Wikipedia describes the lyrics of the song as "The singer depicts a now one-sided romantic relationship about to end in soft but brutally honest terms." I've never heard this song before a person brought me to it. If that rings the bell with you, you and I might share something in common.
I Can't Make You Love Me (Bonnie Raitt)
Turn down these voices inside my head
Lay down with me, tell me no lies
Just hold me close, don't patronize
Don't patronize me
Cause I can't make you love me if you don't
You can't make your heart feel something it won't
Here in the dark, in these final hours
I will lay down my heart, and I'll feel the power
But you won't, no you won't
Cause I can't make you love me if you don't
I'll close my eyes, then I won't see
The love you don't feel when you're holding me
Morning will come, and I'll do what's right
Just give me 'til then to give up this fight
And I will give up this fight
Cause I can't make you love me if you don't
You can't make your heart feel something it won't
Here in the dark, in these final hours
I will lay down my heart, and I'll feel the power
But you won't, no you won't
Cause I can't make you love me if you don't
部屋の灯りを落としたら
ベッドに入る準備して *
頭の中で聞こえてる
声は聞かないようにする
寄り添って寝て欲しい
ウソなんか聞きたくないよ
ただしっかり抱きしめて
自分の方が上だからって
見下されるのはイヤなんだ
だってその気がないんなら
たとえどんなに頑張ったって
相手の気持ちは変えられない
好きになってはもらえない
たとえどんなに無理強いしても
心から
わかりたいって思わなきゃ
そんなのわかるわけないよ
暗闇の中でこうやって
最後の時間を過ごしてる
秘めた想いをひとつ残らず
ちゃんと相手に伝えられたら
きっと力が湧いてくるけど
でもそれは自分だけ
だってその気がないんなら
たとえどんなに頑張ったって
相手の気持ちは変えられない
好きになってはもらえないから
目を閉じて忘れるよ
こうやって
抱きしめられている時も
相手の気持ちはここにはなくて
同じ気持ちじゃないってことは
やがて朝がやって来る
そうしたら
やらなきゃいけないことをするけど
その時までは許して欲しい
そうすれば
もう諦められるから
だってその気がないんなら
たとえどんなに頑張ったって
相手の気持ちは変えられない
好きになってはもらえない
たとえどんなに無理強いしても
心から
わかりたいって思わなきゃ
そんなのわかるわけないよ
暗闇の中でこうやって
最後の時間を過ごしてる
秘めた想いをひとつ残らず
ちゃんと相手に伝えられたら
きっと力が湧いてくるけど
でもそれは自分だけ
だってその気がないんなら
たとえどんなに頑張ったって
相手の気持ちは変えられない
好きになってはもらえないから
(補足)
*turn down ・・・ (ベッドの枕元の部分を裏返して)すぐにベッドに入れるようにすること
(余談)
この曲を歌っているのはBonnie Raittという女性ですが,歌詞を見るとジェンダーを感じさせる箇所の存在しないgender freeの曲であることがわかります。したがって訳文も出来る限り性別を意識させないものにしました。
それはともかく「報われない想い」を嘆く曲は世の中に数えきれないほどありますし,かなりの確率で聞き手の共感を得ることができますが,逆に相手の立場から「迷惑なんだよね,実際」という曲には滅多にお目にかかりません。
もっとも仮にそういう曲を作ろうとすると「笑い」の方にもっていかない限り聞き手の反感を買うことになりかねないので,前者に比べハードルが高いことは間違いありませんが,この圧倒的な不均衡を見ていると,芸術を芸術たらしめているのは最終的には「嘆き」なのではないかと思えてきます。
したがって仮に世の中があらゆる意味で「平等」で「平和」になり,ひとりひとりが人生に心から満足してしまったら,芸術は消滅してしまうのかもしれません。
最後に一応念のために付け加えておきますが,リード文で述べた「ある共通点」はロマンティックなものではありませんから。
要するにこの曲は二人の愛が終焉を迎えていて、相手の気持ちを変えられず、絶望感と共に深い悲しみが訪れている、そんな瞬間を表現していると思います。けれどメロディーがとても美しいためにそれほどの嘆きとも感じられない不思議な曲で、寧ろ淡々と最後の時を迎えている感じがします。兎に角名曲であることは確かです。������������������
返信削除コメントありがとうございます。歌詞の押韻といい,メロディーの美しさといい,仰る通り名曲であることは間違いないと思われます。
削除最初はジョージ・マイケルの歌で知り、なんて美しく悲しすぎる歌なんだろうと。一度も報われたことのない救いのない愛の歌ですね。でも人は歌・音楽・文学・芸術によって、なんとか生きていけるのですね。現在 この歌 練習中。大好きなのに 難しいです^^;
返信削除時々この曲を聴きます。歌詞もたいへん良く出来ていて、演奏も余計なものが奏でていなくて、ボニー自身の経験もあってかすごく感情が入っているように感じます。
返信削除コメントありがとうございます。おそらく日本では私を含め知らない人の方が多いのではと思われるこの曲ですが,そのことが惜しまれるほど切なくて美しい名曲です。vivasanta様が大切になさっている曲でもあるので,拙訳がお邪魔にならぬよう願っております。
削除この曲が頭でたまに流れます。
返信削除憂いを帯びた曲ですが、聴くとなんだか深く心が落ち着いていき、自然と涙が溢れます。
特にRoad Testedのライブバージョンが音もパフォーマンスも最高です。
この曲が頭でたまに流れます。
返信削除憂いを帯びた曲ですが、聴くとなんだか深く心が落ち着いていき、自然と涙が溢れます。
特にRoad Testedのライブバージョンが音もパフォーマンスも最高です。
コメントありがとうございます。お返事を差し上げるために久しぶりにこの曲を聞きその素晴らしさを再認識いたしました。「切ない」という形容詞を完璧に表現しきった名曲ではないでしょうか?
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