2018年1月1日月曜日

The Dance ガース・ブルックス (Garth Brooks)

「ファースト・ダンス (first dance)」という言葉の意味をご存じでしょうか?赤ちゃんの最初の一歩といったような,子どもの頃に最初に踊ったダンスという意味ではありません。舞踏会の幕開けを飾る来賓によるダンスを指す場合もありますが,日常的な会話では,それよりも,新郎新婦が披露宴の最初に踊るダンスを指す場合が少なくありません。
Do you know what 'first dance' means?  No, it's not a dance you ever do when you're a kid like a baby's 'first steps'.  It sometimes represents the opening dance led by the guest of honor in the ball.  More often, however, especially in our daily conversation, it means the dance of a newly wed couple which opens their wedding reception.
The Dance  (Garth Brooks)

[Verse 1]
Looking back
On the memory of
The dance we shared
Beneath the stars above
For a moment
All the world was right
How could I have known
That you'd ever say goodbye

[Chorus]
And now
I'm glad I didn't know
The way it all would end
The way it all would go
Our lives
Are better left to chance
I could have missed the pain
But I'da had to miss
The dance

[Verse 2]
Holding you
I held everything
For a moment
Wasn't I the king
But if I'd only known
How the king would fall
Hey who's to say
You know I might have changed it all

[Chorus]
And now
I'm glad I didn't know
The way it all would end
The way it all would go
Our lives
Are better left to chance
I could have missed the pain
But I'da had to miss
The dance

[Outro]
Yes my life is better left to chance
I could have missed the pain
But I'da had to miss
The dance

[Verse 1]
こうやって思い出してる
あの時一緒に
ダンスした
満天の星空の下
あの瞬間は
世の中が本当に完璧だったから
思ってもなかったよ
サヨナラを聞くことになるなんて

[Chorus]
でも今は
知らなくて良かったなって思ってる
あんな風に終わりになって
あんな風になるなんて
人生は,あれこれ小細工したりしないで
運に任せた方がいい
他の道を選んでいたら,辛い思いもしなくて済んだ
けどそんなことしたら
あのダンスはできなかったな

[Verse 2]
お前を抱いているだけで
世界を手にした気分になった
ほんのわずかな間だけでも
王様と呼ばれるような,大したヤツでもなかった俺が
だけどもしあの時に
その王様の運命が,自分でわかっていたとしたって
そんなの誰にも言わせない
そのせいで俺の気持ちが変わるだなんて

[Chorus]
でも今は
知らなくて良かったなって思ってる
あんな風に終わりになって
あんな風になるなんて
人生は,あれこれ小細工したりしないで
運に任せた方がいい
他の道を選んでいたら,辛い思いもしなくて済んだ
けどそんなことしたら
あのダンスはできなかったな

[Outro]
そうだ自分の人生は,あれこれ小細工したりしないで,運に任せた方がいい
他の道を選んでいれば,辛い思いもしなくて済んだ
けどそんなことしたら
あのダンスはできなかったな

(余談)

この主人公の場合,ファースト・ダンスを踊った相手とは,なんらかの理由で別れる結果になってしまったわけですが,それでも自分の決断を後悔していないところが素晴らしい。

おそらくこういう感銘の受け方は,この曲を書いたTony Arataも意図していなかったと思いますが,「人生出たとこ勝負(したがってもれなく「背水の陣」がついてきます)」と「やらずに後悔するよりも,やって後悔する方がマシ」が座右の銘の私にとって「そうだ自分の人生は,あれこれ小細工したりしないで,運に任せた方がいい (Yes my life is better left to chance)」は非常に励まされる一節でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿