それはともかく,先日Gotyeの曲のうち,私のもっとも好きなHearts A Messが映画The Great Gatsbyのサントラに入るというニュースを知りました。だからと言って私の人生には何の影響もないのですが,それでもなぜか嬉しい。
Yesterday I posted Tame Impala's "Feels Like We Only Go Backwards" and the same day I knew that Gotye follows them on Twitter. So the band brought me to this song.
This is a track from Gotye's second album, "Like Drawing Blood" released in 2006. Someone who posted a comment on SongMeaning.net mentioned the influence by Massive Attack. Do you agree?
By the say, recently I heard that one of my all-time favorites of his, "Hearts A Mess" is on the soundtrack of The Great Gatsby. It has no impact on my life but I'm happy.
Night Drive (Gotye)
- When you're feeling down
I'm comin' round
To pick you up
And take you out
It won't be long
'Till those blues are gone
The city's waiting
Beckoning for us
It leads us on
Let it lead us on
It's the perfect night
To just drive on by
Let the dashboard underscore
Everything we've seen
While the world plays for our pleasure
On our windshield silver screen
And I don't know just where we're going
And I don't care where we've been
But we just coast on through
Coz while I'm here with you, you know
There's no place I'd rather be
No place I'd rather be
Such a quiet joy
Knowing that I'm your pick-up fix
And you're my favourite boy
You're feeling tired
And I'm bleary-eyed
And the highway lines
Pass by in two/four double-time
And we don't even recognise
A single name on the street signs
Nothing else is calling us
But all we've left behind
Is like a hell-hound on our trail
and a burden on our mind
Coz we know
we gotta go home.
Such a quiet joy
Driving anywhere
Knowing that you are there.
But you don't call,
You don't call me no more
And i waited all day
You know you'll always
Be my favourite boy
落ち込んだ時は
- ここへやってきて
- 励ましの言葉をかけて
- 連れ出してやるよ
そうすればじきに
- 憂鬱な気持ちも晴れる
- 街の灯りも
- 2人を誘ってる
- だから誘われるまま
- 行ってみよう
最高の夜だよ
- ドライブするには
- ダッシュボードの向こうに見えてくる
- 景色をひとつ残らず楽しもう
- 世の中が2人のために用意した
- わくわくするような出来事が
- ここにある銀色のフロントガラスの向こうに広がってる
- とにかく行先も決めず
- 元いた場所も気にしないで
- ただただ車を走らせよう
- だってこうして一緒にいれば
- 他に行きたいとこなんてない
- ここが最高の場所だから
特に何するってわけでもないけど
- それでもこんなに楽しい気分になれる
- 落ち込んだ時に頼りにされて
- 気の合うヤツの役に立てたら
疲れてきてるみたいだし
- こっちも目がかすんできて
- 道路の車線も
- 4分の2拍子の倍速で通り過ぎて行く
- だから何も読めなくなって
- 標識に書いてあることさえわからない
- やらなきゃならないことも特にないのに
- そのままにしてきたことが
- 帰り道で待ち構える
- 地獄の番犬みたいに思えてきて
- お互いの気持ちも沈んでくる
- だってわかってるから
- もう帰らなきゃいけないって
- 特に何するってわけでもないけど
- それでもこんなに楽しい気分になれる
- どこへでも車を走らせるよ
- いるってわかったら
- だけど電話してこないだろ?
- もう二度とここへは
- それでも一日ずっと待ってる
- わかってるよな?
- これからもずっと友達だ
(余談)
皆様も既にお気づきでしょうが,英語歌詞の中に登場する「you are my favourite boy」の部分が曲者です。ネイティヴの方々もここでかなり意表を突かれているらしく「ここになぜがboyが出てくるのか・・・」「Gotyeってゲイ?」「これはきっと本人の別人格(alter ego)なんだよ」等々様々な意見が出ております。
この点について言えば,Gotyeにはもう長年連れ添ったTasha Parkerさんという恋人がいるので,ゲイの線は少々考えにくいのですが,さりとて100%ありえないと断じることもできません。
ただ個人的には,この曲を聞き,この歌詞を読んで,Emeli SandeのMy Kind of Loveのミュージック・ヴィデオ http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2012/07/my-kind-of-love-emeli-sande.html を思い出しました。すなわち,相手が余命いくばくもないという状況で,最後にその友人を夜のドライヴに連れ出すというストーリーです。
その根拠となるのが,最後の「You know you'll always, Be my favourite boy」の箇所で,私はここでGotyeのBronteとの類似を感じました。こちらの歌詞の最後の文が「We will be with you. You will stay with us」となっているからです。
無論,発表はこちらの方が5年ほど先なので,Bronteに影響されたとは考えにくいのですが,個人的な経験上,人間の文章スタイルというのは,意外なほど変わらないような気がするので,全く無関係と言い切ることもできません。
皆様はどのようなストーリーをお感じになったでしょうか?
ご無沙汰しています。
返信削除この曲はWallyが親友の事を歌ったものだそうです。
とご本人が仰っていました。ゲイではありません。親友の方も生きています :)
でも、対訳さんの解釈、結構好きです。
Bronteはお友達の犬が亡くなった時の事を歌っています。丁度その頃彼自身飼っていた猫を亡くした時期でもあったようで。アルバムの中で一番好きな曲だそうです。
コメントありがとうございます。ご無沙汰しております。いつもながらdahlia様は我々一般人が到底知りえないような情報をご存じで羨ましい限りですが,今回それをこうしてお知らせくださったお蔭で,昨年来の疑問が氷解いたしました。ありがとうございました。
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