2021年1月5日火曜日

Starting Over クリス・ステープルトン (Chris Stapleton)

いつ頃から新しいことにチャレンジしなくなるのでしょうか?子どもの頃,というか少なくとも私自身が子どもの頃は,何か新しいことをするのはワクワクする冒険以外の何物でもなかったのに今となっては不安です。
When did we stop challenging new things?  When we're kids, well when I was a kid at least, doing something new was nothing but an adventure which excited me a lot.  Now it gives me butterflies.
Starting Over  (Chris Stapleton)


[Verse 1]
Well the road rolls out like a welcome mat
To a better place than the one we're at
And I ain't got no kinda plan
But I've had all of this town I can stand
And I got friends out on the coast
We can jump in the water and see what floats
We've been savin' for a rainy day
Let's beat the storm and be on our way

[Chorus]
And it don't matter to me
Wherever we are is where I wanna be
And Honey, for once in our life
Let's take our chances and roll the dice
I can be your lucky penny, you can be my four-leaf clover
Starting over

[Verse 2]
This might not be an easy time
There's rivers to cross and hills to climb
Some days we might fall apart
And some nights might feel cold and dark
But nobody wins afraid of losin'
And the hard roads are the ones worth choosin'
Someday we'll look back and smile
And know it was worth every mile

[Chorus]
And it don't matter to me
Wherever we are is where I wanna be
And Honey, for once in our life
Let's take our chances and roll the dice
I can be your lucky penny, you can be my four-leaf clover
Starting over
Starting over

[Outro]
It don't matter to me
Wherever we are is where I wanna be
And Honey, for once in our life
Let's take our chances and roll the dice
I can be your lucky penny, you can be my four-leaf clover
Starting over
Starting over
Oooh, ooh-ooh-ooh
Oooh, ooh-ooh-ooh

[Verse 1]
なあ目の前のその道は,玄関のウェルカムマットと同じで,その先に
今よりもステキな場所が待っている
なにか計画みたいなものが特にあるってわけじゃないけど
この町は寄れるところもたくさんあるし
海沿いに友達も住んでいるから
海の中に飛び込んでどうなるか見りゃいいさ
金貯めて備えだってしてあるし
嵐になんか負けないで,これから一歩踏み出そう *

[Chorus]
行き先はどこでもいいよ
どこでも2人のいるとこが俺の行きたいとこだから
なあハニー,一生に一度だけ **
いちかばちか賭けに出て,サイコロを振ってみようぜ  ***
俺がお前の幸運のペニーなのかもしれないし,逆にお前が俺の四葉のクローバーかもしれないし
最初からまた始めよう

[Verse 2]
そりゃ今は気楽な時期じゃないかもな
渡らなきゃけない川や,越えなくちゃならない丘がいくつも待ってるんだから
挫けることもないわけじゃない
寒くて暗い夜もあるけど
負けるのを恐れてたんじゃ勝てないし
苦労の多い道こそが選ぶ価値のある道だから
この先いつかお互いに振り返って笑顔になって
この道を選んで本当に良かったと思える時がきっと来る

[Chorus]
行き先はどこでもいいよ
どこでも2人のいるとこが俺の行きたいとこだから
なあハニー,一生に一度だけ **
いちかばちか賭けに出て,サイコロを振ってみようぜ  ***
俺がお前の幸運のペニーなのかもしれないし,逆にお前が俺の四葉のクローバーかもしれないし
最初からまた始めよう

[Outro]
行き先はどこでもいいよ
どこでも2人のいるとこが俺の行きたいとこだから
なあハニー,一生に一度だけ **
いちかばちか賭けに出て,サイコロを振ってみようぜ  ***
俺がお前の幸運のペニーなのかもしれないし,逆にお前が俺の四葉のクローバーかもしれないし
最初からまた始めよう

(補足)
* on one's way ・・・ 出ていく,立ち去る
** once in one's life ・・・ 一生に一度
*** take one's chance ・・・ いちかばちか賭けてみる

(余談)

思うに子どもの頃新しいことをするのがあれほど楽しかったのは,自分の限界というものがまだわかっておらず無邪気になんでも成功すると思えたからでしょう。仮に失敗した場合であっても,子どもの場合はそれがデフォルトですし,この先大人になればできるかもしれないという可能性もまだ残されています。

これに対し大人の場合はともすると成功することがデフォルトである上,自分の「限界」のようなものも見えて来るので,何が出来て何が出来ないのかある程度予測がつき,それが困難そうなことであればあるほど失敗を恐れて尻込みしてしまうのだと思われます。

したがって「あのウサイン・ボルトに100メートルで勝つ」的なことであれば周囲も成功など期待するわけもなく失敗がデフォルトだと思ってくれるのでむしろ気軽に挑戦できて子どもの頃のようなワクワク感を味わえるのかもしれません。

・・・いや絶対に勝てませんけどね。

1 件のコメント:

  1. 初めてのコメント失礼致します。他の記事にて、9周年を迎えたれたとあり思わずコメントさせて頂きました。おめでとうございます。
    私は学生時代の頃(約7年前)、アメリカに留学をしている際に多くの洋楽を聞くようになり、こちらのサイトに出会いました。
    なので約7年間何気なく和訳を見るのは、対訳さんになっていました。ここまで長く使用するサイトも他にないので、変わらずの更新を
    本当に有難うございます。これからも利用させて頂きます。

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