2012年8月19日日曜日

The Freedom Song ジェイソン・ムラーズ(Jason Mraz)

この曲,厳密にはJason Mrazの曲ではありません。元々Luc and The Lovingtons の Luc Reynaudandが作曲し,それをJason Mrazが気に入ってカヴァーしたもので,最新アルバム.Love Is a Four Letter Wordに収録されていますが,彼が他人のカヴァーをアルバムに収めたのはこれが初めてとか。
曲のメッセージは至ってシンプル。「音楽は人を元気づけてくれる。音楽を聴いて,人生を楽しもう」といったところでしょうか。夏休み,のんびりしたこの曲を聴きながら,ビールやワインを飲んで(未成年の人は清涼飲料水にしておいてくださいよ),くつろぐのもなかなかいいと思います。
Technically speaking, this is not Jason Mraz's song. It's originally written by Luc Reynaud of Luc and The Lovingtons who was assisting and covered by Jason Mraz. This is off from his latest album "Love Is a Four Letter Word." He's never recorded a cover version for his album before.
The message is quite simple. "Music can uplift your spirit. Listening to it, feel and enjoy your life."I think it's nice to listen to this relaxing tune over beer or wine, (or soft drinks in case you're a minor) if you like, during your summer holidays.
The Freedom Song  (Jason Mraz)
I picture something is beautiful
It's full of life and it is all blue
I've seen the sunset on the beach, yeah
It makes me feel calm, when I'm calm

I feel good
When I feel good I sing
And the joy it brings makes me feel good
And when I feel good I sing
And the joy it brings

[Chorus:]
Come on along, I know you really want to feel our song
We've got some life to bring
We've got some joy in this thing
Come on along, I know you really want to feel our song
We've got some life to bring
We've got some joy in this thing

I see birds fly across the sky, yeah
And everyone's heart flies together
Food is frying and people smiling
Like there is no other way...

To feel good (good)
and when I feel good I sing (sing)
And the joy it brings makes me feel good (good)
And when I feel good I sing (sing)
And the joy it brings

[Chorus:]
Come on along, I know you really want to feel our song
We've got some life to bring
We've got some joy in this thing
Come on along, I know you really want to feel our song
We've got some life to bring
We've got some joy in this thing

[Interlude]

I feel good
And when I feel good I sing
And the joy it brings makes me feel good
And when I feel good I sing
And the joy it brings

It brings me freedom (freedom), woah,
got to get yourself to that freedom
It's freedom
Singing freedom (freedom) woah,
you deserve your freedom
It's a smile you can keep in your heart
Freedom, woah,
Everybody got to know freedom
Love to feel in it beauty
Freedom, woah,
got to get to someone,
Got to get to someone,
Got to get to someone,
Got to get to someone freedom
Freedom, woah,
everybody know freedom
It's freedom, come on, try to sing
Freedom, woah, everybody got to know freedom
Break it down

Get you [x7] that freedom

[Chorus:]
Come on along, I know you really want to feel our song
We've got some life to bring
We've got some joy in this thing

心の中に思い浮かべてみる
何かとても美しいもの
命に満ち溢れていて,一面が青く輝いている
海の色だ
水平線に消えていく夕日を
海辺で見てると,気持ちが落ち着いてきて

気分が良くなってくる
すると歌が歌いたくなって歌いだす
歌ってるうちに,楽しくなって,気分が良くなる
するとまた歌いたくなってと
それがずっと繰り返す

さあ一緒に ちょっと歌ってみたいだろ?
人生を実感して
生きてる喜びをかみしめよう
[さあ一緒に 本当は歌ってみたいよね?
人生を実感して
生きてる喜びをかみしめよう

鳥が空を横切ってる
それを見てると,気持ちも軽くなって飛んで行く
美味しそうな匂いがしてきて,そこではみんなが笑顔になる
そしてそうしているだけで

気分が良くなってくる(良くなって)
すると歌が歌いたくなって歌いだす(歌いだす)
歌ってるうちに,楽しくなって,気分が良くなる(良くなって)
するとまた歌いたくなってと(歌うんだ)
それがずっと繰り返す

さあ一緒に 歌ってみたくなっただろ?
人生を実感して
生きてる喜びをかみしめよう
さあ一緒に 歌えばいいんだよ
人生を実感して
生きてる喜びをかみしめよう

(間奏)

気分が良くなってくる
すると歌が歌いたくなって歌いだす
歌ってるうちに,楽しくなって,気分が良くなる
するとまた歌いたくなってと
それがずっと繰り返す

そうしてるうちに,解放された気分になってくる(自由になった気分だ)
だからみんなにもそうなってほしい
思い煩うことなんてない 自由なんだ
その喜びを歌いたい
みんなにそのことをわかってほしい
たとえ悩んでることがあっても
今はそんなもの忘れてしまえ 笑顔になれることだけ考えてればいい
自由だ
それさえわかれば
心の底から思えるはずだ 
心を解き放てば,なにもかもが美しく輝いて見えるってことが
自由なんだ
みんな
どんな人にも
ひとり残らず
自由を感じてもらいたい
本当はみんなわかってる
この気持ちが自由なんだ だから歌ってみよう
みんなに自由を感じてほしい
勿体ぶったり遠慮したり,身構えるのはもうやめて

自由ってものを味わおう(7回繰り返し)

さあ一緒に 歌えばいいんだ
人生を実感して
生きてる喜びをかみしめよう

(余談)

この手の曲,夏でないとしっくり来ないと思うのは私だけでしょうか。例えば,極寒の日本海,降りしきる雪の中,傘を差しつつ寒さに震えながらこの曲を聴く気にはとてもなれません。そういう時はやはり演歌が似合いそうです。いや意外とロックならいいかもしれません。Foo FightersのThe PretenderやDaughtryのOver Youなんかは悪くない気がします。

しかしボサノヴァやレゲエはいけません。逆に,真夏の眩暈がするほど暑い時期に,寒さ堪えてセーター編んでると言われても困ります。余計に暑くなって不快指数が増し,そのせいで貰ったセーターにハサミを入れたくなります。

もしこう感じるのが私だけではないとすると,音楽というのはそれが生まれた地域の気候風土に適しているのかもしれません。確かに,ハワイだかバリだかのリゾートホテルのプールサイドでデッキチェアに身を横たえて(申し訳ありません。一度も行ったことがないのでイメージ映像でお楽しみください),この曲を聴くと,意味なく自分のルックスが3割増し(当社比)になったような錯覚を覚えそうですが,これがベートベンだと,デッキチェアの上に正座して,居ずまいを正して拝聴せねばならぬ感じがします。

2 件のコメント:

  1. 「音楽というのはそれが生まれた地域の気候風土に適している」という考えには、私も賛成です。民謡からポップミュージックまで、広い範囲の音楽に言えることでしょう。
     それに、vestigeさん以外にも、ネット上で似たような意見を述べていた人がいました。その人は、カリフォルニアで生まれた80年代のLAロック(ジャーニーなど)は、さまざまな音が入り混じっており、都会のような印象を受ける一方、雨が多く気温が低いシアトルで生まれ、90年代に流行したグランジロック(ニルヴァーナなど)は、暗くけだるい印象を受ける、と述べていました。
     この意見から、気候・住んでいる環境などは、人の気持ちに大きな影響を及ぼすのではないか、と私は思いました。だから音楽もその地域に合ってくるのでしょう。(暖かい地域だと陽気な曲、寒い地域だと哀愁を帯びた暗めの曲が多いように思います。)
     ちなみに、これは、最近のポップミュージック(のみ)に言えることですが、気候風土+作曲者の性格+作曲者が影響をうけたミュージシャンの音楽で大まかな曲調が決まってくるのでは、とも思いました。

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    1. コメントありがとうございます。ネルネル様のこのコメント,そのまま学校の小論文あたりに使えそうな気がするのは私だけでしょうか?思わず「ご高説ごもっともです」と頭を垂れたくなります。
      そういえば,私の知り合いにジャズ・ファンがいるのですが,彼曰くジャズもワイン同様(彼はワインにも詳しいので)国によって違い,聴けばどこのミュージシャンかある程度わかるそうです。
      もっとも,軽音楽部出身で自身もサックスを吹く彼と,まったく音楽の素養のない私とでは,見える世界もおのずと違ってくるのかもしれませんが,この話を聞く限り,音楽性に気候風土が影響するという説,強ちデタラメとも言い切れないような気がします。

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