2024年8月28日水曜日

Pyramid Song レディオヘッド (Radiohead)

曲のタイトルは歌詞に登場するものですが必ずしもそうとは限りません。この曲にピラミッドという言葉は登場しませんが,だとしたらこのタイトルは一体何を表しているのでしょうか?
You often find the title in their lyrics but not always.  There's no word 'pyramid' in this song.  So what do you think it represents?
Pyramid Song  (Radiohead)


[Verse]
I jumped in the river and what did I see?
Black-eyed angels swam with me
A moon full of stars and astral cars
And all the figures I used to see
All my lovers were there with me
All my past and futures
And we all went to heaven in a little row boat

[Refrain]
There was nothing to fear and nothing to doubt

[Verse]
I jumped into the river
Black-eyed angels swam with me
A moon full of stars and astral cars
And all the figures I used to see
All my lovers were there with me
All my past and futures
And we all went to heaven in a little row boat

[Refrain]
There was nothing to fear and nothing to doubt
There was nothing to fear and nothing to doubt
There was nothing to fear and nothing to doubt

[Verse]
あの川に飛び込んで,そこで何を見たんだろ?
一緒に天使が泳いでたけど,やつらのその目は黒かった
夜空には星を一杯散りばめた月と星座が浮かんでて
今まで見たことのあるものがひとつ残らず見えてきた
好きだった相手もみんなそこにいて
過去と未来を引き連れて
小さな手漕ぎのボートに乗って,みんなであの世に行ったんだ

[Refrain]
怖いとか怪しいだとかそんなの全然思わなかった

[Verse]
あの川に飛び込んで,そこで何を見たんだろ?
一緒に天使が泳いでたけど,やつらのその目は黒かった
夜空には星を一杯散りばめた月と星座が浮かんでて
今まで見たことのあるものがひとつ残らず見えてきた
好きだった相手もみんなそこにいて
過去と未来を引き連れて
小さな手漕ぎのボートに乗って,みんなであの世に行ったんだ

[Refrain]
恐怖も疑念もそこにはなくて
怖いとか怪しいだとかそんなの全然思わなかった
恐怖も疑念もそこにはなくて・・・

(余談)

おそらく「ピラミッド」はこれから向かう冥界へのポータルのようなものであり,この曲は主人公がそこを通ってあの世に行く過程を描いていると私は考えています。

古代エジプトの考え方に従えば,天国に行くためにはかの地の閻魔様であるオシリスの前で生前の罪科を否定せねばなりませんが,歌詞の内容から察するに主人公はその審問を難なくクリアできたようです。

ただし私の場合,聖人とは程遠い人生を送っているので,その審判に合格できる可能性はほぼありません。無論エジプトの死者の書にはその点を埋め合わせてくれる有難い呪文も用意されていますが,復活の呪文すら暗記できなかった私がそれを暗記できるとは到底思われません。

・・・私の場合は怪物に心臓を食われて終わりそうです。

それはともかく,Radioheadの曲を聞くたびに(勿論いい意味で)「中二病」という言葉が浮かんできますが,音楽ジャンルEmo(個人的に中二病との親和性が高いと思っている)にこのバンドは入っていないようです。

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