このLaura Mvula,あのEmeli Sandeと比べる人が多いのですが,私には全く似ているように思えません。ただ似ているかそうでないかはさておき,2人がともに素晴らしいシンガー・ソングライターであることだけは確かです。
When I heard the song on YouTube in January this year, I was completely hooked. Not knowing what's it all about, I kept pressing the 'play' button. It reminds me of some religious chant. Well, just listen, then you'll understand what I mean.
Some people compare her to Emeli Sande but they sounds completely different to me. Regardless of her similarity to (or difference from) Emeli Sande, they are both good singer-songwriters. That's for sure.
She (Laura Mvula)
She wondered if there was a way out of the blue
Who's gonna take her home this time?
She knew that this time wouldn't be the last time
Oh, oh, oh, oh
There she waits looking for a savior
Someone to save her from a dying self
Always taking ten steps back and one step forward
She's tired, but she don't stop
Oh, oh, oh, she don't stop, she don't stop, she don't stop
Oh, oh, oh, she don't stop, she don't stop, she don't stop
Every day she stood, hoping for a new life
She closed her eyes, and she heard a small voice say
You don't stop no, you belong to me
She cried, maybe it's too late
Don't, don't stop, don't, don't stop
She don't stop, she don't stop, she don't stop
She don't stop, she don't stop, she don't stop
She don't stop, she don't stop, she don't stop
She don't stop, she don't stop, she don't stop
She don't stop, she don't stop, she don't stop
She don't stop, she don't stop, she don't stop
She walked towards you with her head down low
She wondered if there was a way out of the blue
Who's gonna take her home this time?
She knew that this time wouldn't be the last time
あの子はうつむきながら歩いてきた
思いがけなく道が開けることなんてあるんだろうかと考えながら
今度は誰が連れて帰ってくれるんだろう?
だけどこれが最後じゃないのはわかってた
自分を救い出してくれるそんな人を今もそこで待ってる
今にもダメになりそうだけど
その人がいれば救われる
いつも10歩後戻りして,やっと1歩進むという状態だったから
もういい加減イヤになってたけど
それでもあの子はまだ諦めない
まだ希望を捨ててない
まだ希望を捨ててない
だから毎日,あの子はそこに立った
新しい人生が開けるよう願いながら
目を閉じると,ささやくような声でこう言うのが聞こえてくる
諦めちゃダメ,ここが居場所なんだから
彼女は泣いた だって多分もう手遅れなんだ
止まっちゃダメ
諦めちゃダメ
そのまま頑張って
あの子はうつむきながら歩いてきた
思いがけなく道が開けることなんてあるんだろうかと考えながら
今度は誰が連れて帰ってくれるんだろう?
だけどこれが最後じゃないのはわかってた
(補足)
彼女の姓の発音は海外のサイトにあった"mmm-voola"という表記を参考にしています。
(余談)
この曲大変美しいのですが,具体的に何について歌った曲なのかさっぱりわかりません。ネットでも検索をかけたのですが何も出でこない。
ただ個人的にはこの曲,Ed SheeranのThe A Teamと同じ流れに思えて仕方ありません。無論,歌詞をほぼ忠実に再現した形だったThe A Teamと異なり,この曲のミュージック・ヴィデオは,教会と思しき場所で聖歌隊が歌う作りになっていますし,主人公と思われる人物も子どもです。ただそれでもそう思えて仕方がない。最初に聴いた時の印象が今もまだ持続しています。
いずれにしろ,ネイティヴではない私にはこれが精一杯なので,別の解釈をお持ちの方がおいでになれば,コメント欄等で是非それをお知らせください。お待ちしております。
ところで,このLaura Mvulaの声,本館で以前取り上げたFeeling GoodのNina Simoneに似ているという方が多いのですが,いかがでしょうか?
もう、この曲にはどうしてもコメントせずにはいられません。大変美しく感動的な曲です。迷いのないまっすぐな歌声を聴いていると、(特に4連目など)涙が出てきます。なんというか、「励まされてしまって」というのが一番気もちに近いと思います。
返信削除以前、Stayのコメント欄で「ふと冷静になった時に現れる理性的(=客観的)な自分と,自分の感情に流される主観的自分との心の中での対話」、とおっしゃっていたのが記憶に残っていますが、この曲もそう解釈できないか、と思いました。つまり、「She」とは、行き詰って誰か自分を救ってくれないかと、悩み苦しんでいる主人公自身の姿で、それを客観的に見ているもう一人の自分が、大丈夫、頑張って、と励ましているのではないか、と。そして、外側からそれを見ているさらに大きな存在がこの歌の語りになっている。そう考えてはどうかと思いました。(最近のコメント欄を見るとお忙しそうです。返信はご心配なく。)