2015年1月6日火曜日

Calling You ジェヴェッタ・スティール (Jevetta Steele)

1987年に公開された「バグダッド・カフェ(Bagdad Cafe)」は,2人の女性が出会い友人になり砂漠の真ん中にあるカフェを経営するという内容ですが,この曲はその中で使われています。映画を観ていないので,歌詞に登場する相手や「赤ちゃん(the baby)」が誰を指すのかはわかりません。ところで,この映画は「映画・ドラマ・TV番組に関する世界最大のサイト」と銘打ったIMDBで「コメディ」「ドラマ」に分類されているにもかかわらず,この曲はかなり寂しく悲しい感じがします。
This is a track from the 1987 film Bagdad Cafe, in which two women come across and befriend each other to run a cafe in the middle of a desert.  I haven't seen the film yet.  I don't know who the second person and 'the baby' in the lyrics represent.  Although IMDB, "the world's most popular and authoritative source for movie, TV and celebrity content" classifies the film as comedy and drama, the song sounds pretty sad and lonely.
Calling You  (Jevetta Steele)
A desert road from Vegas to nowhere
some place better than where you're been
A coffee machine that needs some fixing
In a little cafe just around the bend

I am calling you
Can't you hear me
I am calling you

A hot dry wind blows right through me
The baby's crying and I can't sleep
But we both know a change is coming
coming closer, sweet release

I am calling you
Can't you hear me
I am calling you

I am calling you
Can't you hear me
I am calling you

A desert road from Vegas to nowhere
Some place better than where you've been
A coffee machine that needs some fixing
In a little cafe just around the bend

A hot dry wind blows right through me
The baby's crying and I can't sleep
But we both know a change is coming
coming closer, sweet release

I am calling you
can't you hear me
I am calling you

ヴェガスからの砂漠の道を
行く当てもなく彷徨ってる
今までいたところより
もっといい
マトモな場所に行きたくて
修理しなくちゃ使えない
壊れちゃってるコーヒー・マシンが
カーブ近くのカフェにある

こうやって
呼んでるんだよ
聞こえてるんでしょ?
大きな声で呼んでるの

熱気を帯びて乾いた風が
体の中を駆け抜ける
赤ちゃんの鳴き声で
どうしても眠れないけど
お互いにわかっているはずよ
もうすぐ何かが変わるって
すぐそこまで来てるから
そしたら本当に楽になれる

こうやって
呼んでるんだよ
聞こえてるんでしょ?
大きな声で呼んでるの

こうやって
呼んでるんだよ
聞こえてるんでしょ?
大きな声で呼んでるの

ヴェガスからの砂漠の道を
行く当てもなく彷徨ってる
今までいたところより
もっといい
マトモな場所に行きたくて
修理しなくちゃ使えない
壊れちゃってるコーヒー・マシンが
カーブ近くのカフェにある

熱気を帯びて乾いた風が
体の中を駆け抜ける
赤ちゃんの鳴き声で
どうしても眠れないけど
お互いにわかっているはずよ
もうすぐ何かが変わるって
すぐそこまで来てるから
そしたら本当に楽になれる

(余談)

この曲,かなり前にTVのコマーシャルで耳にしたような気がします。当時は意味などわからなかったため,やけに暗い曲という印象でしかなかったのですが,ネットでのレヴューなどを見る限り,曲から得る印象とは正反対の映画であるようです。

タイトルのCalling Youですが,私は最初これは「電話をかける」という意味だと思っていました。ただ主人公がCan't you hear me?と言っていることを考えれば,これは呼んでいるという意味だと考えるべきでしょうね。

4 件のコメント:

  1. はじめましてm(__)m
    この歌、大好きです!
    こちらの元々の歌や、Holly Coleによるカバーなどは知っていたのですが
    先日初めてJeff Buckleyのカバーを聴く機会がありました。
    これも超絶美しいカバーなので、もし未聴でしたらぜひ…!オススメです!

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  2. 申し訳ないけれど、恣意的な訳で、著作権侵害してまでこれって、ちょっとないんじゃない?

    callは、「電話してる」方が正しい。
    今のように携帯電話がある訳じゃないから、砂漠のカフェに寄る理由は電話くらいしかない。
    コーヒーを飲みたくても機械は壊れてるし。

    後半の "We" は、この歌の主人公と baby のことだと思います。
    泣いている子供と眠れない私がそれから解放されるわけです。
    砂漠の真ん中で行き詰まったシングルマザーが、子供を捨てるか、子供と心中するか、いずれにしろ明るくない未来を暗示しているわけです。

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  3. こんにちは。和訳サイトとしていつも頼りにさせてもらってます。
    この映画は大好きで何度も見ています。この曲も大好きで、ホリー・コールのカバーの方がヒットして一般的になっていますが、
    私は断然オリジナル派です。

    長らく映画の字幕でしか歌詞を見てなかったのですが、あらためて詞を追ってみると、
    静かで哀愁を帯びた曲調に、一筋の希望の光が差し込むような詞が乗っていて、
    映画の主題を見事に表現しているなあと感動しました。
    是非、映画を見てみて下さい。最初の半分くらいはいささか退屈に感じると思いますが、やがて奇妙で愛すべき登場人物たちの世界に引き込まれていくこと請け合いです。
    観賞後はきっと曲に対する印象が180度変わると思います。

    つい押し売りしてしまいすみません。
    これからも応援しています。

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    1. コメント並びに温かいお言葉ありがとうございます。アンノウンくん様からお勧めいただいたので近いうちに可能な限り時間を作って件の映画を見てみたいと思います。ありがとうございました。

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