ところでこの曲の歌詞には,男性を表すAnyway, the lyrics are full of metaphors, such as a 'tower(通常男性を表します) which usually represent a man, や女性を表すrose,光,そして雪(が降る)などのメタファーがふんだんに使用されているため和訳には苦労しました。その理由は様々な意味に解釈できるためですが,個人的にはこの曲は,長年孤独に生きてきた男性がやっとある女性と出会い,人生が好転したものの,それだけに彼女を失うのを非常に恐れているという内容だと思っています。
Yes I knew he's a R&B singer and have heard some of his songs once or twice. That's all I knew about him except for the fact he's ex of Heidi Klum, a fashion model and TV producer.
Anyway, the lyrics are full of metaphors, such as a 'tower' which usually represent a man, a rose which a woman, the light and snow (vi). So translating the song into Japanese was a bit hard. It could be taken many ways but I think it's about a man. Been lonely for a long time, he finally met a girl who brightened his life up but for the reason he's so scared of losing her.
Kiss From A Rose (Seal)
You became the light on the dark side of me
Love remained a drug that's the high and not the pill
But did you know that when it snows
My eyes become large and the light that you shine can't be seen?
Baby, I compare you to a kiss from a rose on the grey
Ooh, the more I get of you, the stranger it feels, yeah
Now that your rose is in bloom
A light hits the gloom on the grey
There is so much a man can tell you, so much he can say
You remain my power, my pleasure, my pain *
Baby, to me, you're like a growing addiction that I can't deny
Won't you tell me, is that healthy, baby?
But did you know that when it snows
My eyes become large and the light that you shine can't be seen?
Baby, I compare you to a kiss from a rose on the grey
Ooh, the more I get of you, the stranger it feels, yeah
Now that your rose is in bloom
A light hits the gloom on the grey
I've been kissed by a rose on the grey
I've been kissed by a rose on the grey
And if I should fall, will it all go away?
I've been kissed by a rose on the grey
There is so much a man can tell you, so much he can say
You remain my power, my pleasure, my pain
To me, you're like a growing, addiction that I can't deny
Won't you tell me, is that healthy, baby?
But did you know that when it snows
My eyes become large, and the light that you shine can't be seen?
Baby, I compare you to a kiss from a rose on the grey
Ooh, the more I get of you, the stranger it feels, yeah
Now that your rose is in bloom
A light hits the gloom on the grey
Yes I compare you to a kiss from a rose on the grey
Ooh, the more I get of you stranger it feels, yeah
And now that your rose is in bloom
A light hits the gloom on the grey
Now that your rose is in bloom
A light hits the gloom on the grey
あの頃の自分はまるで
海に面してぽつんと建つ
そんな塔になったように
ひとりで寂しく過ごしてた
するとお前が現れて
自分の中の暗いところに
光を当てて照らしてくれた
大事にされて
まるでクスリをやったみたいに
すごく気分がよくなったけど
クスリとは全然違う
だからわかってるのか?
冬が来て雪が降ってしまったら
どんなに目を見開いても
光は消えてしまうんだ
ベイビイ,お前のことは
灰色の地面に咲いた
バラの花から漂ってくる
香りみたいに思えるよ
知れば知るほど
不思議な気持になってくる
眩しいほどのその輝きで
短調な人生を送ってた
この心の中の暗闇を
その光が照らしくれる
この気持を伝えるには
一言じゃとても足りない
お前がいるから頑張れるし
やりがいだって湧いてくる
心を痛めることもあるけど
ベイビイ,まるで中毒みたいに
お前にどんどんのめり込んでく
どうしてもそれが止められない
だからベイビイ,教えてくれよ
それって普通のことなのか?
だからわかってるのか?
冬が来て雪が降ってしまったら
どんなに目を見開いても
光は消えてしまうんだ
ベイビイ,お前のことは
灰色の地面に咲いた
バラの花から漂ってくる
香りみたいに思えるよ
知れば知るほど
不思議な気持になってくる
眩しいほどのその輝きで
短調な人生を送ってた
この心の中の暗闇を
その光が照らしくれる
今までは
灰色の地面に咲いた
バラの花から漂ってくる
香りに励まされてきた
だけどもし
今より落ちぶれてしまったら
その香りさえ
すっかり消えてしまうんだろうか
それを支えにしてるのに
この気持を伝えるには
一言じゃとても足りない
お前がいたから頑張れるし
やりがいだって湧いてくる
心を痛めることもあるけど
ベイビイ,まるで中毒みたいに
お前にどんどんのめり込んでく
どうしてもそれが止められない
だからベイビイ,教えてくれよ
それって普通のことなのか?
だからわかってるのか?
冬が来て雪が降ってしまったら
どんなに目を見開いても
光は消えてしまうんだ
ベイビイ,お前のことは
灰色の地面に咲いた
バラの花から漂ってくる
香りみたいに思えるよ
知れば知るほど
不思議な気持になってくる
眩しいほどのその輝きで
短調な人生を送ってた
心の中の暗闇を
その光が照らしくれる
そうだよ,お前のことは
灰色の地面に咲いた
バラの花から漂ってくる
香りみたいに思えるよ
知れば知るほど
不思議な気持になってくる
眩しいほどのその輝きで
短調な人生を送ってた
心の中の暗闇を
その光が照らしくれる
眩しいほどのその輝きで
短調な人生を送ってた
心の中の暗闇を
その光が照らしくれる
(補足)
「バラにはトゲがある(There is no rose without a thorn.)」という表現からもわかるように,バラの花というのは「美しい」と同時に「危険」という意味があります。このため,歌詞に登場するmy painという表現はそのあたりを踏まえたものではないかと思います。
(余談)
この曲は1996年のグラミー賞で「年間レコード賞(Record of the Year)」「最優秀楽曲賞(Song Of The Year)」並びに「ベスト・ポップ・ヴォーカル(Best Pop Vocal Performance)」を受賞しているほか,映画Batman Foreverのサウンドトラックにも収録されていますが,こういう直球系あるいは剛の者系ラヴ・ソングの歌詞というのは,私を含めおそらく多くの日本人にとっては,思わず歯が浮くような場合も少なくありません。
以前Bで始まるアメリカの大物ロックバンド(Living On A Prayerのあの方達です)の曲に登場する「Baby I want you like the roses want the rain You know I need you like a poet needs the pain 」を聴き,歯がグラついたと仰った方がおいでになりましたが,私の見たところ,この曲の歌詞もそれに勝るとも劣らない浮きっぷりのような気がいたします。
とりわけ「ベイビイ,お前のことは,灰色の地面に咲いた,バラの花から漂ってくる,香りみたいに思えるよ(I compare you to a kiss from a rose on the grey)」の箇所は,おそらく簡単に言ってしまえば「俺にとってお前は・・「掃き溜めに鶴」・・ではなくて・・「不幸中の幸い」・・いや違うって・・・ええと「地獄に仏」あれ?やっぱり違う・・・「救いの神」・・微妙だなあ・・そう!「希望の光」といったところでしょうか。
とにかく「ベイビイ,まるで中毒みたいに,お前にどんどんのめり込んでく,どうしてもそれが止められない」と言っているところを見ると,歌っているのがSealだけに主人公は「アシカにかかった状態」なのかもしれません。
ラジオで流れてて、曲名がわからなかった曲です!
返信削除ありがとうございます~
コメントありがとうございます。お役に立ててなによりです。
返信削除しばらく忘れていましたが、確かに、この曲、聞いたことがあります。不思議です。タイトルも歌っている人も知らなかったし、1996年当時は、音楽も新しいものは聴いていなかったのに。バットマンも見てないし・・・。どこで聞いて覚えているのか。ただ、こうして改めて聴いてみても、メロディがとても美しくて秀逸だと思います。普通、どの歌にも「サビ」の部分があって、その部分は特に耳に残ったりするものですが、この曲は1連、2連、”I've been kissed..."で始まる連、全ての連が「サビ」のよう。全ての連が力強くて印象的です。その優れた一つ一つのユニットが、とてもうまく構成されているので、嫌でも記憶に残ってしまうのだと思います。また、詩は全然理解できていませんでしたが、「灰色の地面に咲いたバラの花から漂ってくる香り」の歌だったんですね。これも、知らない間に記憶に残るという、メロディのイメージにぴったり合っていて、いいな、と思いました。
返信削除コメントありがとうございます。この曲全編がこれメタファーなのでただ聞いているだけでは意味が大変取りにくいような気がいたします。そもそも和訳した当の私からして,友人に歌詞の意味を問われた際「失意の主人公が運命の人に出会う曲」と答えるのが精一杯で,何一つ具体的な説明ができませんでした。
削除有名な曲として何となく知っている程度で、歌詞をきちんと見たことがなかったのですがこういう内容だったんですね。サビで高揚して盛り上げれば不特定多数に訴求できる分かり易くいい曲になるのかもしれませんが、その範疇からは外れたように思えるこの曲がなぜか印象に残るメロディを持っているあたりが音楽の妙なのかもしれないと思います。
返信削除それにしても東京ドームを埋めるような大物(B氏)に対してそのような畏れ多いことを抜かすけしからん輩がおりましたか(笑) 一体どこのどいつでしょう、ぜひ顔が見てみたいものです。きっとどこの馬の骨とも知れないようなやつに違いありません。しかし、そやつの事を少しだけ弁護するならば、きっと「好きな子には意地悪を言ってみたくなる」というパターンではないかと思われます。実際いそいそとドームに赴き例の歌詞をB氏と共に熱唱していたらしいという情報が私のところにあがってきているくらいですから。
この記事とは無関係で恐縮ですが、先回vestigeさんが言及されたTrading Yesterdayの「Shatterd」を聴きました。(私だけかもしれませんが)友人が何の気なしに貸してくれたCDに図らずもがっつりハマってしまった時、面映ゆいような妙に悔しいような心持ちになる事があります。そんな気持ちになるほど「Shatterd」は素晴らしい曲でした。(「夜明けソング」としても一級だと思います)
コメントありがとうございます。件のB氏のお話を伺った方のお名前は残念ながら失念いたしましたが,どことなくイタリアの香りのするお名前だったことだけを記憶しております。思えばかのB氏もイタリア系。ひょっとするとお身内の気安さから出たお言葉だったのかもしれません。
削除とはいうものの,かくいう私もJames Morrisonとは縁もゆかりもないただのファンでありながら,ことあるごとに彼に対して「ことチュン」(←右下の用語集をご覧ください)「地味」「華がない」などと言いたい放題なので,その方にどうこう言える立場にはないことを申し上げておきます。
それはともかく,Shatteredがお気に召したようでなによりです。当時は特にそうは思わなかったのですが,今改めて聴いてみると,この曲はいわゆるborn -again christianの体験を歌ったものではないかと思えてまいりました。本当に素晴らしい曲なのですが,当時は本館のヴュー数が現在の10分の一ほどしかなく,ために多くの方にご紹介できなかったのが大変悔やまれます。
はじめまして。洋楽好きの私としては「なんてステキなサイト」と即お気に入りに入れました。
返信削除ところでこのBatman Foreverじたいはアメコミのシリーズ映画です(俳優は豪華だとは思いますが)。が、私も(?)この曲にまさに恋してしまったって感じで、思わずサントラを買ってしまいました。
強いて言うなら…バットマンが自分の正体を明かせず、二コール・キッドマン演ずる女博士に心惹かれていく件を歌っているのかなと思います。
コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。このバットマン・シリーズに限らず,仮にあちらにおけるアメコミが,日本における「ドラえもん」的存在だとすると,このブログの性質上基本的な知識くらいはおさえておいて然るべきなのかもしれません。今後の課題としたいと思います。
削除kiss from a rose on the grey は バラが grey にキスしたんじゃないでしょうか
返信削除kiss from her on the cheek と比較すると分かりやすいでしょうか
コメント並びにご指摘ありがとうございます。なるほど確かにそう考えると,the grey(暗かった人間)へのkissという意味にも取れ,この曲の解釈に幅が出たような気がいたします。ありがとうございました。
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