2016年3月24日木曜日

Another Way To Die ディスターブド (Disturbed)

ある友人からミュージック・ヴィデオが不吉な内容だったのでこの曲の歌詞の意味が知りたいと頼まれ,歌詞をチェックしたところ,曲のメッセージをヴィデオがかなり忠実に描いていることがわかりました。かなりエコな曲で,地球を破壊するのは止め,手遅れになる前に保存を図ろうという内容でした。
One of my friends asked me what this song was about, saying the music video below was pretty ominous.  So I checked the lyrics to find the video rather faithfully depicted the message the song was trying to deliver.  It's pretty eco-conscious one:  stop consuming the earth and preserve it before it's too late
Another Way To Die  (Disturbed)

The indulgence of our lives has cast a shadow on our world.
Our devotion to our appetites betrayed us all.
An apocalyptic plight.
More destruction will unfold.
Mother Earth will show her darker side and take her toll.

It's just another way to die.

There can be no other reason why.
You know we should have seen it coming.
Consequences we cannot deny will be revealed in time.
Glaciers melt as we pollute the sky.
A sign of devastation coming.
We don’t need another way to die.
Can we repent in time?

[Pre-chorus:]
The Time bomb is ticking and no one is listening.
Our future is fading.
Is there any hope we’ll survive?

[Chorus:]
Still, we ravage the world that we love.
And the millions cry out to be saved.
Our endless maniacal appetite.
Left us with another way to die.
It's just another way to die.
Can we repent in time?

Greed and hunger led to our demise.
A path I can’t believe we followed.
Black agenda’s rooted in a lie.
Will we repent in time?
Species fall before our very eyes.
A world that they cannot survive in left them with another way to die.
Are we dead inside?

[Pre-chorus]

[Chorus x2]

Can we repent in time?
It's just another way to die.
Can we repent in time?

人間が好き勝手に生きてるせいで
世界に不吉な影が差してる
欲望のままに生きて来たから
しっぺ返しを食らうんだ
世界が滅亡するような
状況に陥って
さらに破壊が広がって行く
母なる地球も牙をむき
そのツケを人間が
払わされてくことになる

ロクな死に方できないぜ

他に理由があるわけないぜ
そうなるってことくらい
わかってなくちゃダメだったんだ
そのうちにどうしても
認めなくちゃならないような
ことが起こってくるんだよ
空を汚しているせいで
氷河の氷が溶けて行く
荒れ果てて行く兆しが見えている
だけどこんな死に方を
しなきゃならないわけじゃない
まだ手遅れにならないうちに
心を入れ替えられるのか?

[Pre-chorus:]
今だって
時限爆弾は動いてるのに
そこに誰も気づいていない
未来はどんどん暗くなってる
生き残っていける見込みが
人間にまだ残ってるのか?

[Chorus:]
それなのに人間は
自分にとって大切な
地球を今も壊してて
何百万もの人々が
助けを求めて叫んでる
人間が狂ったように際限もなく
求め続けている限り
普通に死ぬのは無理なんだ
ロクな死に方できないぜ
まだ手遅れにならないうちに
心を入れ替えられるのか?

もっともっとと貪欲に
何かを求めている限り
人間に先はない
今までこんな道程を
辿ってきたとは思いたくない
こんな不吉な筋書だけど
その始まりは
たったひとつのウソにある
まだ手遅れにならないうちに
心を入れ替えられるのか?
こうして見てる目の前で
色々な種が消えていく
生きていけない世界では
ロクな死に方はできないぜ
人間は
もう心が死んでいるのか?

[Pre-chorus]

[Chorus x2]
まだ手遅れにならないうちに
心を入れ替えられるのか?
ロクな死に方はできないぜ
人間はまだ時間があるうちに
悔い改められるのか?

(余談)

ヘヴィ・メタルやデス・メタルの曲,とりわけ北欧系のアーティストの曲というのは,激しく時には禍々しい感じさえするサウンドとは裏腹に,歌詞ではこちらが気恥ずかしくなるほど直球に「人の道」を説いていたりすることが少なくありません。

例えばArch EnemyのNo Gods No MastersやDark Tranquility(通称ダートラ)のFatalistなどは,ヴォーカルはいかにも「デス!」といったグロール声 (growl)なのですが,曲の内容は「自分を信じて進め」や「運命論者のようになにもかも諦めてしまわず自分で未来を切り拓け」といった実に爽やかな内容で,クラウザーさんの歌う曲の内容を予想していると見事に裏切られます。

2 件のコメント:

  1.  お久しぶりです。たまにサイトをチェックしておりますが、好きなグループ(リンキンとディスターブ)が二つ挙げられていたので、最新の記事にコメントさせていただいております。
     さて、この「ディスターブ」三年近く休止していたそうですが、ここ一、二年の間に活動再開したそうですね。自分はそのことを数ヶ月前に分かって、新曲をチェックしていましたら、自分好みの曲があるじゃないですか…笑。それは「the light」という曲で、彼らの今までの曲調とは違うらしいのですが、何か暖かく、元気づけられる歌に感じました。このグループが好きなのは、リンキン同様にボーカルの声が素晴らしいからなんですが、自分が口ずさんでみるとなかなか真似できるものではありません…。
     とにかく、彼らの他の曲に、「prayer」とか「the night」等、良い曲が複数あるのでよければ聴いてみてください。またお邪魔しますので宜しくお願いします。

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    1. コメントありがとうございます。お元気そうでなによりです。こちらはあのChester Benningtonとは対極に位置する声であるように思われますが,確かに特徴があるという意味においては仰る通りでありましょう。仮にどちらかが無理なく真似できるとすれば,それだけでもう「選ばれし者」の証ではないでしょうか?

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