2015年6月17日水曜日

This Summer's Gonna Hurt マルーン 5 (Maroon 5)

「服装が人を作る」という諺があります。他人はその人が着ているものでその人を判断するという意味ですが,そこにある程度の真実はあるものの,完全にそうだとも思えません。そう思う理由ですか? ミュージック・ヴィデオに登場する師匠をご覧ください。Wembly Arenaに登場した師匠が着ているのはただの地味なジャージですが,観客は師匠に熱狂しているではありませんか。
There's a proverb, "Clothes make the man."  It means that people will judge you according to the way you dress.  Well I think it has some truth in it but I don't think it's entirely true.  Why?  Look at Adam Levine in the music video below.  He's clad in an unassuming sweat suit when he appeared in the Wembly Arena and the audience went wild over him.
This Summer's Gonna Hurt  (Maroon 5)
(Lyric Video)
[Chorus]
This summer's gonna hurt like a motherfucker
Fucker
This summer's gonna hurt like a motherfucker
Fucker

[Verse 1]
Her body's hot
Her body's like the summer
I'm in a trance or something
Her mind is not, no
As sharp as all her diamonds
She must be smoking something

[Pre-Chorus]
I see her dancing in the streets
Sipping champagne on the beach
It's so expensive when she eats
Cause she's so fancy
I see her when I go to sleep
I check my phone when I am weak
She never posts anything deep
Cause she's so fancy

[Chorus]
This summer's gonna hurt like a motherfucker
Fucker
This summer's gonna hurt like a motherfucker
Fucker

[Verse 2]
She wants it all
She's always taking something
And now I'm left with nothing
I'm ripping off, oh
I'm ripping off that bandage
Because I just can't stand it

[Pre-Chorus 2]
I see her dancing on a fool
Like she's seventeen and cool
She really thinks that she can move
But it's just nasty
I see her when I go to sleep
I check my phone when I am weak
She never posts anything deep
Cause she's so fancy

[Chorus]
This summer's gonna hurt like a motherfucker
Fucker
This summer's gonna hurt like a motherfucker
Fucker

[Bridge]
Has to have it all
Chases every star
She's so popular
(Whoo!)
Has to have it all
Chases every star
She's so popular
(Ohh)
This summer's gonna hurt
It's gonna hurt

[Pre-Chorus 3]
I see her dancing in the street
Sipping champagne on the beach
It's so expensive when she eats
Cause she's so fancy
Cause she's so fancy

[Chorus]

[Chorus]
この夏は
イヤになるほど酷い目に
遭うような気がしてる
最悪の
夏に今年はなりそうだ
これ以上ないくらい

[Verse 1]
体がとにかくセクシーで
熱い夏に負けないくらい
ホットなカラダをしてるから
あいつの姿を見ていると
ただうっとりとさせられちゃって
何がなんだかわからなくなる
ただあいつの頭には
知性の輝きみたいなものは
残念ながら宿っていない
あんなにダイヤをつけてるくせに
きっと「何か」をキメてるはずだ

[Pre-Chorus]
あいつは通りで踊ったり
浜辺で高いシャンパンを
飲んだりするヤツなんだ
食事をしたって高くつく
贅沢が
何より好きなヤツだから
あいつには
ベッドの中で会ってるよ
気分が滅入って落ち込むと
電話をチェックしちゃうけど
あいつがアップしてんのは
いつもくだらないことばかり
中身なんかありゃしない
贅沢が
何より好きなヤツだから

[Chorus]
この夏は
イヤになるほど酷い目に
遭うような気がしてる
最悪の
夏に今年はなりそうだ
これ以上ないくらい

[Verse 2]
欲張りなヤツだから
どんな時だって
俺から何かを奪ってく
そのお蔭でもう今は
何一つなくなった
だからもうこれからは
今まで傷に貼っていた
絆創膏もはぎ取るよ
これ以上は無理だから

[Pre-Chorus 2]
バカみたいに踊ってる  *
あいつはそういうヤツなんだ
まるで自分が高校生で
そうするのがカッコいいって
そんな風に思ってる
自分では本当に
ダンスが上手いと信じてるけど
本当は下品なだけなんだ
あいつには
ベッドの中で会っているよ
気分が滅入って落ち込むと
電話をチェックしちゃうけど
あいつがアップしてんのは
いつもくだらないことばかり
中身なんかありゃしない
贅沢が
何より好きなヤツだから

[Chorus]
この夏は
イヤになるほど酷い目に
遭うような気がしてる
最悪の
夏に今年はなりそうだ
これ以上ないくらい

[Bridge]
欲張りで
ひとり占めしなきゃ気が済まない
スターと見れば追っかけて
放っておかないヤツだから
あいつの周りには
いつでも人が集まってる
欲張りで
ひとり占めしなきゃ気が済まない
スターと見れば追っかけて
放っておかないヤツだから
あいつの周りには
いつでも人が集まってる
この夏は
イヤになるほど酷い目に
遭うような気がしてる
最悪の
夏に今年はなりそうだ

[Pre-Chorus 3]
あいつは通りで踊ったり
浜辺で高いシャンパンを
飲んだりするヤツなんだ
食事をしたって高くつく
贅沢が
何より好きなヤツだから
なにしろリッチなヤツだから

[Chorus]
この夏は
イヤになるほど酷い目に
遭うような気がしてる
最悪の
夏に今年はなりそうだ
これ以上ないくらい

(補足)

* I see her dancing on a fool・・・これが一体どういう意味なのか正確にはわからないのですが,こちらによるとこういうことらしい。

(余談)

リード文ではああいったものの,あれはあくまでも観衆が「これは師匠である」と認識しているからであって,まだ無名だった時代に師匠があの出で立ちでアリーナに表れたら,乱入あるいは迷い込んできたそこらのニイチャンとして扱われ,即座に警備に押さえられ,つまみ出されることは間違いありません。

したがって,たとえ自分を最も表現できるのが全身にスタッドが散りばめられた黒レザーのライダー・スーツやレースとリボンとフリルで武装したゴスロリファッションであっても,あるいはアニメキャラの限定Tシャツやコスプレの衣装であっても,相手が同じ世界の住人でない限りは,初デートの際には「本当の自分を見せてやる」などとは思わず,素直にG〇Pや〇ニクロなどの無難なファッションなどに身を包んだ方が多方面で「安心」であるような気がいたします。

6 件のコメント:

  1. この曲は、これまでとまた変わった感じですね。こういうの、どこかで聞いたことが・・・、と思ったのですが、私の中ではこれは、山下達郎です。マルーン5は師匠の存在感がすごく大きいので、つい見逃してしまいそうになりますが、ギターにしても、キーボードにしても、ドラムにしても、センスの良い音を出していて、聴きごたえがあって、、実力のあるバンドなんだな、という気がします。いろんな引き出しがあって、新しい音をどんどん作っていける人たちだということなんでしょうね。(あくまで素人の聴き方ですが)ところで、余談も面白かったのですが、私の目を捉えたのは「相手が同じ世界の住人でない限りは」の一言です。これは、すごい。だって、ライダーズでも、ゴスロリでも、コスプレでも、同じ世界の住人だったら、初回からそれはアリなのだと思うと、なんだかすごくないですか?

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    1. コメントありがとうございます。ただいかに同じ世界の住人であったとしても,デートの場所は限られてくるでしょう。渋谷や新宿あるいは池袋でライダーズやゴスロリ,コスプレはアリかもしれませんが,巣鴨地蔵通り商店街でそれは難しいような気がいたします。
      とはいうものの,初デートの場所に巣鴨地蔵通り商店街を指定され,それを受け入れている時点で,もうすでにかなりの程度まで気持ちは通じ合っていると思われるので,その場合にはさほど問題はないのかもしれません。

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  2. この曲を対訳して下さるのを待っていました!
    ありがとうございます!
    今回も期待を裏切らない未来形恨み節で、いいですね〜。
    f****r!f****r!と歌うと、なんかスッキリして、ストレス解消になります。
    更にAdam氏の臀部にはTatooが入っていない事が判明し、今後の動向が気になるところです。

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    1. コメントありがとうございます。ただ個人的には「遠足」に出かける前の恨み節に比べると,多少「キレ」がなくなったように思われて仕方がありません。

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  3. いつも、楽しみに拝見させていただいております。地味ジャージでも熱狂、そうなるとやはり「Sugar」なのは、タキシード姿ではなく中身の方、師匠ご本人さまの方だったようですね。師匠なら、どんな格好でもさまになりそうです。
    しかし、いくら師匠といえどMV冒頭の格好でアリーナに出たら、観客は熱狂するでしょうが、即座に警備に押さえられ,つれ出されること間違いないでしょう。師匠また、タトゥー増えましたか。

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    1. コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。流石に師匠のタトゥーの数までは把握しておりませんが,あのタトゥー,とりわけ肩に入れているものを見るたびに「遠山の金さん」を思い出してしまいます。この際あのタトゥーを最大限に活かすべく,ステージに裃姿で登場し,最後に片肌脱いで終わるというパフォーマンスをしてくれないかと密かに願う昨今です。

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