2014年3月15日土曜日

The Moon Song カレン・オー (Karen O)

「恋をすること」について歌った曲だと思います。誰かを好きになって相手も気持ちに応えてくれると,往々にして身の回りの世界を見る目が大きく変わります。まるで世の中には自分と相手しかいないような気がします。別の言い方をすれば,まさに歌詞に登場するような「遥か遠くの宇宙のはてに,今はこうして2人でいる」状態になるわけです。
この曲はJoaquin Phoenix, Amy Adams, Rooney Mara, Olivia Wilde, Scarlett Johanssonなどが出演するアメリカ映画Her (2013)に使われています。歌っているKaren O(rzolek) は以前こちらでSacrilege
http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2013/12/sacrilege-yeah-yeah-yeahs.html を取り上げたYeah, Yeah, Yeah のフロントウーマンです。
I think it's about "being in love".  When we love someone (and they love us back), the perspective from which we see the world around us often changes dramatically.  It feels as if there's no one else but you and your love in this world.  Or in other world, "we're a million miles away" as depicted in the lyrics.
The song is featured in an American film, "Her" (2013) starring  Joaquin Phoenix, Amy Adams, Rooney Mara, Olivia Wilde, and Scarlett Johansson.  The singer Karen O(rzolek) is the frontwoman of Yeah, Yeah, Yeah's and I posted their "Sacrilege" before. http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2013/12/sacrilege-yeah-yeah-yeahs.html
The Moon Song  (Karen O)
I'm lying on the moon
My dear, I'll be there soon
It's a quiet starry place
Times we're swallowed up
In space we're here a million miles away

There's things I wish I knew
There's no thing I keep from you
It's a dark and shiny place
But with you my dear
I'm safe and we're a million miles away

We're lying on the moon
It's a perfect afternoon
Your shadow follows me all day
Making sure I'm okay and
We're a million miles away

こうやって月の上に寝転んでる
ねえ,すぐにそこへ行くからね
ここは静かで星がキレイ
時間の中に埋もれたまま
遥か遠くの宇宙のはてに
今はこうして2人でいる

もっと前にわかってたら
そう思うこともあるけれど
隠してることはひとつもないよ
光の当たらない場所もあるけど
まぶしく輝いている場所もある
だけど一緒にいられれば
不安なんかなくなるから
遥か遠くの宇宙のはてに
こうして2人でいられるよ

こうやって月の上に寝転んでる
最高の昼下がり
あなたの影が一日ずっと
後ろからついてきて
ちゃんと自分を守っていてくれる
だから遥か遠くの宇宙のはてに
こうして2人でいられるよ

(余談)

この映画の監督Spike JonzeはKaren Oの元彼で,以前にも2009年に彼のWhere the Wild Things Are「かいじゅうたちのいるところ」でもサウンド・トラックを担当したそうです。2人がいつ別れたのかはわかりませんが,こうして見るとお互いに得難い存在であったことは間違いないところでしょう。

6 件のコメント:

  1. 今日のボン・ジョヴィには、かつて大変お世話になり、一言コメントすべきところか、とちょっと胸が痛むのですが、その前にこちらに。投稿されて以来、大変気に入って繰り返し聴いています。Karen Oというこの方の、なんというか歌心(?)がいいですね。ウクレレ(ですよね?)の音に”味”のある歌声で、趣味がすごくいいなあ、と思って聴きあきません。映像もすごく綺麗。映画や音楽などで泣いたりすることは、まず無い私ですが、1'56"あたりの主人公の人の悲しそうな表情を見ると、とてもつらい気持ちになります。映画も観てみたい。でも、私の住んでいるところでは上映されそうにない気がします。残念。

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    1. コメントありがとうございます。個人的には時間的余裕がなく,投稿以来この曲を聴く機会がないのですが,それでもメロディが頭に残っているのは,それが大変素晴らしいものである証拠かもしれません。お気に召してなによりです。

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  2. 初めまして!
    好きな歌です。取り上げていただきありがとうございます!
    映画もすごく良かったです。また見たいかも…
    一つ指摘させていただくと、紹介文のfrontwomanはバンドのボーカリストのことで広報担当メンバーという訳は不適切だと思います。
    フロントウーマンとそのままカタカナ表記で使われますのでこれでよろしいかと思います。
    yeah yeah yeahsは特に初期の作品が好きです。
    初期はよりロックでパンクな曲が多いですよね。
    カレン見たいな激しい曲も今回の曲の様な静かな曲も歌いこなせる幅のある歌手憧れます。

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    1. コメントありがとうございます。ご指摘の通り「フロントウーマン」にいたしましたのでご確認ください。
      ただWikipediaによれば「フロントマン(ウーマン)」とは,"The lead vocalist or lead vocal (or lead singer) is the member of a band who sings the main solo vocal portions of a song. The lead vocalist may also play one or more instruments, and is usually the "leader" of their group, often the spokesman in interviews and before the public. The lead vocalist is sometimes referred to as the frontman."とあります。
      お好きなアーティストなので許しがたいとお考えなのかもしれませんが,often the spokesman in interviews and before the publicとあるので「広報担当メンバー」と表現したからといって,直ちに「不適切」とのお叱りを受けるべきとも思われません。どうかその辺りをご理解くださいますようお願い申し上げます。

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    2. バンドのボーカリストが一般的に取材などに応じる広報の様な役割を担うのは確かですが、それを今回の様な形の紹介で広報担当と表現するのは一般的ではないと思います。
      普通バンドのフロントマン・ウーマンと言ったらまずボーカリストと言う意味になると思いますが、広報担当としてしまうとボーカリストという意味合いが訳になくなってしまうし(ボーカル担当だと言う部分が一番重要では?受け取り方によっては裏方メンバーみたいにも読み取れる?)、日本でバンドのメンバーの紹介する際も大体まずパートから入るので適してないのではとむしろ好意で指摘しただけで、好きなバンドだからで指摘した訳でもおこっている訳でもなくむしろ文章全体としては友好的な感じにしたつもりなのですが、指摘した部分だけを取ってそのような反応をされるとは思いませんでした。
      指摘されるのがお嫌ならそうブログの説明分に書けばよろしいんではないですか?

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    3. コメントありがとうございます。おそらく「不適切」という言葉に対する感じ方の違いが原因かと思われますが,ご気分を害されたのならお詫びいたします。以降は「フロントマン」「フロントウーマン」と表記いたします。

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