I think most pop songs are in a way about a relationship. The protagonist loves someone. Sometimes the one loves the protagonist back and sometimes doesn't. Most of them are plain love songs but some of them have a twist like this song. It's not a simple straightforward love song or an unrequited love song either. You could call it a song about revenge in the much broader sense.
Come Back As A Dog (Gangway)
what is good for me
It's the way you always are
what you want to be
Maybe I'm not all that clever
but I've read a book
though I can't recall the title
When I die I'll go to heaven
and I will have a talk with someone
Then I'll come back
I'll come back as a dog
I will chase you 'round the garden
and I will make you feel so humble
when I come back
I come back as a dog
It's the way you lie to me
'bout the things you do
It's the way you lighten up
when he looks at you
Maybe I'm not all that handsome
but I've got a shirt
with some lovely colours on it
When I die I'll go to heaven
and I will have a talk with someone
Then I'll come back
I'll come back as a dog
I will chase you 'round the garden
and I will make you feel so humble
when I come back
I come back as a dog
When I die I'll go to heaven
and I will have a talk with someone
Then I'll come back
I'll come back as a dog
Yeah
Come back as a dog
Come Back Dog
I come back as a dog
そこなんだよ,いつだって
俺のためを思ってって
そんな風にしてるだろ?
そこなんだよ,いつだって
周りの人の目なんか
お前はちっとも気にしてない
そりゃ確かに
あんなにアタマは良くないよ
だけど俺だって
本の一冊くらいは読んでるぞ
題名は忘れたけどな
だから死んだらあの世へ行って
そこの人と話をつけて
またここへ戻ってくるよ
ただし今後は犬の姿で
その時は
庭じゅうしつこく追っかけ回して
お前なんて本当は
大したことないヤツだって
そんな風に思わせてやる
死んだ後でここにまた
犬の姿で戻った時は
そこなんだよ,イヤなのは
お前が自分のしたことを
俺に隠すやり方だよ
そこなんだよ
お前の顔が輝いて
嬉しそうにするのがイヤなんだ
あいつがこっちを向いた時
そりゃあいつに比べたら
全然見た目はイケてないけど
俺だってキレイな色つきの
シャツの一枚くらいは持ってるぞ
だから死んだらあの世へ行って
そこの人と話をつけて
またここへ戻ってくるよ
ただし今後は犬の姿で
その時は
庭じゅうしつこく追っかけ回して
お前なんて本当は
大したことないヤツだって
そんな風に思わせてやる
死んだ後でここにまた
犬の姿で戻った時は
だから死んだらあの世へ行って
そこの人と話をつけて
またここへ戻ってくるよ
ただし今後は犬の姿で
そうだよ犬になって
またここへ
犬の姿で戻ってくるから
(余談)
いやすごい。この主人公のヘタレっぷりがたまりません。「情けない男」が主人公の曲といえば,個人的には:
Elephant (Damien Rice)
Hard To Say I'm Sorry (Chicago)
Drunk (Ed Sheeran)
Lonely Boy (The Black Keys)
The John Wayne (Little Green Cars)
Another Love (Tom Odell)
そして我が師匠のOne More Night
などが挙げられるのですが,そのいずれとも違ったいわば次元の違う「情けなさ」をこの曲の主人公は醸し出しているような気がします。
なにしろ①相手に仕返しするのが「来世」であり②しかも「犬」になってというダブルの情けなさ。またそれを一層強調しているのが,無駄に美しいメロディで,その両方が相まって比類なき「情けなさ」を実現しているように思われます。
無論気持ちがわからないとは申しません。むしろわかり過ぎるくらいわかりますが,そこまで及び腰にならなくてもと思ってしまいます。
初めまして。Judauと申します。
返信削除自分は高校生なのですが、どうも歌詞の核、世界を捉えられずに初聴した後に訳を確認してみると「あぁ なるほど」となることが多く・・・
ぜひ意訳する際に気をつけている、大事なことがあるようでしたら参考にさせていただきたいです。
ここから私事ですが、このサイトがきっかけでこのあいだの模試の英語の偏差値が10くらい上がりました。
というのは、2ヶ月ほど前から拝見させてもらってるのですが、初見する度に英語の世界が面白く感じて、本当にvestigeさんにはいつも心を豊かにしてもらってます。
それでバカな自分でも英語を楽しくさせてもらい理解度も深めることが出来たので、ここで感謝の意を表したかったです。
本当にありがとうございます。
稚拙な長文失礼いたしました。
コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。お役に立てるかどうかわかりませんが,和訳する際に私が心がけているのは①翻訳した文章を読んでいるとなるべく意識せずに済むようなcoherentな(わかりやすい)訳文にすること,そして②20年経った後でも「古い」と感じないような訳語をできるだけ選ぶということくらいです。
削除ところで,英語の偏差値が上がったのは,偏にJudau様ご自身が努力なさったからに他なりませんが,それでもそのように仰ってくださると,本当にここ本館を続けてよかったと思えて参ります。こちらこそ本当にありがとうございました。
度々失礼いたします。Vestigeさんのコメントを読んでから改めて聴きますと、もはや虚心で聴くことができず、笑ってしまいました。子犬にいくらじゃれつかれたところで、たしかに 「自分なんてたいしたことないな」 と思わないばかりか、むしろ抱き上げて可愛がる気が致しますし、むしろ主人公もそれを心の奥では望んでいるのが見え隠れしているような。
返信削除個人的にはシャツの件がいちばんハマりました。流行りの仔犬系男子というやつでしょうか。母性本能をくすぐろうとしているとすると、なかなかどうして"clever"なのかもしれません。拗ねっぷりがかわいくてキュンキュンしてしまいます。
yossy
コメントありがとうございます。私の想像した「犬」は,郵便配達や宅配の方に吠え掛かる普通の番犬だったのですが,そのように伺えば,確かにそのセンも十分考えられるばかりか,そちらの方が(一層情けなさに拍車がかかると言う意味で)より効果的に曲のメッセージを伝えられるような気もいたします。
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