2014年9月10日水曜日

The Way We Were バーブラ・ストライザンド (Barbra Streisand)

ある日目覚めるとこの曲が頭の中で流れていて,投稿を決めるまでそのまま延々と流れ続けました。しかもその後も,まるで忘れず投稿しろとでも言うように,事あるごとに頭の中に蘇って来ます。これって何かの呪いなんでしょうか?わかりませんが,仮にそうだとしたら一体誰が呪いをかけているのか?個人的には覚えがないんですけどねえ。
One day I woke up and found this tune stuck in my head.  It went on and on and on and never stopped until I decided to pick it up.  Even after that, the song recurred now and then as if it reminded me of posting it.  Was that a kind of curse of something?  I don't know but if it is, then whose?  I'm innocent, I guess.
The Way We Were  (Barbra Streisand)
Memories, light the corners of my mind
Misty watercolor memories of the way we were.
Scattered pictures of the smiles we left behind
smiles we gave to one another
for the way we were.
Can it be that it was all so simple then
or has time rewritten every line?
If we had the chance to do it all again
tell me would we? Could we?
Memories, may be beautiful and yet
what's too painful to remember
we simply choose to forget
So it's the laughter we remember
whenever we remember
the way we were.

記憶が蘇ると
心の片隅に灯がともる
まるで水彩画のような
輪郭のぼうっと霞んだ
あの頃の思い出
そこらじゅうに散らばった
写真の中では2人とも
あんなに笑顔を見せていたのに
今はもうそんなこともなくなった
あの頃はお互いに
ただそれだけで幸せで
微笑み合っていられるくらい
だけど本当になにもかも
そんなにシンプルなことだったの?
それとも時間が経つうちに
あの頃の思い出は
みんな書き直してしまったの?
もしもう一度やり直す
チャンスが今あったとしたら
教えてよ,その時はそうするの?
お互いまたやり直せるの?
あの頃の思い出は
キレイだけどそれだけじゃない
思い出すのも苦しくて
だからそれでお互いに
忘れてしまうことにした
だから楽しかったこと以外
今はもう思い出せない
あの頃の2人を思い出すたび

(余談)

これまでさんざん邦題について語ってきた私ですが,この曲の「追憶」という邦題は素晴らしい。原題のThe Way We Wereは直訳すれば「あの頃の2人」ですが,その表現から感じ取れるものを過不足なくしかも端的に表していて,タイトルの「追憶」という言葉を聞いただけで,過去の(おそらく楽しく)思い出を懐かしむという映画のストーリー(実際には見ていませんが)が浮かび上がってきます。今更私が言うまでもないことですが,歌詞も切なく美しい名曲です。

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