2014年8月18日月曜日

Break Free アリアナ・グランデ (Ariana Grande ft. Zedd)

いわゆる破局ソングのように思えます。第一連を見ればわかるように,歌詞の主人公は,最初こそ相手と付き合うつもりでしたし,実際にそうするのですが,次第に相手と付き合っていても良くないということがわかってきます。一緒にいてもトラブル続きだからです。
It sounds like a breakup song.  As you see in the first verse, the protagonist in the lyrics was meant to be together with the second person and and actually she was.  Later she started realizing the second person was not very good for her, being with him would end up causing much troubles to her.
Break Free (Ariana Grande ft. Zedd)
[Verse 1]
If you want it, take it
I should have said it before
Tried to hide it, fake it
I can't pretend anymore

[Pre-Chorus]
I only want to die alive
Never by the hands of a broken heart
I don't wanna hear you lie tonight
Now that I've become who I really are

[Chorus x2]
This is the part when I say I don’t want ya
I'm stronger than I've been before
This is the part when I break free
Cause I can't resist it no more

[Verse 2]
You were better, deeper
I was under your spell
Like a deadly fear I am, babe
On the highway to hell

[Pre-Chorus] + [Chorus x2]

[Bridge]
(No more, baby, oooh)
Thought of your body, I came alive
It was lethal, it was fatal
In my dreams it felt so right
But I woke up every time
Oh baby

[Chorus x2]

[Verse 1]
本当に欲しいものなら
自分で手にいれなくちゃって
もっと前に言えばよかった
本当の気持ちを隠そうとして
そうじゃないって
フリして来たけど
もうこれ以上どうしても
ウソつくなんてできないよ

[Pre-Chorus]
願いはただひとつだけ
人生を精一杯生きたいの
心の傷ついた人の言う通りに
生きてくなんてしたくない
今夜はウソはつかないで
こうしてやっと本当の
自分の姿になれたんだから

[Chorus x2]
こういうことよ
もう会いたくないってことは
前よりずっと強くなったの
こういうことよ
自由になるっていうことは
だってこれ以上は無理だから

[Verse 2]
昔はもっとステキだったし
中身のある人だと思ってた
まるで魔法にかかったみたいに
そんな風に思ってた
だけど不安で仕方ない
あのままじゃ
破滅するまで一直線に
進んでいってしまいそう

[Pre-Chorus] + [Chorus x2]

[Bridge]
(ベイビイ,もうこれでおしまいよ)
その体のことを考えると
元気だって出てくるけど
それじゃもう先はない
不幸な結果になるだけよ
確かに夢を見ている間は
それでいいって思えたけど
やっぱり最後は目が覚めるんだ

[Chorus x2]

(余談)

先日たまたまImgurという海外の画像投稿サイトで,摂食障害を克服して34㎏から50㎏程度まで体重を戻して障害を克服したという投稿を見たのですが,おらくそのせいで,この曲の歌詞が「摂食障害」と「セルフ・イメージ」について歌っているように思えて仕方ありません。

つまり主人公が鏡の中(あるいは心の中)の自分に語りかけているわけで,このままではいけないと頭ではわかっているのになかなかそれが止められない。それでもそこから「自由にならなければ (break free)」自分に未来はないと考え,必死に抜け出そうとするという内容です。

無論この文脈で解釈すれば,アルコールであれ,薬物であれ,ギャンブルであれ,いわゆる「依存」全般が当てはまるわけですが,そのなかでも私がこれを「摂食障害」と考えたのは,歌詞の中に「Thought of your body, I came alive, It was lethal, it was fatal」という箇所が登場するためです。ただそうはいうものの,この明るい曲調を考えれば,この解釈が正しい可能性は限りなく低いと思われます。

7 件のコメント:

  1. 毎日サイトを見ているものなのですが今回初めてコメントさせていただきます!コメントなんか書く柄じゃないんですが、曲の解説にビックリして書かずにはいられませんでしたw というのも最近私はその解説と全く同じ状況に陥っていました。それでこの曲を聴いて相手に別れを告げたんです。今ではすっかり自由です^_^ いきなりどうでもいい話をしてすいませんw

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    1. コメントありがとうございます。お話を伺うとなかなかにドラマティックな人生を送っておいでですが,現在は自由を満喫なさっているようでなによりです。どうか今後もよろしくお願いいたします。

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  2. いつも楽しく拝見しています。
    ありがとうございます。

    余談的な解釈であれば、"整形"についてではないでしょうか。
    「自分でしたかった訳でもないんだけどー」
    みたいな(笑)

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  3. あまり関係ありませんが余談を拝見して、そういえばArianaはペスクタリアン(フィッシュベジタリアン)だったなと思い出しました。
    Vestigeさんのおっしゃる様にこれが摂食障害や薬物などへの依存から脱却する歌だと考えると深みが増すような気がします。
    それと似たような発想(?)で私は、こちらでも取り上げられていたDemi LovatoのReally Don't Careを薬物依存から克服した心境を歌っているのだと何故か勝手に解釈し一人目を潤ませていました(笑)

    たった今気付きましたが、たしかDemi Lovatoこそ摂食障害&薬物依存を経験していた気が…

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  4. 摂食障害といえば私は、こちらでも紹介されていたDemi LovatoのReally Don't Careが摂食障害や薬物依存を克服する決意をする歌なのではないかと勝手に解釈しています。
    Demi自身がそういった経験を告白しているせいかも知れませんが、どうやら私はラヴソングをただのラヴソングとして素直に聞けない質のようです…
    辛い経験を告白したせいで何を歌っても同情の目で見られるのは、ご本人にすれば迷惑なのかもしれませんが、そうすることで私のように感動や癒しを得る人間もいるのだということはどうかご理解頂きたいと考えております^ ^

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    1. コメントありがとうございます。意図したのとは異なる文脈で曲が受け取られる場合があることは,Demi Lovatoほどのアーティストなら十分理解していると思われます。

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    2. 似たような内容を連投してしまってすみませんでした。
      一度投稿していたことをすっかり忘れていました。
      (しかもこちらのブログで取り上げられている別の曲の話ですね)

      Demiさんほど深刻なものではありませんが、
      私も似たような経験があり彼女の告白に励まされたため、つい必死にコメントしてしまいました。

      こちらのコメントについては返信などはお構いなく。
      失礼いたしましたm(_ _)m

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