2015年2月22日日曜日

The Way ファストボール (Fastball)

現在我々はほとんどなんでも検索できる社会に暮らしています。例えばどこかへ旅行をする場合,Google Mapや交通案内を使い,そこまでの経路を割り出し,一番安く宿の取れるサイトに行って宿を取り,レンタカーの予約をします。場合によってはネットでスーツケースを買うかもしれません。確かにこうすれば,時間と同時に労力や費用も節約できるのですが,にもかかわらず,こうすることで旅にとって大切な「何か」が失われてしまっているように思えて仕方ありません。
We're living in a world where you can search almost anything:  For example, when you travel, you probably use Google Map and a transportation guide to find the best route to get there and book a hotel at a website where you can find the best offers.  You reserve a rent-a-car and sometimes buy a new suitcase online.  I know that saves a lot of you energy and money as well as time, of course.  Still I can't help feeling that something is missing, something that is very important for traveling.
The Way  (Fastball)
They made up their minds
And they started packing
They left before the sun came up that day
An exit to eternal summer slacking
But where were they going without ever
Knowing the way?

They drank up the wine
And they got to talking
They now had more important things to say
And when the car broke down they started walking
Where were they going without ever
Knowing the way?

[Chorus:]
Anyone can see the road that they walk on
Is paved in gold
And it's always summer
They'll never get cold
They'll never get hungry
They'll never get old and grey
You can see their shadows wandering off somewhere
They won't make it home
But they really don't care
They wanted the highway
They're happier there today, today

Their children woke up
And they couldn't find them
They left before the sun came up that day
They just drove off and left it all behind 'em
But where were they going without ever
Knowing the way?

[Chorus]
あいつらはもう決めたんだ
だから2人で荷造りをして
朝になるのを待たないで
暗いうちに家を出た
これからはずっと夏休み
のんびりだらだら暮らすんだ
だけどどこへ向かってたんだ?
道もわかってなかったのに

ワインを飲んだら
話がどんどんはずんできた
今なら実のある話もできた
そしたら車が故障したから
歩くことに決めたんだ
どこへ向かってたんだろう?
道もわかってなかったのに

[Chorus:]
誰にだってすぐわかる
あいつらが歩いている道が
金で出来ていることが
そこはいつだって
実り豊かな夏だから
寒さに震えることもない
食べるものも豊富にあって
飢えに苦しむこともない
年老いていくこともない
わかるだろ?
あいつらの
影がどこかへ消えていくのが
もう家には帰れないけど
そんなの大したことじゃない
本当はあいつらも
順調な旅を望んでたけど
だけど実際こうなると
それでもむしろ良かったって
そんな風に思ってた

子どもが目を覚した時
あいつらはもういなかった
朝になるのを待たないで
暗いうちに家を出たから
ふらっと車で出かけて行って
なにもかも
そのままそこへ置いてきた
だけどどこへ向かってたんだ?
道もわかってなかったのに

[Chorus]

(余談)

この歌詞を最初に見た時,これは「こうせねばならないという思い込みや,周囲のしがらみを捨て,肩の力を抜いて自由な気持で生きていけ」的な曲かと思っていたのですが,どうやらそれは外れていたようです。

Wikipediaによれば,FastballのTony Scalzoは,あるお年寄り夫婦がイベントに車で向かう途中に行方不明となった実話を元にこの曲を書いたそうで,捜索の結果,夫婦は当初のルートから大きく外れた場所で事故に遭い亡くなっていたことが判明したそうです。

それにしても,子どもの頃から衝動的(impulsive)で,今まで数えきれないほど多くのことを,ノリと思いつきでやってきている私ですが,この曲の背景を知り,常に誰かに連絡だけはしておかねばと己を戒めました。

6 件のコメント:

  1. お久しぶりです。今回もまた激アツな記事をありがとうございます。僕もこの曲はラジオで聞いて、10年近く放置して、たまたま再会を果たし、CDを買った思い入れのある曲です。当時でいうとこのFastballとフーティー&ザ・ブローフィッシュ、キザイア=ジョーンズが好きでした.

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    1. コメントありがとうございます。確かDC TalkのBetween You And Meにコメントくださった方だと記憶しております。お元気そうでなによりです。音楽情報に疎いため,お話しのアーティストが全くわからないのが辛いところですが,この曲,聞けば聞くほど昭和歌謡というか,なんとなく桑田圭祐あたりが歌いそうな気がします。

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    2. Watanabe Masami2015年2月26日 16:38

      そうです、そうです。
      よく覚えていらっしゃいますねぇ。
      かなり沢山の書き込みが随所にされてるのに、感激です。確かに古き良き〜というと日本で言う昭和歌謡、サザンで言えばミスブランニューデイとかでしょうか。Footie & the Blowfishはhttps://www.youtube.com/watch?v=REGPO7qnzAI Keziah Jonesでいうとhttps://www.youtube.com/watch?v=5S80RwjBuuI 確かに洋楽界の昭和歌謡という気がしてきました。

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    3. コメントありがとうございます。この曲には実に強力なミイム(meme)があるらしく,たった数回しか聞いていないにもかかわらず,すでにverseからchorusに至る曲全体が脳内で連続再生されるほどです。そういう意味でも覚える気がないのに気が付くと覚えている昭和歌謡を連想させます。

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  2. Watanabe Masami2015年2月26日 16:58

    すみません、先ほど具体的な曲名を上げてしまいました。別の記事をよみ「たは・・・・」と思った次第です。掲載せず、削除してくださって結構です。軽率な書き込み、すいませんでした.

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    1. コメントありがとうございます。Footie & BlowfishとKezier Jonesの件ですが,リクエストなさったわけではないのでなんら問題はないと考えております。それよりも素晴らしいアーティストのご紹介ありがとうございました。

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