2014年1月16日木曜日

Gale Song ザ・ルミニアーズ (The Lumineers)

この曲は映画The Hunger Games: Catching Fireのサウンドトラックに収録されており,主要登場人物のひとりであるGaleの視点から描かれているため,今回和訳に際してWikipediaにあるこの映画のあらすじを読みました。
以前はこの映画が2000年の日本映画「バトル・ロワイヤル」のリメイクのようなもので,仮にそうでないとしても,作者は間違いなくそこからインスピレーションを得ていると思っていました。両者とも生き残りをかけた殺し合いに無理やり参加させられる子どもを描いているからですが,話の内容を知った今では,確かに大変似てはいるものの全く同じわけではないとわかりました。
The song is from The Hunger Games: Catching Fire  – Original Motion Picture Soundtrack released last year.  It'is written from the perspective of Gale, one of the main characters of the story.  So translating this, I read about the summery of it on Wikipedia.
Before reading it, I thought it's a kind of remake of a Japanese film, Battle Royale (2000).  Even if not, the writer of the story must have been inspired by the film.  They're are about children being forced to kill each other for survival.  Knowing the story of The Hunger Games, now I think they're so much similar (of course) but not identical.
Gale Song  (The Lumineers)
It's a lonely road
for the tired man,
and you can see it in your face.
And you'll be home in spring,
I can wait 'til then.
I heard you're on the big train.

And oh, this too shall pass.
This loneliness won't last for long.

I wasn't there to take his place.
I was ten thousand miles away.
So when you hear my voice,
when you say my name,
may it never give you pain.

But I don't wanna go,
but it's time to leave.
You'll be on my mind, my destiny.

And I won't fight in vain.
I'll love you just the same, oh.

I couldn't know what's in your mind,
but I saw the pictures, you're looking fine.
And there was a time when I stood in line
for love, for love, for love.
But I let you go, oh,
I let you go.

And he fell apart
with his broken heart,
and this blood, this blood, this blood.
Oh, it drains from my skin, it does.

こうしてるのはさびしいよ
こういう疲れ切ったヤツだから
お前だって
自分の顔を見ればわかるだろ?
だけど春になれば
お前だって戻ってくる
だからその時まで待ってるよ
聞いたよ
あの大きな列車に乗ったんだな

こんなこともいつか終わる
今はこんなに寂しいけど
それだってずっとってわけじゃない

あいつの代わりはできなかった
あの時はずっと遠くに離れてたから
だから声が聞こえてきても
ふとした拍子に
名前が口をついて出ても
もういいんだ 忘れてくれ
もう苦しんで欲しくない

このまま別れるなんてイヤだけど
もうその時は来てるんだ
だけど別れてしまっても
お前のことは忘れない
運命の人だから

意味のない戦いを
するつもりなんか全然ないけど
ただお前のことだけは
変わらずずっと想ってる

お前が心の中で
一体何を考えてるのか
それはわからなかったけど
映像の中のお前を見てると
すごく元気そうだった
好きな人の心を振り向かせたくて
頑張ったこともあったけど
お前のことは諦めたよ
もういいんだ

あいつは傷ついて
ボロボロの状態だった
そしてそれを見ていたら
こんな風に体から
血が流れ出てくるんだよ

(余談)

以前凄腕の刺客のSafe and Sound(シリーズ第一作のサウンドトラックに収録されています)を取り上げた際,コメントをくださった方がこの映画はバトル・ロワイヤルよりも恋愛色が濃いと仰っていたような気がします。http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2012/06/safe-and-sound-taylor-swift.html
確かにこの曲の歌詞を見る限りそのように思われますし,また歌っているのが「最強ロマンティック曲」の誉れ高いかのHo Heyを作ったThe Lumineersであるとすればそれも当然かもしれません。http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2012/09/ho-hey-lumineers.html

ただ,このHo Hey(日本語で発音すれば「ホー・ヘイ」ですがここは笑うところではありません)アメリカでは「ロマンティックな曲」ということで絶賛されているのですが,純日本人の私にはどうしてもタイトルで「あの曲」を思い出してしまうため,いまだにその曲を虚心で聴けません。

2 件のコメント:

  1. 初めまして。
    このサイトを初めて拝見させていただきました。
    『ハンガー・ゲーム』は私の一番のお気に入り映画で、サントラもすべて持っています。
    「Gale song」は「safe &sound」と並んで一番好きな曲なので、こんな意味なんだーととても楽しく拝見させて頂きました。
    この解釈もゲイルの心がとてもよく表れていて、この映画のマニア(笑)な私も納得でした。

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    1. コメントありがとうございます。私自身はこの映画を観ていないのですが,この映画のマニアと仰るshimahama様が納得してくださったことで,この解釈で良かったのかという心配がやっと晴れたような気がいたします。ありがとうございました。

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