2013年1月28日月曜日

Rainbow ジェシー・J (Jessie J)

かのSir Issac Newtonは虹の色を最初は5色としていたものの,後に音階の7音に対応させるためにオレンジとインディゴ(藍色)を加えて7色にしたのだとか。
とはいうものの,虹の色数は文化よって異なります。例えば,我々日本人は虹は7色だと考えていますが,英語圏の人々の場合,学術分野にいる人でなければ,虹は6色ですし,イスラム世界では赤,黄,緑,青の4色と言うことになっています。興味深いですね。
They say Sir Issac Newton originally divided a rainbow into five primary colors, red, yellow, green, blue and violet and add orange and indigo later in analogy with seven primary notes in the musical scale.
Depending on which culture you're in, however, the number of rainbow colors you recognize would differ.  For example, we Japanese think a rainbow has seven colors.  In English speaking cultures,  except for those in academic field, people think it has six colors and in the Islamic world it's supposed to be four, red, yellow, green and blue.  Interesting, isn't it?
Rainbow  (Jessie J)
He grew up in the city
Had a lot of money
Sponging off his daddy all the time
He lives in a bubble
Never had to struggle
He's far from the benefit line
But he feels blue sometimes
And he blood bleeds red like mine
The grass is greener on the other side
What I'm saying is we're all alike

We're the colours of the rainbow (yeah, yeah)
Let's share our pot of gold
We're the colours of the rainbow (yeah, yeah)
Everybody's on the yellow brick road *

There's enough for you, you, you
There's enough for me, me, me
We're the colours of the rainbow (yeah, yeah)
We're the colours of the rainbow (yeah, yeah)
Rainbow [x7]

There's mummy in the ghetto
Gotta work it double
Just to pay the bills and get by
But more power to ya
You're doing what you do-a
Everybody's steady on the grime

But you feel blue sometimes
And you're blood bleeds red like mine
The grass is greener on the other side
What I'm saying is we're all alike

We're the colours of the rainbow (yeah, yeah)
Lets share our pot of gold
We're the colours of the rainbow (yeah, yeah)
Everybody's on the yellow brick road

There's enough for you, you, you
There's enough for me, me, me
We're the colours of the rainbow (yeah, yeah)
We're the colours of the rainbow (yeah, yeah)

Hello, hello
Why does everybody get so mad?
Yellow, yellow
It's the colour for the battle in my head
I have a beat in my life like love in my heart
The sun up in the sky as we rock with the stars
We just cant keep fighting anymore
No, no, no

We're the colours of the rainbow (yeah, yeah)
Lets share our pot of gold
We're the colours of the rainbow (yeah, yeah)
Everybody's on the yellow brick road

There's enough for you, you, you
There's enough for me, me, me
We're the colours of the rainbow (yeah, yeah)
We're the colours of the rainbow (yeah, yeah)
We're the colours of the rainbow

あいつは都心のお坊ちゃん
小遣いもうなるほど持っていて
足りなきゃ親父から貰ってた
人の羨むような生活をして
苦労なんてしたことない
生活保護とは無縁の世界
だけどそんな奴だって落ち込む時はあるんだよ
みんなと少しも違わない
切れば赤い血が流れてる
他人の暮らしが良く見えるだけ
要するにみんな似たようなものなんだ
本当はそんなに違わない

だって人間も虹と同じ
少しずつ色の違う人が集まって,それで虹が出来あがる
だからたもとに埋まってる
「宝」をみんなで分け合おう

だって人間も虹と同じ
少しずつ色の違う人が集まって,それで虹が出来あがる
虹の彼方の夢の場所への
レンガで出来た黄色い舗道を 
今みんなで歩いてる

それだけでもう十分でしょ?
これだけあればもういいよ
だって人間も虹と同じ
少しずつ色の違う人が集まって,それで虹が出来あがる
みんな少しずつ違うから,キレイな虹になるんだよ

スラムにはお母さんもいる
仕事を2つかけもちして
働かなきゃ食べていけない
それでやっとギリギリなんだ
だけど立派だよ 頑張って
やるべきことをしてるんだから
みんな必死に頑張ってる

だけど落ち込む時もある
みんな少しも違わない
切れば赤い血が流れてる
他人の暮らしが良く見えるだけ
要するにみんな似たようなものなんだ
本当はそんなに違わない

だって人間も虹と同じ
少しずつ色の違う人が集まって,それで虹が出来あがる
虹のたもとに埋まってる
「宝」はみんなで分け合おう

だって人間も虹と同じ
少しずつ色の違う人が集まって,それで虹が出来あがる
虹の彼方の夢の場所への
レンガで出来た黄色い舗道を
今みんなで歩いてる

それだけでもう十分でしょ?
これだけあればもういいよ
だって人間も虹と同じ
少しずつ色の違う人が集まって,それで虹が出来あがる
みんな少しずつ違うから,キレイな虹になるんだよ

ハロー,ハロー
どうしてそんなに怒ってるの?
弱虫でいつも他人を羨やんでると
心の中がイエローになる
だけど,この人生にはビートがあるし,ハートには愛が溢れてる
スターとロックすれば,空にはお日様が昇ってくる
だからこんな風にケンカしてちゃダメなんだ
いいかげんもう止めよう

だって人間も虹と同じ
少しずつ色の違う人が集まって,それで虹が出来あがる
虹のたもとに埋まってる
「宝」はみんなで分け合おう

だって人間も虹と同じ
少しずつ色の違う人が集まって,それで虹が出来あがる
虹の彼方の夢の場所への
レンガで出来た黄色い舗道を
今みんなで歩いてる

それだけでもう十分でしょ?
これだけあればもういいよ
だって人間も虹と同じ
少しずつ色の違う人が集まって,それで虹が出来あがる
みんな少しずつ違うから,キレイな虹になるんだよ

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(補足)

*   歌詞に登場する「the yellow brick road(レンガで出来た黄色い舗道)」は映画「オズの魔法使い」に登場する,エメラルド・シティへと続く道で,そこを通って魔法使いに会いに行くことになっています。

(余談)

リード文で述べたSir Issac Newtonの話ですが,音階に合わせたという話の他に,一週間に合わせて7色にしたという話もあります。

自分自身を振り返ってみると,例えば初対面の人と「誕生日が同じ」と聞けば,頭ではそれがただの偶然であり,確率論的に見てもさほど珍しいことではないとわかっているにもかかわらず,その一方で「これは何かのサインなのか?」とそこに何かの「つながり」を見出そうとしてしまいます。

これが凡人の私だけの話であれば,単に個人の資質と教養の問題で片づけられるのかもしれませんが,あの大科学者Newtonをしてそうだったと聞くと,話は違ってきます。

どうやら無秩序なものを無秩序なものとして,そのまま受け止めることができず,そこに「意味」を見出そうとするのは,ある意味人間に共通する性質なのかもしれません。

確かに考えてみれば,ラヴソングの歌詞に頻繁に登場する「運命の人」という概念自体,まさに偶然のなかに,(なかば無理やり)意味を見い出そうとする好例と言えますし,かつて私自身が無謀にも挑戦し,冒頭のわずか3ページで疲れ果てて挫折したロマンス小説もこの概念の独壇場です。

そして「ランダムなもののなかに意味を見出そうとしてしまう」人間のその性質をもっとも上手く利用しているのが「宗教」であるのかもしれません。

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