'll follow your bus downtown
See who's hanging out
One way or another I'm gonna lose ya
I'm gonna give you the slip, a slip of the lip or another
I'm gonna lose ya, I'm gonna trick ya, I'll trick ya
One way or another I'm gonna lose ya
I'm gonna trick ya trick ya trick ya trick ya
One way or another I'm gonna lose ya
I'm gonna give you the slip
I'll walk down the mall
Stand over by the wall
Where I can see it all
Find out who ya call
Lead you to the supermarket checkout
Some specials and rat food, get lost in the crowd
どんな手段を使ってでも,きっと見つけ出す
もう逃がさないから
体裁なんて構ってられない きっと振り向かせてみせるから
諦めたりするもんか
どにかくこうなったら,どうにかして顔を合わせて
ちゃんと知り合いになるんだから
いつかきっとそうなるよ 早けりゃ来週にそうなれるかも
そして友達になるんだよ
だから車で家の前を通った時
家中が薄暗くなってたら
誰と一緒なのか調べるよ
もう逃がさないから
体裁なんて構ってられない きっと振り向かせてみせるから
諦めたりするもんか
どにかくこうなったら,どうにかして顔を合わせて
ちゃんと知り合いになるんだから
いつかきっとそうなるよ 早けりゃ来週にそうなれるかも
そして友達になるんだよ
だから車で家の前を通った時
家中が薄暗くなってたら
誰と一緒なのか調べるよ
どんな手段を使ってでも,きっと見つけ出す
もう逃がさないから
体裁なんて構ってられない きっと振り向かせてみせるから
諦めたりするもんか
どにかくこうなったら,どうにかして顔を合わせて
ちゃんと知り合いになるんだから
いつかきっとそうなるよ 早けりゃ来週にそうなれるかも
そして友達になるんだよ
灯りがすっかり消えてたら
繁華街までバスを追って
誰と一緒なのか調べるよ
いずれいつかは別れる時が来る
そしたらそこから上手く逃げ出すよ
うっかり余計なことを言っちゃって
別れることになるんなら
そうならないよう,手を打つよ
別れることになるんだから
捕まらないようにしてみせるよ
ショッピング・センターを歩き回って
壁のとこに立ってみる
そこからなら何もかもがよく見えるから
電話の相手もつきとめられる
スーパーのレジに連れてって
お買い得品やネズミのエサを買った後 *
人混みに紛れていなくなるから
(補足)
* ショッピング・センターの箇所に登場する「rat food」という単語。これが一体何を表しているのかは明確ではありません。「最終的にネズミに食われてしまうもの」という意味であるとすれば「食料品」というほどの意味でしょうが,一応訳文では「ネズミのエサ」とそのまま訳しました。
ただこの単語を最初に目にした時,最初に脳裏に浮かんだのは,実は「殺鼠剤」でした。そして仮にこの意味だと考えると,恐ろしさに一層拍車がかかりそうです。
(余談)
先日取り上げたEvery Breath You Takeとともに,王道の(?)ストーカー・ソングです。明るいアップテンポの曲調とは裏腹に内容はとにかく怖い。
この曲,リードでも述べたように,主人公は男性(元彼)だと思われます。ただ日本語と異なり,英語はあまり性を意識させない(gender-conscious)言語なので,主人公が女性と考えることも可能です。
ただそれならいささかでも怖さが和らぐかというと,決してそうではなく,むしろその場合,ストーカーに加えて「肉食系」となります。しかも歌っているのがあのDeborah姐さんです。「狙われてる」とか「ロック・オン」とかそういった単語が脳裏に浮かぶのは私だけでしょうか?
* ショッピング・センターの箇所に登場する「rat food」という単語。これが一体何を表しているのかは明確ではありません。「最終的にネズミに食われてしまうもの」という意味であるとすれば「食料品」というほどの意味でしょうが,一応訳文では「ネズミのエサ」とそのまま訳しました。
ただこの単語を最初に目にした時,最初に脳裏に浮かんだのは,実は「殺鼠剤」でした。そして仮にこの意味だと考えると,恐ろしさに一層拍車がかかりそうです。
(余談)
先日取り上げたEvery Breath You Takeとともに,王道の(?)ストーカー・ソングです。明るいアップテンポの曲調とは裏腹に内容はとにかく怖い。
この曲,リードでも述べたように,主人公は男性(元彼)だと思われます。ただ日本語と異なり,英語はあまり性を意識させない(gender-conscious)言語なので,主人公が女性と考えることも可能です。
ただそれならいささかでも怖さが和らぐかというと,決してそうではなく,むしろその場合,ストーカーに加えて「肉食系」となります。しかも歌っているのがあのDeborah姐さんです。「狙われてる」とか「ロック・オン」とかそういった単語が脳裏に浮かぶのは私だけでしょうか?
実はこの曲,かの一方向がカヴァーするという話を先日小耳に挟みました。先日東京で行ったライヴでもや歌ったらしいのですが,何故彼らがストーカーソングを?思わずにはいられません。むしろストークされてる方だと思うんですがね。
こんにちは。
返信削除うわー、One Way Or Another、なつかしい!
もちろん聞いていた当時は意味など考えませんでした。
それが、実はストーカーソングだったんて・・・
人はこうやって新しいことを知って大人になっていくのですね・・・。
コメントありがとうございます。まさしく仰る通りです。人生,基本はVeritas Vos Liberabitですが,実はIgnorance is Blissなことも決して少なくないと思い知らされる昨今でございます。
削除私の場合,洋楽における最大の「大人体験」はMaroon 5のThis Loveにある「I tried my best to feed her appetite, Keep her coming every night」の箇所が,別に毎晩大食漢の彼女を夕食に招待して料理を振る舞っているわけではないと知ったことかもしれません。
"Maroon 5のThis Loveにある「I tried my best to feed her appetite, Keep her coming every night」の箇所が,別に毎晩大食漢の彼女を夕食に招待して料理を振る舞っているわけではない"
返信削除すみません。大爆笑でした。
この歌ってストーカーソングだったんですねww
返信削除ストーカーソングだったなんて年の瀬に、テンション下がっちゃったじゃないですかwあんなに楽しそうにOne Direction歌ってるのに。まぁ、ファンにとっては関係ないんでしょうけどね^^
返信削除コメントありがとうございます。年の瀬にTamaya様のテンションを下げてしまったことはお詫びいたしますが,ただ歌詞のことを考えず,曲だけ聴いている分にはそれを全く感じさせないあたりが一方向の実力ではないでしょうか。
削除