2014年4月2日水曜日

Summer カルヴァン・ハリス (Calvin Harris)

日が長くなり,ショップには色鮮やかな服が溢れていますが,じっくり観察してみるとそこには共通するものがあるとわかります。今年の流行色です。今年2014年のそれはRadiant Orchidという薄紫色なのですが,この流行色,一体誰が決めているのかご存じでしょうか?実はファッション業界ではある企業の抱える協会が毎年それを決めています。
では音楽業界のトレンドは一体誰が決めているのか?音楽業界にはそういう協会を持ったPantoneのような企業は存在しないと思いますが,今のところそれに一番違いのは,David Guetta, Avicii, ZeddそしてこのCalvin HarrisなどのDJではないでしょうか?
Days are getting longer and apparel shops are full of bright colored clothes these days.  Examining them closely, you may notice they have something in common.  Color.  It's said Radiant Orchid is The Color of The Year in 2014.  Do you know who decides it?  In fashion business, a committee sponsored by a private company decides it every year.
So who sets such a trend in music business?  I don't think a company like Pantone who holds the committee exists.  Rather I think right now it maybe DJ's, such as David Guetta, Avicii and Zedd who set the trend of the industry and Calvin Harris is one of them.
Summer  (Calvin Harris)
When I met you in the summer
To my heartbeat sound
We fell in love
As the leaves turned brown
And we could be together baby
As long as skies are blue
You act so innocent now
But you lied so soon
When I met you in the summer

[Instrumental]

When I met you in the summer
To my heartbeat sound
We fell in love
As the leaves turned brown
And we could be together baby
As long the skies are blue
You act so innocent now
But you lied so soon
When I met you in the summer

[Instrumental]

When I met you in the summer
Summer...

[Instrumental]

あの夏出会った時
この心臓の鼓動に合わせて
お互い恋をした
緑の葉が枯れ始めても
その気なら
付き合えたんだ
青空があるうちは
今はそうやって
無邪気そうにしてるけれど
すぐにウソをついただろ?
あの夏出会ったあの頃に

(余談)

まあ一言でいえば「楽しかったけどそろそろもういいかな」でしょうか。まだ春が始まったか始まらないか,夏などずっと先のことに思えるのですが,すでに秋の別れを歌っているあたり,この業界もファッション業界に負けず劣らず「先取り」であることが必要なのかもしれません。

それにしても,このCalvin Harris,I Need Your Loveのミュージック・ヴィデオで見せたのEllie Gouldingとの飛ばしっぷりが忘れられません。
http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2013/07/i-need-your-love-calvin-harris-ft-ellie.html

6 件のコメント:

  1. David Guetta(フランス), Avicii(スウェーデン), Zedd(ロシア)Calvin Harris(イギリス)
    さらに近い将来この売れっ子グループ入りが確実な17歳の天才Martin Garrix(オランダ)を含めても
    国がダブらないのは偶然なんでしょうけど、意外な気がします
    まぁレジェンド的なTiësto(オランダ)や若手のMadeon(フランス)を入れてしまえばダぶりますけど、それでも旬なDJは1カ国2人までみたいなルールがあるかのようですね(意味不明)

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    1. コメントありがとうございます。いつもながらNick様は(以下同文)。お話しの「1か国2人まで」ルール。実際にあるかどうかは存じませんが,仮にあった場合,3人目の方が現れた場合には,キャリアの長い方から定年ということになるのでしょうか?あるいはスーパーで目にする特売品の「お一人様2個限り」というアレと同様に,3人目からは特売価格ではなく,通常価格になるのでしょうか?(意味不明)

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  2. はじめまして。いつも拝見させていただいております。
    早速質問ですが、But you lied so soon の一文の訳を「すぐにウソをついた」としたのは何故ですか?
    私の解釈としては、この一文をMVも踏まえて「君はすぐに寝てしまう」といった感じで捉えました。
    回答のほどよろしくお願いいたします。

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    1. コメントありがとうございます。まず最初に申し上げておきたいのですが,この曲を投稿した時点ではミュージック・ヴィデオは公開されておりません。したがって,基本的に英語歌詞のみに基づいて和訳しておりますが,お話しの箇所を「すぐにウソをついただろ?」としたのは「横たわる」という意味では,lieの活用はlie, laid, lainであってliedではないためです。またその前の箇所にinnocentという言葉があり,対のguiltyを連想させる点も考慮いたしました。
      無論この2つはネイティヴでも混同する場合があるため「君はすぐに寝てしまう」という意味である可能性もゼロとは言えませんが,前述の2点を考えれば「ウソを吐く」と考える方が自然ではないでしょうか?
      さて,右上の「お知らせ並びにお願い」でもお知らせしているように,基本的に訳文についてのご質問にはお答えしないことになっておりますので,次回以降はどうかご容赦くださいますようお願い申し上げます。

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  3. この曲を取り上げているとは思いませんでした。
    this is what came you for の序に落としましたが、これも訳し甲斐がなかったと思いますw
    先の曲もそうですが、サビだけ浮かんで膨らませた感じがヘビロテに耐えられない感じがします。
    とは言え、何か印象に残るのも事実。トレンドを担う方はこういうのが重要なのでしょう。
    しかし、凄腕の刺客と付き合っていたなら、もうひと捻りできたのではないかと想像してしまいます。

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    1. コメントありがとうございます。詳しくは存じませんが,この曲は2年以上前のものなので,まだ刺客とは付き合っていなかったのではないでしょうか?

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