2016年1月14日木曜日

At Last エッタ・ジェームス (Etta James)

「Etta Jamesといえばこの曲」という風にとらえられているこの曲ですが実はカヴァーです。原曲は1941年にMack GordonとHarry Warrenがミュージカル映画「Orchestra Wives」用に書いたもので,映画の中でRay EberleとPat Fridayが歌っています。またこの曲は2009年にオバマ大統領が最初の就任舞踏会で,ビヨンセが生で歌うのにあわせて夫人と最初に踊った曲でもあります。
Although this is widely recognized as the signature song of Etta James, hers isn't the original.  Written by Mack Gordon and Harry Warren in 1941 for a musical film Orchestra Wives and sung by Ray Eberle and Pat Friday was the original.  It's performed live by Beyonce for President Obama and first lady's first dance in 2009,
At Last  (Etta James)
At last my love has come along
My lonely days are over and life is like a song, oh yeah
At last the skies above are blue
My heart was wrapped up clover the night I looked at you
I found a dream that I could speak to
A dream that I can call my own
I found a thrill to press my cheek to
A thrill I've never known, oh yeah
You smiled, you smiled oh and then the spell was cast
And here we are in Heaven
For you are mine at last
やっと思いが通じたよ
もうこれからはひとりじゃないし
歌のなかに出てくるような
素晴らしい人生が
これから先に待っている
空もようやく晴れ上がり
青空が見えてきた
あの晩に
姿をじっと見つめたら
クローバーに埋もれたような
そんな気持ちになったんだ
夢に見た
まさに理想が目の前にいて
話ができるだけじゃなく
恋人って呼べるんだ
その人に頬ずりするとワクワクするし
こんな気持ちは初めてなんだ
その笑顔を見るだけで
魔法にかかったみたいになった
こうしているとお互いに
天国にいる気がするよ
だってようやくその人が
恋人になったから

(余談)

リード文で述べたオバマ大統領の一件に加え,この曲を勧める海外の結婚式場もあるところを見ると正々堂々のウェディング・ソングと言って差し支えないかと思います。したがってここは強力に皆様にお勧めしたい気持ちはあるのですが,その一方で結婚「式」に情熱を注ぎ過ぎたせいで相手との関係がギクシャクし,結果的に意図せぬ事態に至ってしまったという例も少なからず耳にいたします。この時期に取り上げておいてこう言うのもどうかと思われますが,何事においてもあまり度を過ごされませんよう。


0 件のコメント:

コメントを投稿