2013年5月17日金曜日

Dear Darlin' オリー・マース (Olly Murs)

彼が復活しましたね。昨年彼のTroublemakerを聞いた時には若干当惑した私ですが,今回は旧友に会ったような気がしています。歌詞もヴィデオもかなりわかりやすい作りになっていて,主人公と相手はしばらく付き合ったもののほどなく別れたという筋書きです。
ところで,Dear Darlin' という曲のタイトルからは手紙が浮かびます。皆さんは手紙をまめに書く方でしょうか?私は違います。最後に手紙を書いたのがいつだったか思い出せないほどです。メールの方が圧倒的に簡単で便利です。
ただ,主人公は手紙を書いて,それで相手に気持ちが伝わったようですが,これがメールだとそうはいかなかった気もします。手紙を書くには時間がかかりますが,それだけの価値はあるのかもしれません。
He's back.  When I heard his Troublemaker last year, I admit I was a bit confused but this time, it feels like seeing my old friend.  The lyrics is pretty self explanatory and the music video, too.  The protagonist and the second person fell in love but soon broke up.
Anyway, the song title, Dear Darlin' implies a letter.  Do you write often?  I don't.  I don't remember when I last wrote a letter.  Email is much easier and far more convenient for me.
The protagonist writes a letter to the second person and she says she understands what he means.  If he had sent email, however, she wouldn't have said so.  Writing a letter takes time but it seems to be worth doing.
Dear Darlin'  (Olly Murs)
Dear darlin’, please excuse my writing.
And I can’t stop my hands from shaking
'Cause I’m cold and alone tonight.

I miss you and nothing hurts like no you.
And no one understands what we went through.
It was short. It was sweet. We tried.

And if my words break through the wall
And meet you at your door,
All I can say is “Girl, I mean them all.”

Dear darlin’, please excuse my writing.
I can’t stop my hands from shaking
'Cause I’m cold and alone tonight.

I miss you and nothing hurts like no you.
And no one understands what we went through.
It was short. It was sweet. We tried. We tried.

[Woman:] I understand where he's coming from.

Been thinking about the bar we drank in.
Feeling like the sofa was sinking.
I was warm in the hope of your eyes.

So if my words break through the wall
To meet you at your door,
All I can say is “Girl, I mean them all.”

Dear darlin’, please excuse my writing.
I can’t stop my hands from shaking
'Cause I’m cold and alone tonight.

I miss you and nothing hurts like no you.
And no one understands what we went through.
It was short. It was sweet. We tried.

Oh I concur. These arms are yours to hold.

And I miss you and nothing hurts like no you.
And no one understands what we went through.
It was short. It was sweet. We tried.
We tried

ダーリン,どうか手紙を書かせてくれ
手の震えて止まらない
今夜はひとりぼっちで寒くてたまらないから

会いたいよ 
そばにいないのが辛くて仕方ない
2人の間に何があったかなんて誰にもわからない
短い付き合いだったけど,幸せだったし
お互い努力もしたろ?

この手紙を読んで,心のわだかまりがとけて
この気持ちが届いたら
玄関まで行くから会ってくれないか
これだけ言いたいから
「手紙に書いたことはみんな本当のことだから」って

ダーリン,どうか手紙を書かせてくれ
手の震えて止まらない
今夜はひとりぼっちで寒くてたまらないから

会いたいよ 
そばにいないのが辛くて仕方ない
2人の間に何があったかなんて誰にもわからない
短い付き合いだったけど,幸せだったし
お互い努力もしたろ?
頑張ったよな

(女性の声)あの人の言いたいことはわかったわ

一緒に飲みに行ったバーのことをずっと思い出してた
ソファが沈みそうな感じがしたよ
あの時は寒さなんか感じなかった
その目に溢れる希望に包まれてたから

この手紙を読んで,心のわだかまりがとけて
この気持ちが届いたら
玄関まで行くから会ってくれないか
これだけ言いたいから
「手紙に書いたことはみんな本当のことだから」って

ダーリン,どうか手紙を書かせてくれ
手の震えて止まらない
今夜はひとりぼっちで寒くてたまらないから

会いたいよ 
そばにいないのが辛くて仕方ない
2人の間に何があったかなんて誰にもわからない
短い付き合いだったけど,幸せだったし
お互い努力もしたろ?

その通りだよ この両腕はその人を抱きしめるためにあるんだから

会いたいよ 
そばにいないのが辛くて仕方ない
2人の間に何があったかなんて誰にもわからない
短い付き合いだったけど,幸せだったし
お互い努力もしたろ?
頑張ったよな

(余談)

Troublemakerがここ本館でもカミサマ入り(人気の投稿トップ10入り)している彼ですが,この曲,彼には申し訳ないのですが,Flo Rida先生のキャラが強烈過ぎて,私の中では既に完全に先生の曲です。そしてこれが私だけでないとすれば,フィーチャリング流行りの世の中にあって,アーティストが誰と組むかは,一般人が思う以上に重要なのかもしれません。

無論,David Guettaのように,フィーチャーされている方しか歌わないのであれば,それはそれでいいのかもしれませんし,また我が師匠くらいキャラが確立されていれば,Moves Like Jaggerでアギレラ姐さん(←なぜか姐さんと呼びたくなってしまいます)と組もうが,PayphoneでWiz Kalifaと組もうが,自分の曲として周囲に認知させることなど容易いことでしょう。

ただ比較的地味なアーティストが強烈過ぎるキャラの持ち主をフィーチャーすると,事はそう簡単には行かないような気がします。

真っ先に思いついたのが,Professor Green ft. Emeli SandeのRead All About It。この曲にはEmeli Sandeが一人で歌っているPart IIIがあるのですが,こちらは海外の歌詞サイトで,数か月前からずっとトップ100入りしているにもかかわらず,Professor Greenの方は(おそらく)一度も入っていないと思われます。

そういう意味で言えば,御大Elton Johnをフィーチャーしながらも貫禄負けしていないFall Out BoyのSave Rock and Rollは成功例と言えるのかもしれません。


2 件のコメント:

  1. オリーには双子のお兄さんが居るらしいのですが
    未だに確執があるそうですね
    原因はオリーが歌手になるキッカケとなったX-factorの
    決勝とお兄さんの結婚式の日程が偶然にも重なってしまい
    オリーが結婚式ではなく決勝の方に出たことらしいです
    お兄さん曰くこの一件で家族を引き裂いたとまで言ってます
    どっかのギャラガー兄弟みたいに罵倒し合う関係でもなく
    それ以降、なんの会話もないとか

    そんなニュース(2010年ぐらいの記事)を最近知ったので、この歌詞は女性宛の歌詞ですがどうもお兄さん宛の歌詞に見えてしまいましたね

    駄文長文失礼しました

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    1. コメントありがとうございます。流石はNick様(以下同文)。そのお話を伺うと本当にこの曲がお兄さんに宛てた曲のようにも思えて,より一層味わい深くなりました。まさに情報のキラーパス(意味不明)。ありがとうございます。
      結婚式と決勝の日が重なったというお話ですが,私がそのお兄さんの立場であれば,仮に本人が結婚式に出ると言ってくれても,お前の人生がかかっているからと断ると思いますが,それが確執の原因になるあたり,それ以前から2人の間には何かがあったのかもしれません。
      ところで,Professor GreenのNever Be A Right Timeにお寄せくださったコメント。昨日までスパムフォルダに格納されていたため,お返事が大幅に遅れましたことを重ねてお詫び申し上げます。

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