2013年7月27日土曜日

I'll Stand By You ザ・プリテンダーズ (The Pretenders)

先日取り上げたBen E. KingのStand By Meの流れでこの曲に出会いました。The PretendersのChrissie Hyndeはこの曲を,True Colors,Eternal Flame,Like A Virgin等数多くのヒット曲を持つTom KellyとBilly Steinbergと組んで書き上げましたが,その制作においてStand By Meに大きな影響を受けたそうです。
Ben E. King's Stand By Me which I posted the other day brought me to this song.  Chrissie Hynde wrote this with Tom Kelly and Billy Steinberg, who have written many hit songs, including "True Colors," "Eternal Flame" and "Like A Virgin."  It's said that Stand By Me was the big influence on this song.
I'll Stand By You  (The Pretenders)
Oh, why you look so sad?
Tears are in your eyes
Come on and come to me now
Don't be ashamed to cry
Let me see you through
'cause I've seen the dark side too
When the night falls on you
You don't know what to do
Nothing you confess
Could make me love you less

I'll stand by you
I'll stand by you
Won't let nobody hurt you
I'll stand by you

So if you're mad, get mad
Don't hold it all inside
Come on and talk to me now
Hey, what you got to hide?
I get angry too
Well I'm a lot like you
When you're standing at the crossroads
And don't know which path to choose
Let me come along
'cause even if you're wrong

I'll stand by you
I'll stand by you
Won't let nobody hurt you
I'll stand by you
Take me in, into your darkest hour
And I'll never desert you
I'll stand by you

And when...
When the night falls on you, baby
You're feeling all alone
You won't be on your own

I'll stand by you
I'll stand by you
Won't let nobody hurt you

I'll stand by you
Take me in, into your darkest hour
And I'll never desert you
I'll stand by you
I'll stand by you
Won't let nobody hurt you
I'll stand by you
Won't let nobody hurt you
I'll stand by you

どうしてそんなに悲しそうなの?
目には涙が溢れてる
さあこっちへ来て
泣いたっていいんだ
恥ずかしいことでも悪いことでもない
ここで見守ってるよ
だって自分も同じように
辛い経験をしてきたから
最悪のことが起こって絶望すると
どうしていいかわからなくなるけど
たとえ何を打ち明けられても
この気持ちに変わりはないから

そのそばで
味方になって支えるよ
傷つかないよう守ってあげる
見放したりしない

だから腹が立ったら怒ればいいんだ
無理になにもかも飲み込まなくていい
さあ ここへ来て話を聞かせて
隠さなくていいから
誰だって腹が立つんだ
そういうところも自分にそっくりだ
人生の分かれ道にさしかかって
その先どうすればいいのかわからなくても
ずっと一緒について行くよ
たとえ選んだ道が間違ってても

そのそばで
味方になって支えるよ
傷つかないよう守ってあげる
支えるよ
最悪の時期でも大丈夫
見捨てたりしない
そばで味方になって支えるよ

最悪のことが起こって絶望して
この世の中でひとりぼっち
そんな気分になったとしても
放っておいたりしないから

そのそばで
味方になって支えるよ
傷つかないよう守ってあげる
支えるよ
最悪の時期でも大丈夫
見捨てたりしない
そのそばで味方になって支えるよ
傷つかないよう守ってあげる
見放したりしない
ちゃんと周りから守って
味方になって支えるよ
(余談)

この曲,James TaylorのYou've Got A Friendと同様に,相手への変わらぬ友情を歌った名曲ですが,アチラでは結婚式の曲としてもよく使われているらしいのでWのタグを付けました。

とはいうものの,何の権利義務も生じない「友情」の場合とは異なり,結婚は明らかに「契約」です。仮にこれを結婚式で歌って盛り上げてしまうと,その後にかなりプレッシャーがかかると思うのは私だけでしょうか?

結婚式の時点ではI'll stand by youだったのが,いつしか相手に対してstand by meと要求するようになり,can't stand anymoreになり,最終的にはstand against you/each otherになって決裂するのではと思ってしまいます。

無論その瞬間の「純粋な気持ち」を疑うつもりなど一切ありませんが「まさかそれはないよね」を敢えて想定するのが契約と言うものの本質です。結婚が(私が「けっこん」と入力しようとすると,何度やっても第一候補が「血痕」になってしまうのには何か意味があるのでしょうか?)契約であることは広く認知されていることなので,その点を踏まえ,この場合も免責事項を追加しておくべきでしょう。

以下に定める場合にはI'll stand by youはその効力を失うものとする。
①両当事者間における利害の対立(以下夫婦ゲンカ)を原因として,当事者の一方及び双方に身体的或いは精神的損害及びその両方が生じた場合
②当事者の一方が第三者との間に「婚姻外の関係(以下浮気)」を持った場合(「婚姻外の関係(浮気)」については「定義」を参照のこと)
③当事者の一方が秘密裏に第三者との間に多額(別表1参照)の金銭貸借契約を締結した(以下借金)場合
・・・・考え過ぎでしょうか?

2 件のコメント:

  1. なかなかいい曲だと思うのですが、なにぶんこの免責事項、適用事例が多すぎる気がするようなしないような…。

    少し前に本で知ったのですが、歌人の与謝野晶子は夫への手向けとしてこんな挽歌を詠んだそうです。

    「冬の夜の星君なりき一つをば云うにはあらずことごとく皆」

    (冬の夜に輝く星はあなたそのものだ、一つがそうなのではなくこの全天の星すべてがあなただ)というような意味らしいです。結婚生活における清濁さまざまな堆積物の果てで、その全てを慈しんだ歌のように感じます。

    しかし凡人はなかなかこの境地に辿りつけません。日々のプチ試練も多いですからねえ。昔はI'll stand by youだったのに非難されたりとか、些細なことで小さなcan't stand anymore状態に陥ったりとか。・・・、いえいえいえ、身につまされたりしてませんよ、あくまでも一般論です。

    免責事項ですが、普段真面目なタイプの人が「実は俺には子供の頃からの夢が…」などと思いつめた顔で語り始めたときも要注意でしょう。一発レッドかどうかは微妙ですが、到底 stand by youできない、恐ろしい「夢」の計画が発動する可能性があります。

    バンド名の真の由来は知りませんが、とあるWEB辞書の「pretender」の解説はこうでした。「本当の気持ちを隠すために保持していない信念や意見を公表する人」
    この曲でこの余談を読んだ後ですと、そこはかとない切なさが漂ってくるのですが…。

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    1. コメントありがとうございます。免責事項の件ですが「普段真面目なタイプの人が「実は俺には子供の頃からの夢が…」などと思いつめた顔で語り始めたときも要注意でしょう」に関しては,仰る通り一概に免責となるかどうかは微妙かと思われます。

      一応ここでは婚姻関係があるとの前提に立ってお話を進めさせていただきますが,仮にその件に関して争いになった場合,免責事項として認定しうるかどうかの基準としては,
      ①(夢を追う側が)それまでの結婚生活において他方に与えた利益,及び
      ②(夢を追う側が)夢を追うことにより他方に与えるであろう損害(得べかりし利益)
      の2つを比較衡量した上で決定すべきかと思われます。

      この点に関して,①>②の場合には免責とならず,①<②の場合にのみ免責が認められるというのが通説となっておりますが,この通説を採用した場合,①=②の場合はどうなるのかといった問題に加え,②の「得べかりし利益」の算定において重要な要因となる「夢が実現する確率」の算定に関して,まだ一般的な手法が確立されていないことが大きな問題となっております。

      ただいずれにしろ,免責事項が話題に上ってしまった時点で,関係修復はもはや非常に困難であると思われるので,最終的には婚姻関係の解消(=離婚)を視野に入れた上での「慰謝料額の算定」というところに両当事者の主張は帰着するのではないかと考えられます。

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