2015年12月22日火曜日

She Used To Be Mine サラ・バレリス (Sara Bareilles)

Sara Bareillesは2007年のアメリカ映画Waitressをもとにした同名ミュージカルのためにこの曲を書いています。ミュージック・ヴィデオの中の曲を聞けばわかりますが,センチメンタル・バラードと呼ばれる切ない感じの曲に仕上がっていて,そのため曲を聞いて悲しい映画だと思ったのですが実際は違いました。Wikipediaのこの映画の項目には「コメディ・ドラマ」と書いてあります。
Sara Bareilles wrote the song for an upcoming musical "Waitress" based on an American film with the same title in 2007.  As you hear the tune in the music video, it's a sentimental ballad.  So listening to this song, I thought the original film was some kind of tragedy.  No, it's not.  The entry for the film on Wikipedia states the film is "comedy-drama".
She Used To Be Mine  (Sara Bareilles)
[Verse 1]
It's not simple to say
That most days I don't recognize me
That these shoes and this apron, that place and its patrons
Have taken more than I gave them
It's not easy to know
I'm not anything like I used be, although it's true
I was never attention's sweet center
I still remember that girl

[Chorus 1]
She's imperfect, but she tries
She is good, but she lies
She is hard on herself
She is broken and won't ask for help
She is messy, but she's kind
She is lonely most of the time
She is all of this mixed up and baked in a beautiful pie
She is gone, but she used to be mine

[Verse 2]
It's not what I asked for
Sometimes life just slips in through a back door
And carves out a person and makes you believe it's all true
And now I've got you
And you're not what I asked for
If I'm honest, I know I would give it all back
For a chance to start over and rewrite an ending or two
For the girl that I knew

[Chorus 2]
Who'll be reckless, just enough
Who'll get hurt, but who learns how to toughen up
When she's bruised and gets used by a man who can't love
And then she'll get stuck
And be scared of the life that's inside her
Growing stronger each day 'til it finally reminds her
To fight just a little, to bring back the fire in her eyes
That's been gone, but used to be mine
Used to be mine

[Refrain]
She is messy, but she's kind
She is lonely most of the time
She is all of this mixed up and baked in a beautiful pie
She is gone, but she used to be mine

[Verse 1]
こうだって
なかなか上手く言えないけれど
大抵どんな時だって
自分が前の自分とは
別人に思えるの
この靴もエプロンも
仕事をしてるあの場所も
馴染のお客さんだって
アタシのお蔭でいい目をみてる
そんな風に思えるの
すぐに気が付くことじゃないけど
もう昔の自分とは
別人になったんだ
認めるのは癪だけど
あの頃は周りから
気にしてなんて貰えなかった
今だってその頃の
自分のことを覚えてる

[Chorus 1]
マズいところもあるけれど
直そうとしてるんだ
基本は真面目なんだけど
ウソだってついちゃうの
自分にすごく厳しくて
ボロボロになったって
困ってるなんて言ったりしない
だらしないとこもあるけど
優しくて
いつもたいていひとりぼっちで
そんなこんなが合わさって
絶品のパイみたいな
今の自分が出来てるの

[Verse 2]
別に望んだわけじゃないけど
いつの間にか人生が
裏口からこっそりと
忍び込むようにやって来て
そのせいでそれなりの
姿になってしまうから
それが本当の自分だと
思ってしまうものだけど
もう今は
そうじゃないってわかったの
こうなりたかったわけじゃない
本当の気持ちを言っちゃえば
ひとつ残らず捨ててもいいの
人生を最初から
やり直せるよなチャンスがあって
こんな結末を
少しだけでも変えられるなら
あの本当の自分のために

[Chorus 2]
あの頃の自分なら
怖じ気づいたりしないはず
無理に我慢もしたりしない
痛い目に遭ったって
そのことをバネにして
もっと強くなっていく
人を大事にできないような
そんな男に殴られて
利用されてるんだから
ただそこでお手上げになる
お腹の中の子どものことを
考えてしまうから
だけど毎日すくすくと
育っていってる子どもを見ると
やっと気が付くことがある:
少しだけ抵抗したり
生きる力を取り戻したり
そんなことも忘れてたけど
昔はちゃんとできたんだって

[Refrain]
だらしないとこもあるけど
優しくて
いつもたいていひとりぼっちで
そんなこんなが合わさって
絶品のパイみたいな
今の自分が出来てるの
あの頃の
自分はもういないけど
あれも確かに自分だったの

(余談)

ある人からこの曲が素晴らしいからと勧められたのですが確かにその通りでした。特に感動したのが最初のコーラスです。

このミュージカルの主人公は,暴力的な夫の子どもを妊娠してしまったパイ名人のウェイトレスという設定ですが,そのことを含めて,この部分で主人公の人柄や性格が大変巧みに表現されています。とりわけ「そんなこんなが合わさって,絶品のパイみたいな今の自分が出来てるの(She is all of this mixed up and baked in a beautiful pie)」が絶妙です。

考えてみればアーティストも,作り出すものが「パイ」ではなく「音楽」というだけで「そんなこんなが合わさって,名作と言われるような今の自分が出来てるの(She is all of this mixed up and baked in a beautiful pie)」と言えなくもありません。「アーティスト不幸説」が持論の私ですが,この曲を聞いてより一層その思いを強くしました。

2 件のコメント:

  1. 今晩は!今嬉しくて感激してます(;o;)
    そしてこの投稿に気付くのが遅くなってしまってショックを受けてます(笑)
    Saraの歌たちには何度泣かされたことか…
    彼女の書く詞はユニークかつストレートで大好きなんです♪
    She is all of this~の部分は私もお気に入りのパートです(*^^*)

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    1. コメントありがとうございます。ここだけの話ですが私も件の箇所を聞いた時には「不測の事態」を招きかねない状態になってしまいました。いずれにせよつばさ様のお役に立ててなによりです。

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