2014年10月31日金曜日

Work It Out ノックス・ハミルトン (Knox Hamilton)

皆様の大半はおそらく彼らの名前をご存じないでしょう。私もそうでした。2014年10月30日の時点ではWikipediaに彼らの項目はありません。したがって彼らのFacebookのアカウントからの情報になりますが, このバンドはBoots Copeland,Bradley Pierce,Cobo CopelandそしてDrew Buffingtonの4人で構成されています。苗字が同じであるところを見ると,BootsとCobo Copeland,そしてはおそらく兄弟でしょう。ただこのヴィデオの監督Cory Copelandも苗字はこの2人と同じですが,彼が彼らと血縁関係にあるかどうかはわかりません。
Probably most of you have never heard of them.  Neither have I.  As of October 30, 2014, Wikipedia has no entry for them, which is rather surprising to me.  According to their Facebook account, https://www.facebook.com/knoxhamiltonmusic/info?ref=page_internal the band comprises four people:  Boots Copeland, Bradley Pierce, Cobo Copeland and Drew Buffington.  Sharing the same last name, Boots and Cobo seem to be brothers.  Although the director of the video also shares the last name,  Cory Copeland, I'm not sure if he's related to them.
Work It Out  (Knox Hamilton)
I know what you're doing when you're falling apart
I know how you're feeling when you're breaking my heart
I know we've debated but it's over, love, that's all for us
Well, maybe we can work it out.

I know what you're doing when you're falling apart
I know how you're feeling when you're breaking my heart
I know we've debated but it's over, love, that's all for us
Well, maybe we can work it out.

I know, I know
I know, I know
I know, I know
I know we can work it out

I know that you're fuming at a thousand degrees
I know you'd like to take one last shot at me
I know we've debated, but it's over, love, that's all for us
Now why you want to swing at me?

I know that you're fuming at a thousand degrees
I know you'd like to take one last shot at me
I know we've debated, but it's over, love, that's all for us
Now why you want to swing at me?

I know, I know
I know, I know
I know, I know
I know we can work it out

わかってる
気持ちが参ってしまった時に
お前が何をしてるかも
俺の気持ちを傷つけてる
そういう時にお前が何を
感じてるかってことだって
確かに前は言い合ったけど
もうそれも過去のこと
これで最後だよ
なあ,多分なんとかなるはずだ
(2回繰り返し)

そうだよ,いい考えがある
きっとなんとかなるはずだ

わかってる
お前がとにかく頭にきてて
怒りもおさまらないってことも
できるなら
俺に一発喰らわせたいと
お前が思っていることも
確かに前は言い合ったけど
もうそれも過去のこと
これで最後だよ
それなのに
どうして俺に突っかかるんだ?
(2回繰り返し)

そうだよ,いい考えがある
きっとなんとかなるはずだ

(余談)

このブログを始めて以来,かなりの数のミュージック・ヴィデオを見てきた私ですが,このミュージック・ヴィデオにはある意味で意表を突かれました。

なにしろ①エキストラがいない②アーティストがオシャレに見えない(自然体と言えば聞こえはいいのですが有体に言ってしまえば普段着です)③ロケ地(Mug’s Cafeという近所の店と近所の公園)に華がないというないないづくし。メンバーが演奏するのはお約束としても,それ以外の場面では,道路で自転車を乗り回して公園のブランコに乗るという,今時小学生くらいしかしないのではないかという脱力っぷり。

無論,お金がかかっていないという意味では,以前取り上げたThe Black KeysのLonely Boyのヴィデオ http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2012/04/lonely-boys-black-keys.html も頭一つ抜けている感じではありますが,あちらはあちらで「敢えて」そうしている感があるにもかかわらず,こちらはどう見ても「リラックス感」満載です。曲は素晴らしく,ヴォーカルも大変美しいだけに,このミュージック・ヴィデオとのギャップが際立ちます。

またこのミュージック・ヴィデオ,お金がかかってないという点から言っても,曲が先である点から言っても,昨日取り上げたOK GoのI Won't Let You Downの対極にあると言えるでしょう。どちらが良いかをここで一概に論じることはできませんし,それぞれに素晴らしい点があるのは言うまでもないことですが,この曲には一種の「疾走感」があるので,走りながら聴くのに向いているような気がします。

2 件のコメント:

  1. 皆さんの風貌から、てっきり、Mumford and Sonsみたいな感じのオヤジ声が聞こえてくるものとばかり思っていました。すみません、偏見でした。透明感のあるきれいな高音のボーカルとコーラスが聞こえてきてびっくりです。歌声だけでなく、ギターもドラムも、アレンジも、気持ちいい。ゆったり、のびのびしているのに、軽々としたスピード感とさわやかさがあってなんともいえません。ビデオを見る限り、彼らのお人柄がそのまま、音楽に映し出されているようです。中学生くらいの時に、「男子ってホントに子供。付き合いきれない」と心の中でよく思っていたのですが(失礼!)あの「男子」たちがそのまま大きくなって楽しくバンドやっている感じ。可愛いですよね。

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    1. コメントありがとうございます。私も彼らの見た目と声とのギャップに驚きましたが,ひょっとすると「ルックスを裏切る爽やかさ」こそがこのバンドの持ち味なのかもしれません。

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