Have you ever heard 'Pygmalion effect'? It's known as a phenomenon that the performance of a student in school is strongly affected by the expectation for them by their teachers. When the teacher expects the student a better performance, they actually do better. It's well known and tested effect but this song seems to contradict it.
Hero (Family of The Year)
Let me go
I don't wanna be your hero
I don't wanna be a big man
Just wanna fight with everyone else
Your masquerade
I don't wanna be a part of your parade
Everyone deserves a chance to
Walk with everyone else
[Verse]
While holding down
A job to keep my girl around
And maybe buy me some new strings
And her a night out on the weekends
[Verse 2]
And we can whisper things
Secrets from our American dreams
Baby needs some protection
But I'm a kid like everyone else
So let me go
I don't wanna be your hero
I don't wanna be a big man
I just wanna fight like everyone else
[Chorus]
もう放っておいてくれ
ヒーローなんてなりたくないし
周りに一目置かれるような
偉いヤツにも興味はないよ
その他大勢の一人になって
地味に頑張りたいだけだ
他人の仮装パーティーで
本当の自分を隠したり
その人のパレードに参加して
自慢の種にもなりたくないよ
誰だって
その他大勢の一人になって
地味に生きてくチャンスくらい
貰えたっていいはずだ
[Verse]
何か仕事に就いてれば
彼女だって逃げてかないし
ギターの弦くらいは買えて
週末の夜になったら
彼女を連れて飲みに出られる
[Verse 2]
そして一緒に小さな声で
つぶやいてみてもいい
2人だけのアメリカン・ドリームに
隠されたこととかを
かわいい彼女のことを
守ってやらなきゃならないことは
ちゃんとわかってるんだけど
他のみんなとおんなじで
今もまだコドモのままで
大人にはなれてない
だから放っておいてくれ
ヒーローなんてなりたくないし
周りに一目置かれるような
偉いヤツにも興味はないよ
その他大勢の一人になって
地味に頑張りたいだけだ
[Chorus]
(余談)
タイトルだけを見ていると「お前ならやれる,ヒーローになれる,だから決して諦めるな」系の曲,あるいは「この世の中の全員がみな誰かのヒーローだ,みんな誰もが素晴らしい」的な曲かと思いますが実は全く違います。
この曲の内容については,バンドのメンバーの一人がインタヴューで,これは周囲の人間の面倒を見てやりたいと思いながらも実際にはそうできない気持ちを歌ったものだと語っているようです。
仮にそうだとするとこの曲は,大切な人々からヒーローになるべく過剰に期待されながらも,自分では特別に変わったところのない平凡な人間でいたい,そしてそれで十分だと考えている人間を歌ったもののようです。
自分が他者といかに異なっているか,もっとはっきり言えば他者よりもいかに「優れて」いるかばかりが強調されがちなこの世界にあって,敢えて「その他大勢」であることを選ぶこの主人公を「負け犬」と呼ぶことは難しくありませんが,個人的にはその主人公に非常に身近なものを感じてしまいます。
それはともかく,この曲は映画「6才の僕が、大人になるまで。(Boyhood)」で使用されたものですが,この映画のコンセプトには度胆を抜かれました。「事実」の持つ圧倒的な迫力に,予告編を見ているだけでいてもたってもいられないほど切ない気持ちになります。
何か仕事に就いてれば
彼女だって逃げてかないし
ギターの弦くらいは買えて
週末の夜になったら
彼女を連れて飲みに出られる
[Verse 2]
そして一緒に小さな声で
つぶやいてみてもいい
2人だけのアメリカン・ドリームに
隠されたこととかを
かわいい彼女のことを
守ってやらなきゃならないことは
ちゃんとわかってるんだけど
他のみんなとおんなじで
今もまだコドモのままで
大人にはなれてない
だから放っておいてくれ
ヒーローなんてなりたくないし
周りに一目置かれるような
偉いヤツにも興味はないよ
その他大勢の一人になって
地味に頑張りたいだけだ
[Chorus]
(余談)
タイトルだけを見ていると「お前ならやれる,ヒーローになれる,だから決して諦めるな」系の曲,あるいは「この世の中の全員がみな誰かのヒーローだ,みんな誰もが素晴らしい」的な曲かと思いますが実は全く違います。
この曲の内容については,バンドのメンバーの一人がインタヴューで,これは周囲の人間の面倒を見てやりたいと思いながらも実際にはそうできない気持ちを歌ったものだと語っているようです。
仮にそうだとするとこの曲は,大切な人々からヒーローになるべく過剰に期待されながらも,自分では特別に変わったところのない平凡な人間でいたい,そしてそれで十分だと考えている人間を歌ったもののようです。
自分が他者といかに異なっているか,もっとはっきり言えば他者よりもいかに「優れて」いるかばかりが強調されがちなこの世界にあって,敢えて「その他大勢」であることを選ぶこの主人公を「負け犬」と呼ぶことは難しくありませんが,個人的にはその主人公に非常に身近なものを感じてしまいます。
それはともかく,この曲は映画「6才の僕が、大人になるまで。(Boyhood)」で使用されたものですが,この映画のコンセプトには度胆を抜かれました。「事実」の持つ圧倒的な迫力に,予告編を見ているだけでいてもたってもいられないほど切ない気持ちになります。
私もこの曲を聞くたび切なくなります。
返信削除でも常に胸の中にある宝物のような曲です。