2019年8月20日火曜日

No Good (Start the Dance) ザ・プロディジー (The Prodigy)

一曲当たりの最適な歌詞の量というのはどれくらいでしょうか?ヴァースが2つにプリコーラス,コーラスの組み合わせで,ブリッジはオプションですか?そうかもしれませんが,仮にそうならこの曲は歌詞の量が足りな過ぎます。
What do you think the right amount of lyrics for a song?  Two verses, pre-chorus and chorus with bridge optional?  Maybe.  If it's true, this song lacks so much. 
No Good (Start the Dance)  (The Prodigy)

You're no good for me, I don't need nobody
Don't need no one, that's no good for me
You're no good for me, I don't need nobody
Don't need no one, that's no good for me


一緒にいたってロクなことない,アタシはひとりで大丈夫,相手なんていらないよ
役に立たない相手なら,そんなのいなくて平気なの

(余談)

こちらの曲を聞くと歌詞が短いのは彼らの芸風かもと思えてきますが,この曲の場合,その短い歌詞すらもオリジナルではなく,Kelly Charlesの「You're No Good for Me」という曲のサンプリングです。

したがって,仮にメロディーを麺,歌詞を具にたとえると,この曲はいわば祭りの屋台で出る具のほとんどない焼きそばと言えるかもしれません。

具と言えるものは申し訳程度のキャベツと紅しょうがで,豚肉などはほとんど姿が見えないものの,ならばそれが不味いかというと決してそんなことはなく,むしろそれだからこそ美味しく思えるのと同様に,この曲の良さもこのシンプルな歌詞あってこそなのかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿