一説によれば,この曲はイギリスについて歌ったもので,「王が国民にするみたいに,自分の立場や力を使って,周りを利用することも,やろうと思えばできるけど」から始まる連は,米国での成功を夢見る英国人アーティストに対するPaul Wellerのスタンスなんだとか。いかがでしょうか?
.Last month, I posted The Jam's 'Carnation.' Expecting its fairly dark and sarcastic lyrics, you'd be surprised and possibly disappointed to hear this. Without paying much attention to the lyrics, it sounds like an ordinary mainstream love song. Don't be fooled by its lovey-dovey stuff.
Some people believe that the song is about England and the verse, starting "I might be a king and steal my peoples things" is Paul Weller's stance on British artists seeking for a fame in the US music industry. What do you think?
You're The Best Thing (The Style Council)
I might win much more but lose all that is mine
I could be a lot but I know I'm not
I'm content just with the riches that you bring
I might shoot to win and commit the sin
Of wanting more than I've already got
I could runaway but I'd rather stay
In the warmth of your smile lighting up my day
(the one that makes me say)
'Cause you're the best thing that ever happened to me or my world
You're the best thing that ever happened, so don't go away
I might be a king and steal my peoples things
But I don't go for that power crazy way
All that I could rule but I don't check for fools
All that I need is to be left to live my way
(So listen what I say)
I could chase around for nothing to be foundそりゃもっと上だって目指そうと思えば目指せるし
But why look for something that is never there
I may get it wrong sometimes but I'll come back in style
For I realize your love means more than anything
(the song you make me sing, yeah)
そうすれば,もっと上に手が届くのかもしれないけど
逆に今ある幸せを失うことだってある
貪欲になることだって,できないわけじゃないけれど
そもそもそんなのは柄じゃない
2人で一緒にいられれば,それだけで満足できるんだし
十分幸せにやってけるから,それで少しも不満はないよ
確かに強引に攻めていけば,勝ち抜いていけるのかもしれないけど
そんなの正しいことじゃない やっちゃいけないことなんだ
意地汚いヤツになっちゃうよ
怖じ気づくこともないわけじゃないけど,それでもこのまま頑張りたい
そうやってにっこり笑ってくれたら,一日幸せでいられるよ
(それを見てるとこう言いたくなる)
だって今まで生きてきて,色んなことがあったけど
こうして出会えたことが,一番嬉しかったことなんだ
他のものとは比べられない だからこのままそばにいて
王が国民にするみたいに
自分の立場や力を使って,周りを利用することも
やろうと思えばできるけど
そんなガツガツしたやり方はイヤなんだ
なにもかも手中に収めることもできるけど
物のわかってないヤツのために,いちいち煩わされたくない
自由にさせてくれればそれでいい
(だから話を聞いてくれ)
だって今まで生きてきて,色んなことがあったけど
こうして出会えたことが,一番嬉しかったことなんだ
他のものとは比べられない だからこのままそばにいて
さんざん探し回ったのに,結局なにも見つからない(補足)
そういうことだってあるだろう?
だったらそんなことする必要ないだろ?ないものねだりするなんて
時には間違うことだってある だけど次にはちゃんとするから
だって一番大切なのは,その優しさだってわかってるから
(一緒にいると歌いたくなる)
インデントをつけた部分は,歌詞のサイトには出ていたものの,ヴィデオでは反映されていない箇所です。
(余談)
それにしてもPaul Weller師匠,歯並びが悪い。イケメンなのに,歯並びが悪いといえば,かのDavid Bowie御大を始め,Gotyeもデビュー当時のJames Morrisonもそうでしたが,この3人もすべて英連邦の人。どうやら,歯並びが大変重要である米国とは異なり,イギリス(UK)というか英連邦(Commonwealth)のアーティストはさほど歯並びにこだわっていない印象です。
実は本館では,かなりの割合でUKのアーティストを取り上げているのですが,右側の下にある「人気の投稿」(個人的にはカミサマと呼んでおります)に入っている曲の大半がUSのアーティストのもの。
このことからもおわかりのように,音楽の世界では米国市場が圧倒的な影響力をもっていることを示しています。ただ前述したように,米国においては,「歯(並び)」が他の国に比べ,著しく重要です。
したがって,USマーケット進出に際しては,歯の「お直し」がどうしても必要になるようで,歯並びの悪いUKアーティストがUSに進出するといきなり歯並びが良くなるという現象を過去に何度か見たような気がいたします。
個人的には均一的な,あえて谷崎純一郎風に言うなら「あの白い汚れ目のない歯列を見ると,何となく西洋便所のタイル張りの床を思い出すのである」という歯並びよりも,Gotyeのような歯並びに親近感を覚えますが,仕事となればそうもいきますまい。
こう考えると,リード文で述べた「王が国民にするみたいに自分の立場や力を使って,周りを利用することも,やろうと思えばできるけど」の一説は米国市場を目指すアーティストに向けたものだという説が妙に説得力を帯びて参ります。
ひょっとすると・・・・Paul Weller師匠,実は「歯のお直し」がイヤだったのかもしれません。
はじめてコメントさせていただきます。
返信削除今1Dのナイルも歯の「お直し」中ですね。
なんで今さら!?と思っていたのですが、なんだか納得できました。
毎日楽しませていただいてます!
ヨダンが好きです。
コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。実はヨダンのファンだと仰る方は意外なほど多数おいでになります。なかには師匠を差し置いて,リード&ヨダンだけが,というよりヨダンだけが目当てという,誰とは申しませんが私の妹のようなファンも少なくありません。
削除無論そのお陰でヴュー数が増えているのかもしれませんが,ためにリードが不機嫌になることもままあって,このままではコンビ自体の存続はおろか,師弟関係にまでヒビが入りかねないところが悩みの種です。
はじめまして。ぴろりおと申します。洋楽のタイトルで二次創作をしています。
返信削除メールフォームが見当たらなかったので、こちらで失礼します。
いつも楽しくリード&ヨダン、楽しませて頂いています。
いまどきツィッターにも登録してなくて、更なる余談が楽しめないのが非常に残念です。
この曲は、昔から大好きな曲なのですが、本当に自然な素敵な訳で感激しました。
お忙しいということですし、転載に関する注意事項も見つけられなくて、事後承諾になって大変申し訳ないのですが、こちらでお借りしたことを明記した上で、和訳を転載させて頂きたいので、どうぞよろしくお願いします。
vestige様に読んで頂けたましたら、このコメントは削除してくださって結構です。
5月3日のお知らせにあった企画にも是非参加したいので、頑張って熱いコメを考えてみます。
コメント並びに過分なお褒めのお言葉ありがとうございます。お言葉に甘えて削除しても良かったのですが,5/3の企画の件に触れておいでだったのでこうしてお返事を差し上げております。
削除というのもあの企画は既に終了しております。今後一切同様の企画がないかというとそれも断言はできませんが,直近では今のところ特に予定はしておりません。その点だけお伝えしたいと思います。