2011年9月19日月曜日

If I Die Young ザ・バンド・ペリー(The Band Perry)

ヴィデオは原則オリジナルを採用していますが、この曲に限って言えばカヴァーが非常に美しいのでそちらも付けました。無論,オリジナルあってのカヴァーですが,正直なところ個人的にはカヴァーに軍配が上がるので,訳文はカヴァーの歌詞を基にしています
オリジナルは女性が歌っているため、主人公も女性ですが、カヴァーは男性が歌っているので主人公が男性になっています。
この差を埋めるため,訳文を性別を意識しないgender-freeにしてあります。また,オリジナル歌詞の中の( )内の箇所は,性別を意識させる,あるいはカヴァーでは歌われていない箇所であるため,訳文には反映されていません。
余談ですが,このカヴァー,Ryan Seacrestの選んだ2011年度ベストYouTubeカヴァーの1位に輝いています。納得です。
I usually post the original music video in this blog and I found a beautiful piano cover of the song, I post it here as well.  No cover, but has its original, of course.  Honestly, however, I prefer the cover to the original.  My translation is based on the cover. 
The narrator is a young girl in the original song but a young boy in the cover.  
To accommodate the differences between the original and the cover, I translated the lyrics into Japanese in a rather gender-free style and omitted some parts of the lyrics which are gender-conscious or not sung in the cover.  These parenthetic parts.
The cover below was chosen by Ryan Seacrest as #1 of the top ten covers of 2011.
If I Die Young  (The Band Perry)
(The Band Perry)
(Cover)
If I die young bury me in satin
Lay me down on a bed of roses
Sink me in the river at dawn
Send me away with the words of a love song
Oh oh Oh oh

Lord make me a rainbow, I'll shine down on my mother
She'll know I'm safe with you when she stands under my colors, oh and
Life ain't always what you think it ought be, no
Ain't even gray, but she buries her baby
The sharp knife of a short life, well
I've had just enough time

If I die young bury me in satin
Lay me down on a bed of roses
Sink me in the river at dawn
Send me away with the words of a love song
The sharp knife of a short life, well
I've had just enough time

And I'll be wearing white when I come into your kingdom
I'm as green as the ring on my little cold finger
I've never known the lovin' of a man
But it sure felt nice when he was holding my hand
There's a boy here in town says he'll love me forever
Who would have thought forever could be severed by
The sharp knife of a short life, well
I've had just enough time
(So put on your best boys and I'll wear my pearls
When I never did is done)
A penny for my thoughts, oh no I'll sell them for a dollar
They're worth so much more after I'm a goner
And maybe then you'll hear the words I been singing'
Funny when you're dead how people start listenin'

If I die young bury me in satin
Lay me down on a bed of roses
Sink me in the river at dawn
Send me away with the words of a love song
Oh oh

If I die young bury me in satin
Lay me down on a bed of roses
Sink me in the river at dawn
Send me away with the words of a love song
Oh oh
(The ballad of dove
Go with peace and love
Gather up your tears, keep'em in your pocket
Save them for a time when you're really gonna need them oh)
The sharp knife of a short life, well
I've had just enough time

若くしてこの世を去ったら
サテンの布にくるんで
バラで飾ったベッドに寝かせてから
夜が明ける頃、川岸に連れて行って
ラヴソングを歌いながら、川の中に葬ってください

神様、どうか七色に輝く虹に姿を変えてください
虹を見る母に自分は安らかに天国に召されたと伝えたいんです
人生には時として予想もしないことが起こります
母はまだ若い子どもを失いました
この人生には突然幕が下りてしまったけど
でも後悔はしてません 十分生きたから

若くしてこの世を去ったら
サテンの布にくるんで
バラで飾ったベッドに寝かせてから
夜が明ける頃、川岸に連れて行って
ラヴソングを歌いながら、川の中に葬ってください
確かにこの人生には突然幕が下りてしまったけれど
後悔はしてません 十分生きたから

白装束をまとって天国に参ります
大人になる前にこの世を去ったから
大人の愛というものは知らないままだったけど
手をつないだ時は幸せでした
ずっと愛してるとあの子は言ってくれるけど
その「ずっと」がある日突然終わるなんて誰も思いもしないんです
確かにこの人生には突然幕が下りてしまったけれど
後悔はしていません 十分生きたから

生きている時は何を言っても誰も耳を貸してくれなかったけれど
死んでしまった今なら違います
みんな熱心に耳を傾けてくれる
でも生きてるうちにそうして欲しかった

若くしてこの世を去ったら
サテンの布にくるんで
バラで飾ったベッドに寝かせてから
夜が明ける頃、川岸に連れて行って
ラヴソングを歌いながら、川の中に葬ってください

若くしてこの世を去ったら
サテンの布にくるんで
バラで飾ったベッドに寝かせてから
夜が明ける頃、川岸に連れて行って
ラヴソングを歌いながら、川の中に葬ってください
確かにこの人生には突然幕が下りてしまったけれど
後悔はしてません 十分生きたから

若くしてこの世を去ったら
サテンの布にくるんで
バラで飾ったベッドに寝かせて・・・・

28 件のコメント:

  1. ブルーノ・マーズを探してたら、ここにたどり着きました。
    子供を持つ私としては親目線で聞いいてしまい、涙が出ました。
    とてもきれいな曲ですね。

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    1. コメントありがとうございます。実はオリジナルはほとんど聴いておりません。ピアノデュオのカヴァーがあまりに素晴らしく圧倒的で,the band perryには申し訳ないのですが,彼ら本家を聴くと感動が薄れます。このカヴァーを聴くたびに,病気の子どもが親を安心させようとして言っているように聞こえて涙が止まらないという方もおいでになります。曰く涙腺崩壊ソングとか。カヴァーが素晴らしいと思う方は少なくないようで,youtubeのコメント欄でも,「the band perryがこの曲のカヴァーをやってるけど,なかなかいいよ」という声を聞きました。

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  2. 私はあまり英語は得意じゃないけど洋楽が好きで、
    ただやはり正直歌詞の意味はあんまりわかっていないことも・・・。
    今回よく耳にする曲のちゃんとした意味を知って「なんでこの曲こんな流行ってるんだろ?」・・・なるほど得心納得致しました。
    各記事の冒頭部分、ちょっと斜めな感じがとっても面白くて好きです。
    ほとんどの記事を読ませてもらいました。中でもこの曲のカヴァー、思わず涙がぽろり。
    彼らに出会わせてもらえてほんとに感謝です。
    あとジェームズブラントの生き埋めビデオで爆笑した人が他にもいてなんだかちょっと嬉しくなりました。
    これからも勝手に楽しみにしています。長文失礼しました。

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    1. コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。他にもあのHighのヴィデオで爆笑なさった方がおいでになったとは!千万の味方を得たような気持ちです。私の中ではJB(本家James Brown亡き今,個人的にはJBと言えばJames Bluntです)は,あのヴィデオとTop Gearのインタヴューを見て以来,完全に「芸人」枠で,彼の自虐センスに,自虐の師と仰いでおります。さて,If I Die Youngですが,本当にこのカヴァーが美しい。彼らのカヴァーの中でも出色の出来でしょう。長文のコメントは大歓迎なので,お時間があればまたお声をお聞かせください。また,twitterのアカウントをお持ちでしたら,是非そちらへもお越しください。お待ちしております。

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  3. 初めてコメントしますmisoと申します。
    パソコンに疎く記入者の選択がよくわからず・・・。
    どのIDも持ってない場合はどうするのでしょう?

    数日前にAdeleの訳詩を探していてこのサイトにたどり着きました。
    つらつらといろんなカテゴリーを覘いていてこの曲を見つけました。
    涙が止まらない。今日は特に心に沁みます。

    どちらかというと旋律を楽しむほうですが、好きな曲の訳詩を見て新しい思いを感じました。

    知らない曲がたくさんあるので少しずつ探検してみます。
    楽しみです。

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    1. コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。最初「大変申し訳ないのですが・・・」と匿名様へのお断りのお返事を書きかけたのですが,miso様というお名前が目に入り,こうしてお返事を差し上げられることになりました。
      この曲,カヴァーが大変美しく,私の妹はこの曲を「涙腺崩壊ソング」に認定しております。
      さて,PCにあまりお詳しくないということですが,別館(twitter)でも余談を展開しております。機会とお時間があれば是非そちらへもおいでください。右上の「余談はTwitterで」にある「@vestige80さんをフォロー」のところをクリックなさればそちらへリンクします。お待ちしております。

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  4. はじめまして、イチシンと申します。

    ピアノカヴァーのお二人、実は私けっこう好きだったりします。(笑)
    素敵なカヴァーをいくつも歌ってらっしゃる!
    個人的にはman in the mirrorなどなど。。。

    さてさてif I die youngですが、実は私も本家よりカヴァーのほうが好きという。(決して本家が嫌いというわけではないですが(笑))
    2011年にyoutubeカヴァーで一位になっていたのは初耳でしたが、納得です!

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    1. コメントありがとうございます。右をご覧いただくと「マイケ&ジャスティン」というラベルがございます。彼らがカヴァーした曲のなかで,こちら本館で取り上げたものにはこのラベルがついておりますので,よろしければそちらもご覧ください。
      さて,別館(twitter)でも余談を展開しております。まだおいでになっていなければ,お時間があればそちらへも。お待ちしております。

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  5. はじめまして。keitと申します。
    ずいぶんと過去記事に突然コメント、失礼いたします。
    この1年半ほど、ミュージカル仕立ての米ドラマにはまっておりまして、そこで使われる曲の予習に、しょっちゅうお世話になっております。

    実はそのドラマの中心キャストの一人であった役者がこの夏に突然亡くなりまして。
    まだ若かったのに。
    キャラクターとしても彼は亡くなったことになって、今週末、彼を送るストーリーが放送されます。
    その中で、この曲も使われます。
    友人の女性が歌うことになるそうなので、きっと本家の女性バージョンなのかな…とも思ってますが、このピアノカヴァーの美しさが素晴らしいです。
    もう音源も出ているのですが、怖くて聴けません。
    こちらでイメージさせてもらいました。
    オリジナルの女性の声質、これを歌う女優の声に似てます。こんな風になるんだな、と既に泣いてます。

    亡くなった役者さんが演じていた役は、母子家庭で育った心優しい、ちょっと抜けたところがあるけど、飾らない人柄が人気のキャラクターでした。
    みんなのリーダーでした。
    歌詞に母親への言葉が出てくるのが、心につまされます。

    なんだか長い上にまとまらなくて、すみません。
    私は直訳より、意訳の方が歌が表現したい世界が伝わると思っているので、こちらの訳はとても素敵だと思います。
    ありがとうございました。

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    1. コメントありがとうございます。おそらくお話しのドラマはGlee Season 5の追悼特集のことだと存じますが,この回に登場する曲は,この曲の他にSeasons of Love, Make You Feel My Love, I'll Stand By Youなどを取り上げておりますので,よろしければ右側の「グリー」のラベルを使ってご覧ください。

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  6. はじめまして、以前からブログを何度か拝見しておりました。

    GLEEの曲で参考にすることが多かったのですが、やはり歌詞と背景などがわかったほうが物語りも楽しめました。

    今回のエピソードに関しては辛いところですが、改めて歌詞を読み直させていただこうとおもいます。

    流行の曲や過去の名曲も参考にさせていただくとおもうので、更新楽しみにしております。



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    1. コメントありがとうございます。shimooribe様をはじめとして皆様のお役に立ててようございました。

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  7. このサイトでカヴァーを初めて知りました。ありがとうございます。カヴァー版を知ることができて本当によかったです。

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  8. 初めまして.takiといいます.
    gleeからとんできました.
    普段はインターネットにコメントなどは
    しないのですが,この訳が大変心に響いて
    コメントを残させて頂くことにしました.
    特に
    The sharp knife of a short life, well
    I've had just enough time
    の部分を
    この人生には突然幕が下りてしまったけど
    でも後悔はしてません 十分生きたから

    と訳されていて
    この歌を唄ったgleeのサンタナの気持ちが理解できて
    とても感動的な気持ちになりました.

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    1. コメントありがとうございます。今さら私が言うまでもないことですが,この曲は大変な名曲です。そしてそれを更なる名曲たらしめているのが,ここでピアノ・カヴァーをしている,Michael Henry & Justin Robinettの2人だと思います。
      実はこの曲,タイトルがIfで始まっていることからもわかるように,主人公は健在なのですが,まるで若くして亡くなった方や,余命いくばくもない子どもが歌っているように思えるため,私など聴くたびに,涙腺方面に不測の(予想がついている時点で「不測」とは言えないかもしれませんが)事態を招いてしまいます。

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  9. はじめまして。いつも拝見しているのですが、コメントをするのは今回が初めてです。この曲について今更コメントするのかと自分でも思いましたが、久しぶりにこの曲を聴いて気持ちが高ぶってしまったのでコメントさせていただきたいと思います。

    この曲を私が初めて知ったのはAmerican Idol Season10でLauren Alainaが歌ったのを聴いた時でした。悲しい曲だけど歌い方に励まされるの。と彼女がこの曲について語っていたときに、どんな歌なんだろう?と興味を持ったのを覚えています。彼女は本番で転調を誤ってしまうのですが、それも含め、彼女のアレンジと彼女の声がすごく心に残っていた曲でした。
    いろんな訳詞を拝見してみましたが、やっとしっくりくる詩に巡り合えてとても感激し、コメントせずにはいられず今回コメントさせていただきました。ありがとうございました。

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    1. コメントありがとうございます。私がこの曲を知ったのはMichael Henry& Justin Robinettのカヴァーが最初ですが,その美しさに圧倒されたことを覚えております。それはさておき,この歌詞のなかで,最も痛烈(poignant)なのは,「生きている時は何を言っても誰も耳を貸してくれなかったけれど,死んでしまった今なら違います,みんな熱心に耳を傾けてくれる,でも生きてるうちにそうして欲しかった(A penny for my thoughts, oh no I'll sell them for a dollar, They're worth so much more after I'm a goner, And maybe then you'll hear the words I been singing', Funny when you're dead how people start listenin')」の箇所ではないでしょうか。まさに至言です。

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  10. カヴァーでは、he が she になっていますね。いい曲です。

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    1. コメントありがとうございます。何度聞いても毎回聞き入ってしまうほど素晴らしい曲ですが,私自身はカントリー・ファンというわけではないので,本館を始めなければおそらく出会えなかった曲だと思います。特にカヴァーが秀逸です。

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  11. ご存じの通り?好み楽曲に偏りがございます為、皆様の最新コメントを頼りに…こちらに辿り着き、vestige様ご推奨coverより拝聴させて頂きました。
    私事ですが、幼少の頃よりピアノと、小4より区の少年少女合唱団に所属しておりました事もあるためか、彼らの歌声とピアノの音色マッッチング、ハーモニー、アカペラ…ホントに心に染み入りました。彼らの歌声だからこそ、余計な楽器を使用せず、たいへん効果的な演出だったと感じます。
    他楽曲でも、vestige様ご推奨cover動画添付されていますが、私の周知していない楽曲を、cover拝聴後にoriginal拝聴し、がっかりする事もありましたが、こちらに関しては、気構えしていたよりも、がっかりせず拝聴させて頂く事ができました。
    originalも…それはそれで心に染み、彼女の歌声を効果的に演出していたPVだと思います。
    ただ、coverの方がより良く、心への浸透の仕方、響き方に差を感じました。
    歌い手の表現技術も勿論ですが、言葉の意味をしっかり理解された気持ち思いが、歌声に深みを与え、聴き手が訳を分からなくても切なさ悲しみが伝わり感動する歌声だと思えました。
    検索方法も分かりましたので、彼らの他coverを拝聴させて頂こうと思います。
    コメント数からも覗えますが、この楽曲に感動された方が多いですね。拝読拝聴させて頂き納得致しました。
    こういった楽曲、歌い手がお好みな事からも…vestige様がDebussyをお好きな理由(私もかなり好きですが)が、理解納得出来る様な気が致します。

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  12. わたしもこの曲大好きです

    柔らかい声で昔から辛い時によく聴いてました

    毎年買うグラミーノミネートのCDの2012版に入っていて、なんだこれはぁ!!って笑 それから大好きです

    私も船で送り出して欲しいってママに言ったんですけど
    「ガンジス川かよ!」

    とか謎なこと言われて悲しかったのを覚えています

    私はまだ中学生なので二十歳の時のコトを考えています

    いつ死んでも綺麗に送り出して欲しいのは変わりありません


    私はカバー曲の方の存在を知らなくて聞いてみたらびっくり、すごい綺麗な歌ですね

    誰が歌ってもこの曲は切なさが伝わってくると思います

    あしたカラオケで頑張るぞぉ!

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  13. 通りすがり2014年9月12日 22:02

    カバーは所詮他人の褌で相撲をとっているにすぎません。
    オリジナルに敬意を払うべきですし、カバーの歌詞に合わせて日本語訳って、オリジナルが好きな人にちょっと失礼じゃないでしょうか?(私は圧倒的にオリジナルの方が好きなのでムッとしました
    記事のタイトルにもオリジナルの名前を冠しているし、「If I Die Young 和訳」とかの検索で飛んできた身としては、訳がいいだけにオリジナルをバカにしている点でかなり残念です。

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    1. 通りすがり様
      いち訪問者が、差し出がましいようですが…

      私としては、こちらの楽曲自体知り得なかったのと、しかもcoverを歌われる方までご紹介して頂けて世界が広がり、かつ日本語訳も綺麗で余談も楽しいので、vestige様の調査ご尽力にはたいへん感謝し拝聴拝読させて頂いております。
      通りすがり様のご投稿内容からして、オリジナルに対する熱い思いがおありなことも、勿論理解しておりますし、お気持ちもわかります。
      ただ、あくまでも、vestige様のブログであり、ブログ主様の主観感性で語られる事に魅了させて頂いている身としては…一言申し上げさせて頂きたい思いに駆られました事を何卒ご理解頂きたく思います。

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    2. コメントありがとうございます。Michael HenryとJustin Robinettがレイベルと契約しているかどうかは存じませんし,おそらくそうではないと思われますが,それでも彼らのカヴァーはそれ自体がひとつの作品として成立するレベルだと思っております。

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  14. コメントありがとうございます。最初に申し上げておきたいのですが,私がこちらで取り上げ,和訳する曲は自分自身がいいと思った曲です。それがカヴァーであろうと,オリジナルであろうと,素晴らしいと思えばそこに区別はありませんし,それが大手レイベルのアーティストであっても,レイベルと契約していない無名のアーティストであっても区別しません。

    この曲を取り上げようと思ったのは,Michael HenryとJustin Robinettのカヴァーに感動したためであり,歌詞に関しても,彼らの歌っている歌詞を採用したに過ぎません。オリジナルの歌詞を貶めているわけでもありませんし,彼らが歌っていない部分を和訳していないだけで,英語歌詞としてすべてお見せしています。ヴィデオもオリジナルが先になっておりますし,曲名とアーティスト名もオリジナルのものを採用しております。オリジナルに対しては十分敬意を払っているつもりです。

    確かに私はこの曲ではオリジナルよりもカヴァーの方を評価しておりますが,それはあくまで私個人の嗜好の問題であり,その点において「私は圧倒的にオリジナルの方が好きなので」と仰る通りすがり様となんら違いはありません。また,この曲をMichael HenryとJustin Robinettの曲として紹介したわけでもないので,それが即ちオリジナルのアーティストへの敬意を欠くことになるとも思われません。

    そもそもこの曲に限らず,カヴァーの方が評価の高い曲など,世の中にいくつも存在します。カヴァーの歌詞が一般的になっている場合も少なくありませんし,素晴らしいカヴァーであればそれはひとつの作品として認められています。「カバーは所詮他人の褌で相撲をとっているにすぎません」という仰りようでは,彼らに限らず,素晴らしいカヴァーをなさっている他のアーティストの方々に対して,逆に敬意を欠くことになるのではないでしょうか?

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  15. 通りすがり2014年9月14日 1:34

    最初のコメントでは主観を交えすぎていてうまく伝わっていなかったようなので書き直します。私がこの記事への提案は次の二点です。
    1.タイトルを変更したほうがいいのではないでしょうか?
    2.カバーの方に軍配が上がる(=カバーの方が良い)という表現は誤解を生むので訂正したほうがいいのではないでしょうか?
    (説明)
    1→ネットで先にコメントした通り検索すると記事のタイトルが見出しとして出てきます。オリジナルの和訳を見たくてこのページに来た人は「何故和訳が一部ないのだろう?」と混乱します。
    カバーの訳をメインとするなら、タイトルよりThe Band Perryの記述を取り除き、"If I Die Young(カバーまたはカバー者の名前)"とすれば親切だと思います。
    2→このように記述すると、「オリジナルがカバーより劣っている」と暗に示していることになります。(少なくとも私はそう感じました)
    「オリジナルも良いですが、カバーも素晴らしいので今回はこちらの歌詞で訳します」とでも書いて上のタイトルもあわせるか、オリジナルの歌詞も追加で載せればオリジナルを求めている人への混乱が避けられると思います。

    あくまで提案ですし非営利で書いている文章でしょうから聞くも流すもvestige様次第ですが、上記のようにしたほうがインターネットで検索して上位に出てくるサイト様としては親切な対応ではないかと存じます。

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    1. コメント並びにご提案ありがとうございます。まず,1の点ですが,私はオリジナルに敬意を払う意味でこのタイトルの方式を採用しています。また仮に仰る通りにMichael HenryとJustin RobinettのIf Die Youngとしても,リード文中にThe Band Perryの文字が出てくる以上(出さなければ逆にオリジナルへの敬意を欠きます)Googleの検索エンジンはそれを拾い出してこの投稿をヒットさせると思われます。
      次に2のご提案についてですが,リード文には従前より「個人的には」と明記してあります(今回目立つように太字にいたしました)。当然のことながら「私個人の意見では」という意味です。ただオリジナルを貶めるつもりはないので「無論,オリジナルあってのカヴァーですが」という一文を追加するとともに,さらにその後で「訳文はカヴァーの歌詞を基にしています」と明記いたしました。
      残念ながらすべてご提案通りというわけには参りませんが,時間的な制約もあるため,今回はこれをもって終わりといたします。

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  16. ずいぶん昔の記事にコメントして申し訳ありません。
    この曲は”Glee"のSantanaの歌で知りYOUTUBEで”The Band Perry”を知りました。最近Taylor Swiftの1989ツアーにThe Band Perryがゲスト出演をしてこの曲を歌っていたのであっちこっちさまよい、ここにたどり着きました。
    コメントでは原曲のMusic videoについてあまり言及が無いのでコメントする気になりました。すでにご存知でしたら笑って聞き流してください。
    イギリス18世紀にジョン・ウィリアム・ウォーターハウスという画家が「シャロットの女」とゆう絵を描いています。videoのなかでボーカルの女性(なかなかきれいだ!)が持っている本がテニスンで開いたページがシャロット姫なのでたぶんこの絵をモチーフにしているのでは?さらに同時期の画家ジョン・エヴァレット・ミレイの
    「オフィーリア」という絵のイメージにぴったり重なります。わたしはラファエル前派の絵画が好きなので非常に印象深いです。
    普段歌詞の内容にはまったく関心が無いので非常に参考になりました。
    ありがとうございました。

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