2014年9月20日土曜日

Wuthering Heights ケイト・ブッシュ (Kate Bush)

先日この曲を聞いた時には「知ってる!」と声が出てしまいました。歌っているのが誰かはわからなかったのですが,それは私だけではないと思います。ある理由でこの曲はかのシェイクスピアの「から騒ぎ」について歌ったものだと思っていたのですが,実際にはタイトルからもわかるように,イギリス北部の荒れ地を舞台にしたエミリー・ブロンテの小説「嵐が丘」をベースにしたものでした。非常に耳に残る曲なので,一度聴くと,なかなか頭から離れません。
I said, "Oh, I knew it!" when I heard the song the other day.  I just didn't know who sung it and probably I was not the only one.  For some reason, I thought it's about Shakespeare's Much Ado About Nothing but it's actually, as you see in the title, about Wuthering Heights, a novel by Emily Bronte which takes place in a moorland in the northern England.  The tune is so unforgettable that it stays in your head for a while once you hear it.
Wuthering Heights  (Kate Bush)
Out on the wiley, windy moors
We'd roll and fall in green.
You had a temper like my jealousy:
Too hot, too greedy.
How could you leave me,
When I needed to possess you?
I hated you. I loved you, too.

Bad dreams in the night.
They told me I was going to lose the fight,
Leave behind my wuthering, wuthering
Wuthering Heights.

Heathcliff, it's me--Cathy.
Come home. I'm so cold!
Let me in-a-your window.

Heathcliff, it's me--Cathy.
Come home. I'm so cold!
Let me in-a-your window.

Ooh, it gets dark! It gets lonely,
On the other side from you.
I pine a lot. I find the lot
Falls through without you.
I'm coming back, love.
Cruel Heathcliff, my one dream,
My only master.

Too long I roam in the night.
I'm coming back to his side, to put it right.
I'm coming home to wuthering, wuthering,
Wuthering Heights,

Heathcliff, it's me--Cathy.
Come home. I'm so cold!
Let me in-a-your window.

Heathcliff, it's me--Cathy.
Come home. I'm so cold!
Let me in-a-your window.

Ooh! Let me have it.
Let me grab your soul away.
Ooh! Let me have it.
Let me grab your soul away.
You know it's me--Cathy!

Heathcliff, it's me--Cathy.
Come home. I'm so cold!
Let me in-a-your window.

Heathcliff, it's me--Cathy.
Come home. I'm so cold!
Let me in-a-your window.

Heathcliff, it's me--Cathy.
Come home. I'm so cold!

強い風の吹きつける
荒れ果てたその場所で
2人はいつも草の上で
仲良くじゃれあってたの
焼きもちやきのあたしみたいに
すぐに怒る人だった
すごくステキで欲張りだった
どうしていなくなっちゃったの?
捨てるなんてひどすぎる
あなたに取りついてでも
ずっと一緒にいたかったのに
キライだったけど
それでもあなたが大好きだった

真夜中に見る悪夢のなかで
このままじゃ
上手くいかないって言われたから
それであの懐かしい
嵐が丘のことは忘れたの

ヒースクリフ,あたしよ,キャシーよ
戻ってきたの
とにかく寒くてしかたないの
窓から中に入らせて

ヒースクリフ,あたしよ,キャシーよ
戻ってきたの
とにかく寒くてしかたないの
窓から中に入らせて

周りが暗くなってきて
なんだかさみしくなってきた
あなたと離れて暮らしていると
会いたくて仕方ない
あの場所も
ひとりぼっちじゃ空しいの
今から帰るから
冷たいのね,ヒースクリフ
あなたしか見えないし
あたしはあなたのものなのに

ずいぶん長いこと
夜をこうして彷徨ってる
またあの人のそばに行って
あの頃みたいな暮らしをするの
これからあの懐かしい
嵐が丘に戻っていくの

ヒースクリフ,あたしよ,キャシーよ
戻ってきたの
とにかく寒くてしかたないの
窓から中に入らせて

ヒースクリフ,あたしよ,キャシーよ
戻ってきたの
とにかく寒くてしかたないの
窓から中に入らせて

ねえ,あたしに頂戴
あなたの心を
こっちに渡して
ねえ,あたしに頂戴
あなたの心を
こっちに渡して
あたしよ,キャシーよ
わかってるでしょ?

ヒースクリフ,あたしよ,キャシーよ
戻ってきたの
とにかく寒くてしかたないの
窓から中に入らせて

ヒースクリフ,あたしよ,キャシーよ
戻ってきたの
とにかく寒くてしかたないの
窓から中に入らせて

ヒースクリフ,あたしよ,キャシーよ
戻ってきたの
とにかく寒くてしかたないの

(余談)

Wikipediaによると,この歌詞は,嵐が丘のヒロインであるキャサリンの視点から描かれており,語り手のロックウッドに対して,彼を恋人ヒースクリフだと思ったキャサリンの亡霊が語りかけるという形になっています。http://en.wikipedia.org/wiki/Wuthering_Heights_(song)

全体を通して,暗く陰鬱な感じのする歌詞に,独特なメロディ,Kate Bushの少女のような(実際この時点では10代の少女だったわけですが)声のギャップが非常に印象的で,一度でも聞くと忘れられません。心が安らぐ曲かというと,個人的には決してそうではなく,むしろ心がざわつく感じの曲なのですが,それでもなぜかそのまま聞き続けてしまうあたりが,Kate Bushの実力なのでしょう。

それはともかく,歌詞に登場するYou know it's me--Cathy!(あたしよ,キャシーよ,わかってるでしょ?)の部分。ここでははっきりCathyと名乗っていますが,なんとなく「オレオレ詐欺」を思い出してしまいました。


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