この曲は2003年のアメリカ映画Cold Mountain のサウンドトラックに収録されています。ここでは作曲者のStingと一緒に歌っているAliso Kraussですが,映画のサウンドトラックでは彼女一人で歌っています。私がこの曲を知ったのは第76回のアカデミー賞授賞式の最優秀歌曲賞(Best Original Song)のパフォーマンスでした。
その年は数回この曲を耳にしたものの,それから約10年が経過し,その間一度もこの曲を耳にしたことはなかったのですが,先日似た感じの別の曲を聞いた時,すぐにこの曲を思い出しました。この曲,名曲と言って差し支えないでしょう。
This song was featured in an American film, Cold Mountain (2003). Alison Krauss sings this song with Sting who wrote it while she does solo on the soundtrack. I came to know the song through their performance during the 76th Annual Academy Awards for the Best Original Song.
I heard the song probably few times that year but not after that. Although about 10 years have passed since then, I instantly recognized the song when I heard a song which had similar tune with this. I think it's safe to call it a great song.
No ploughman's blade will cut thee down, *
No cutlass wound will mark thy face **
And you will be my ain true love, ***
And you will be my ain true love
And as you walk through death's dark veil,
The cannon's thunder can't prevail,
And those who hunt thee down will fail,
And you will be my ain true love,
And you will be my ain true love.
Asleep inside the cannon's mouth,
The captain cries, "Here comes the rout,"
They'll seek to find me north and south,
I've gone to find my ain true love.
The field is cut and bleeds to red.
The cannon balls fly round my head,
The infirmary man may count me dead,
When I've gone to find my ain true love,
I've gone to find my ain true love
マスケットの銃弾が
飛び交うような場所にいても
かすり傷も負わずに歩いて行ける
農民が刀で襲ってきても
倒すことなんかできないし
海賊が使っているような
重い刀で切り付けても
その顔には傷ひとつつきやしない
私の大切な人だから
心から愛する人だから
光もない暗い死の
影の中を歩いていても
それがあなたなら
大砲の轟音にも負けたりしない
捕まえようとみんなが頑張ったって
あなたは絶対捕まらない
私の大切な人だから
心から愛する人だから
戦場のただなかで眠っていると
「暴徒が来たぞ」と
あの大尉が叫び出す
だけどあちこちどんなに探し回っても
見つからないよ
だってここにはもういない
大切な人を見つけに行ったんだから
畑は荒らされて
兵士の流す血で染まってる
頭のすぐ近くを
大砲の弾がかすめていく
もう死んだんだ
医者はそう思うかも
ここを離れて
大切な人を見つけに行ったから
心から愛する人を探しに行ったから
(余談)
今回この曲を取り上げたことをきっかけに,心に残る歌詞や旋律の正体は何なのかと考えてみました。なにしろ10年前の授賞式の時に数回耳にしただけの曲(しかも一部)なのですから,余程心に残らない限り,今はもう忘れていると思われます。
にもかかわらず,今でも聞けばすぐそれと認識できるということは,ミーム(meme)として非常に優れているということでしょう。(「ミーム」についてはこちらをご覧ください。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%A0
逆に言えば,この強いミームの作り方さえわかれば,音楽であれファッションであれ,ヒットを連発できるわけですし,望めばそれ以上のものも手に入ると思われるのですが,残念ながらそう上手くはいかないのがこの世の中です。
それにしても,余談の冒頭で「・・・歌詞や旋律・・・」と入力して変換キーを押したところ「仮死や戦慄」と出て来てしまいました。
今回この曲を取り上げたことをきっかけに,心に残る歌詞や旋律の正体は何なのかと考えてみました。なにしろ10年前の授賞式の時に数回耳にしただけの曲(しかも一部)なのですから,余程心に残らない限り,今はもう忘れていると思われます。
にもかかわらず,今でも聞けばすぐそれと認識できるということは,ミーム(meme)として非常に優れているということでしょう。(「ミーム」についてはこちらをご覧ください。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%A0
逆に言えば,この強いミームの作り方さえわかれば,音楽であれファッションであれ,ヒットを連発できるわけですし,望めばそれ以上のものも手に入ると思われるのですが,残念ながらそう上手くはいかないのがこの世の中です。
それにしても,余談の冒頭で「・・・歌詞や旋律・・・」と入力して変換キーを押したところ「仮死や戦慄」と出て来てしまいました。
・・・自分の中でなにか良くないことが起こっているのではと不安です。
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