"I've been running" the narrator of the song says. The line could be taken two ways: One is that he's been running (from something or somebody). The other is that he's been running (without a break), meaning working very hard. Considering the very last line "But now I think I'm able to carry on" and the fact that this was an anthem for the Civil Right Movements, now I think it refers to both ways.
A Change Is Gonna Come (Sam Cooke)
I was born by the river
In a little tent
And just like that river I've been running
Ever since
[Chorus]
It's been a long time coming
But I know a change is gonna come, oh yes it will
[Verse 2]
It's been too hard living
But I'm afraid to die
Cause I don't know what's up there
Beyond the sky
[Chorus]
[Verse 3]
I go to the movie
And I go downtown
Somebody keep telling me don't hang around
[Chorus]
[Verse 4]
Then I go to my brother
And I say brother help me please
But he winds up knockin' me
Back down on my knees
There been times when I thought I couldn't last for long
But now I think I'm able to carry on
[Chorus]
[Verse 1]
生まれたのは
あの川のほとりにあった
小さなテントの中だった
そして川と同じように
それ以来
同じところにいられずに
ずっと動き続けてる
[Chorus]
こうなるまでに
随分時間がかかったけれど
それでももうわかってる
これから何かが変わるって
きっといつか変わるって
[Verse 2]
生きるのも
すごく大変だったけど
だからって
死ぬのも怖くてイヤだった
だって何が起こってるのか
わからなかったから
あの空の向うでは
[Chorus]
[Verse 3]
映画にでかけたり
ダウンタウンに行ったりすると
誰かがうるさく言ってくる
ここらをうろちょろするなって
[Chorus]
[Verse 4]
それでアニキのところへ行って
助けてくれって頼んだけれど
最後には殴られて
地面に膝をつかされた
このままじゃ
長くは生きてられないなって
思った時もあったけど
やっと今
このまま進んで行けるって
そういう自信がついたんだ
[Chorus]
(補足)
この歌詞の中でとりわけ日本語にしにくかったのが「And just like that river I've been running
Ever since」の箇所でした。というのも,英語では人間が「逃げる」のも「走る」のも,そして川が「流れる」のも同じ「run」なのですが,日本語では事情が違うからです。
確かに,日本語の「走る」という動詞は人間が主語でも川が主語でも使えますが,それを使ってしまうと,代わりに英語の「run」が持っていた「逃げる」という意味が読み取り難くなってしまうため,人間が主語でも川が主語であっても違和感を感じさせず,その上「逃げる」「努力する」という意味もある程度感じ取れる訳語を選ぶ必要があります。
一応訳文では「それ以来,同じところにいられずに,ずっと動き続けてる」としていますが,今でももっといい訳語があるような気がしてなりません。
(余談)
Wikipediaによると,当初は別の曲のB面扱いだったこの曲ですが,1960年代の公民権運動のテーマ曲となったそうです。また2005年には音楽・出版業界の代表者により,Rolling Stone誌の名曲500選の12位に,ウェブマガジンのPitchfork Mediaの60年代の名曲200選の3位に選ばれています。
・・・Sam Cookeというアーティストのことも,この曲のことも知らなかった己の不明を恥じる昨今です。
いつも拝見してます。思わず初コメントいたします。
返信削除私は、Seal のカバーがほんっとーーーに大好きです。原曲より、好きかも。
絶対絶対お聴きになってください。
https://www.youtube.com/watch?v=rKV4UD0GQeE
やはりSam Cookeのオリジナルが一番かもしれませんが、John Boutteのバージョンもなかなかいいですよ:
返信削除https://www.youtube.com/watch?v=FKVujOctza4
俺は、アルグリーンの動画が最高だと感じちょります!
返信削除僕はLuther VandrossのCoverがお気に入りです♪
返信削除https://youtu.be/IqUM7OYPQIM
コメントに気づかずお返事を差し上げるのが洒落にならぬほど大幅に遅れてしまいましたことをまずはお詫びいたします。コメントありがとうございます。ddd様のおっしゃるLuther Vandrossのカヴァーもそうですが,ここにコメントをお寄せくださる皆様がそれぞれに「お気に入りのカヴァー」をお持ちであることからも,この曲がいかに名曲であるかがわかります。遅まきながらこの曲に出会えたことを感謝したいと思います。
削除僕はLuther Vandrossのcoverが好きです♪
返信削除https://youtu.be/IqUM7OYPQIM
ぼくは、Otis Redding を聴いて育ったので、オーティス推しです。
返信削除「run」は「流れる」でも良いように思っています。
流れる⇒流浪・放浪⇒逃散……のような日本語のイメージの流れで。
「流れ者」とか「バガボンド」とかの動きでしょうか。
それからずっと、俺も流れ続けてきたよ。河とおんなじだ。
コメントありがとうございます。なるほど「流れ者」というセンがありましたか。確かにそうすれば「逃げる」という意味も感じられますね。ご教示ありがとうございました。
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