2022年4月6日水曜日

I Love You So ザ・ウォルターズ (The Walters)

凡そ人間関係と言うものにはもれなく「限界」があると思います。いったんそこに達してしまったら,そこで見える世界はそれまでのそれとはかなり違っているはずです。元に戻って以前のように生きていくのは相当に難しいでしょう。
I think there's a breaking point in every relationship.  Once you're there, the world you see would be pretty different from what you did before.  It's pretty hard for you to go back and stay as you were.
I Love You So  (The Walters)


[Verse 1]
I just need someone in my life to give it structure
To handle all the selfish ways I'd spend my time without her
You're everything I want, but I can't deal with all your lovers
Saying I'm the one, but it's your actions that speak louder
Giving me love when you are down and need another
I've got to get away and let you go, I've got to get over

[Chorus]
But I love you so
I love you so
I love you so
I love you so

[Verse 2]
I'm gonna pack my things and leave you behind
This feeling's old and I know that I've made up my mind
I hope you feel what I felt when you shattered my soul
'Cause you were cruel and I'm a fool
So please let me go

[Chorus]
But I love you so (please let me go)
I love you so (please let me go)
I love you so (please let me go)
I love you so

[Verse 1]
そいつがいれば人生に生きがいが生まれるようなそんな相手が欲しいんだ
好き勝手にやれるならあいつなんかいなくてもいい
あいつがいればそれでいいけど,次々相手ができるんじゃもうついていけないよ
運命の人だなんて言われても,態度を見てたらハッキリわかる
落ち込んで誰か相手が欲しくなったら俺に優しくしてくれる
もうここから抜け出してあいつのことは忘れなきゃ,吹っ切らなくちゃダメだけど

[Chorus]
なのにすごく好きなんだ
本当に好きだから

[Verse 2]
荷物をまとめて出て行くよ
こんな気持ちは初めてじゃない,ずっと前から決心してた
昔心をボロボロにされたことがあったけどその気分を味わってくれ
本当にひどいことされたのに俺はただのバカなんだ
だからもう頼むから行かせてくれよ

[Chorus]
ただ本当に好きなんだ(頼むから行かせてくれよ)
好きって気持ちは本当だけど(頼むから行かせてくれよ)
ただ本当に好きなんだ(頼むから行かせてくれよ)
好きって気持ちは本当だ

(余談)

おそらくこの主人公はその相手との関係においてその「限界」に達してしまったのだと思われますが,こうなると相手が主人公と元のさやに収まるのは容易ではありません。

そもそも我々は人間関係において「相手にとってどこが限界か」を互いに見極めようとして生きています。

大部分の人間は相手と付き合っているうちにその辺りがなんとなく読めてくるのですが,たまさかその辺りが読めない人間がいて,そういう人は何故自分が周囲から嫌われるのかがわからず,まるで世界が自分を理不尽に敵視しているように感じ,その結果周囲に対して過剰に攻撃的になったりします。

「昔心をボロボロにされたことがあったけどその気分を味わってくれ」という主人公ですが,こういう相手の場合「人間関係の限界」というものの存在がそもそもわかっていないので,それはあまり期待できず,むしろ恨まれる結果になるような気がしてなりません。止めた方が賢明です。

0 件のコメント:

コメントを投稿