2012年5月8日火曜日

Too Close アレックス・クレア(Alex Clare)

歌詞だけのヴィデオを見たので,最初はAlex Clareが一体どんな外見なのか全く予想がつきませんでしたが,最初の10秒でその声と曲にすっかりハマり,これはここで取り上げねばと思いました。驚いたのは,彼が25歳だったこと。声を聴いた時は,もっと年上の例えば30歳とか40歳だと思っていました。
歌詞の内容は至ってシンプル。「今までありがとな。楽しかったけど,お前は運命の人じゃない。だから別れよう」です。この曲を聴くと,先日のLonely Boy" (The Black Keys)を思い出しますが,別に曲自体が似ているわけではありません。ただ同じ「何か」を感じます。これがグルーヴ感ってヤツでしょうか?.
それにしても,最初に音声のみのヴィデオを見たのは正解でした。下のミュージック・ヴィデオを見ていたら,どうして剣道なのかと困惑したと思います。いや正確には「剣道着でする武術」ですね。とにかく,剣道で蹴りは反則ですから。
Watching a lyric video of this song, I didn't have the slightest idea of what he looked like. Within 10 seconds from the beginning, I was completely hooked and decided to pick it up here.  It's surprising to me that he is only 25 now.  I thought he was much older, say 30 or 40.
The lyrics are quite simple.  "Thank you.  You have been good to me but are not the one.  Please let me go."  The tune reminds me of "Lonely Boy" (The Black Keys) I posted the other day.  I'm not saying they sound like but they both give me "something."  Should I call it "groove"?
The video I watched first was lyric one (audio only).  Now I realize how lucky I was.  Had watched the music video (below) first, I would have been confused, wondering why kendo?  Well, technically, I should call it a martial art played in Kendo garments.  Kicks are not allowed in Kendo, anyway.
Too Close  (Alex Clare)
You know I'm not one to break promises
I don't want to hurt you but I need to breathe
At the end of it all, you're still my best friend
But there's something inside that I need to release
Which way is right, which way is wrong
How do I say that I need to move on
You know we're headed separate ways

And it feels like I am just too close to love you
There's nothing I can really say
I can't lie no more, I can't hide no more
Got to be true to myself
And it feels like I am just too close to love you
So I'll be on my way

You've given me more that I can return
Yet there's oh so much that you deserve
There's nothing to say, nothing to do,
I've nothing to give
I must leave without you
You know we're headed separate ways

And it feels like I am just too close to love you
There's nothing I can really say
I can't lie no more, I can't hide no more
Got to be true to myself
And it feels like I am just too close to love you
So I'll be on my way

So I'll be on my way

And it feels like I am just too close to love you
There's nothing that I can really say
I can't lie no more, I can't hide no more
Got to be true to myself
And it feels like I am just too close to love you
So I'll be on my way

So I'll be on my way
So I'll be on my way

口先だけの男じゃないってことは知ってるだろ?
傷つけるつもりはないけど,一緒にいるとなんとなくいたたまれない
心を許せるってことだけは変わらないけど
気持ちのモヤモヤが消えないんだよ
どうすればよくて,どうしちゃいけないのか
上手く言えないけど,そろそろ潮時だと思う
気持ちがもう離れかけてんだよ わかるよな?

遠慮がなくなって,見えなくていいものまで見えちゃった感じだ
好きだって気持ちにはもうなれない
けどコレっていう理由もみつからない
キレイ事は言わないけど,このまま黙ってるのも辛い
自分の気持ちにウソはつけない
要するに心を許し過ぎちゃったんだよ
だから悪いけど,これまでにしないか?

お前は本当に良くしてくれた 感謝してる
こんな俺にゃ勿体ない
かける言葉もないし,してやれることもない
俺には何もない つまらない人間だ
だから,このまま一緒にいたんじゃダメになる
そろそろ一人にならなきゃな

遠慮がなくなって,見えなくていいものまで見えちゃった感じだ
好きだって気持ちにはもうなれない
けどコレっていう理由もみつからない
キレイ事は言わないけど,このまま黙ってるのも辛い
自分の気持ちにウソはつけない
要するに心を許し過ぎちゃったんだよ
だから悪いけど,もうこれまでにしよう

今までありがとな けどもう行かなきゃ

遠慮がなくなって,見えなくていいものまで見えちゃった感じだ
好きだって気持ちにはもうなれない
けどコレっていう理由もみつからない
キレイ事は言わないけど,このまま黙ってるのも辛い
自分の気持ちにウソはつけない
要するに心を許し過ぎちゃったんだよ
だから悪いけど,もうこれまでにしよう

今までありがとな けどもう行かなきゃ


(訂正)
25歳ではなく85年生まれの27歳でした。ただ,25が27でもこの「オッサン声(賛辞です。念のため)」の前には大差ないような気もいたします。非常に特徴のある声なので,一度聞くとなかなか忘れられません。現在脳内で絶賛再生中です。

4 件のコメント:

  1. 25歳なのに驚きました!
    最近UKで急激に売れてるのは
    この曲がCMで起用されてる事が関係してそうですね
    http://www.youtube.com/watch?v=IOaE4MV5IcM

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    1. コメントありがとうございます。動画はまだ見ておりませんが,IE9のCMに起用されたと聞いております。先ほど調べなおしたところ,27歳とのことで,25歳よりはやや年上ではありましたが,それでもその年でこの声は驚きです。(30歳以下とは思えません)。個人的に,この手のやや古臭いソウルフルな感じの曲が好きなので「おお!」という感じでした。訳文もそれに合わせてやや昭和な感じにしてみたのですが,お気に召しましたでしょうか。またtwitterの方でもお声をお聞かせください。お待ちしております。

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  2. こんばんは(*^_^*) まさかこの曲が取り上げられているとは思わず、検索でヒットした時はとっても嬉しかったです! まだUS(もちろん日本でも)知名度は低いですよが、いい声ですよね。これからに期待ですね。(#^.^#) 
    実は私はなぜ剣道なのか、未だによくわかっていません・・・。

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    1. コメントありがとうございます。主人公と相手の間にある心の葛藤を対戦型の武術で表現したかったのかもしれませんが,それにしても,何故剣道でなければならなかったかという理由が判然といたしません。それともたまたま剣道だったのでしょうか。確かにこれがフェンシングやボクシングであったなら,私もこれほど困惑しなかったと思います。

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